安倍首相「強く実行促す」…北朝鮮の拉致再調査(読売新聞) - goo ニュース
安倍首相は30日午前、北朝鮮が日本人拉致被害者の全面的な再調査を約束したことについて、確実に実行するよう北朝鮮側に強く促していく考えを示した。
日本政府は、1年以内に調査結果を示すよう北朝鮮側に求める方針だ。
安倍首相は、首相官邸で記者団に対し、「固く閉ざされていた拉致被害者救出の交渉の扉を開くことが出来た」と今回の合意の成果を強調。その上で「北朝鮮が約束を実行するよう強く促していく」と述べた。菅官房長官も同日午前の記者会見で、「北朝鮮の調査は1年を超えることはない。長引かせるものではない」と語った。
北朝鮮は今後、国内の全ての機関を調査できる「特別調査委員会」を発足させ、6月中にも調査を開始する見通しだ。日本政府が29日発表した合意文書には、調査過程で日本人の生存者が発見されれば、「その状況を日本側に伝え、帰国させる」と明記された。
こうした点について、30日午前の閣議後の閣僚記者会見では、「取るべき行動について、文書の形で明確にお互いの意思を確認できた意義は大きい」(岸田外相)など評価する声が相次いだ。
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昨夕の安倍さんの「ぶら下がり会見」と官房長官の記者会見。
突然の事で多くの皆さんはビックリした事と思います。
一挙に、物事が進んだという事で喜びと共に
その反面、また北に騙されやしないかと危惧している方も多いでしょう。
言い方は悪いですが北朝鮮にとっては拉致被害者は日本を強請る為のカードのひとつ。
そんな大事なカードになり得る被害者の方々の居所を把握していないとは思えませんが
青山さん曰く、拉致した人数が多過ぎて、いい加減な管理をしているとか。
要するに、杜撰管理の為、拉致被害者の居場所が北朝鮮自身も把握していないとも。
私は重要なカードになる拉致被害者の居場所は殆ど全て北朝鮮は把握していると思います。
北朝鮮がカードにならないと判断した少数の被害者はもしかしたら行方不明状態かもわかりませんが・・・・。
ですから、今回の「調査」は茶番ではありますが、今までの経緯から北朝鮮の主張を信じた振りをし
段階を踏み、全被害者の居所を突き止める事に全力を挙げるよう北朝鮮に望みます。
とはいえ、今回の「再調査」について、日本政府はくれぐれも北朝鮮に騙されないよう
そして確信が無い限り軽々に制裁を解除する事が無いようにと思います。
勿論、制裁解除するのは日本独自の制裁なのは言うまでもありませんが・・・・。
中途半端な解決は望んでいません。
拉致被害者全員が日本の地を踏むまで、解決ではありません。
くれぐれも騙される事の無いよう、願いたいものです。
相手は前近代的、残虐な独裁国家です。
その事を念頭に、慎重に判断してもらいたいです。
1年以内に全員が戻って来られる様願い、北朝鮮との交渉を見守りたいです。