防衛省は15日、中国海軍の艦艇が鹿児島県の口永良部島周辺の領海に入ったと発表した。中国艦はすでに領海を出ている。政府は警戒監視と情報収集を進めるとともに、中国の意図の分析を急いでいる。
防衛省によると、15日午前3時30分ごろ、中国海軍のドンディアオ級情報収集艦1隻が、口永良部島西方の領海を南東に進むのを海上自衛隊のP3C哨戒機が確認。午前5時ごろ、鹿児島県の屋久島(鹿児島県)南方から領海を出た。
*******************************************************************
初めて中国軍艦が接続水域に侵入したのが今月9日でした。
あれから1週間も経っていないのに今度は領海侵犯です。
※領海侵入と弱めに報道です。私も今まで公船でしたから侵入としてきましたが、軍艦です。いわば確信犯ですから侵犯と表現します。
9日の中国軍艦の接続水域侵入では、日本政府は未明の時間でも大使を呼びつけ抗議しました。
あらゆるチャンネルを使い抗議しました。
しかし、その結果がこれです。
前回は久場島周辺で、沖縄本島により近い島でしたが
今回は口永良部島ですから屋久島のすぐ北西で、鹿児島県。
今回は1時間半も領海侵犯しています。
今回も軍艦です。
公船とは位置づけが全く違います。
それも接続水域ではなく領海ですから深刻です。
前回は政府が強く抗議しましたが、自衛隊はどのような動きをしたのでしょう。
今回は確認したとはありますが、その後何をしたか報道ではわかりません。
いつもそうですが、彼らは日本の動きを観察し、そして次の手を考えている筈です。
ただのちょっかいを出しているだけではないのです。
そうやって、ジリジリ攻めてくるのです。
こんな事では、気付いた時には尖閣上陸となっているかもしれません。
軍艦に気を取られている隙に漁船を近づかせ、上陸させる事もあるでしょう。
鹿児島県の方におびき寄せて?尖閣に上陸とかも考えられます。
今回、何もせず、自衛隊機が追跡しただけなら、問題です。
前回、何らかの排除する行動を見せつけるべきでした。(実際どうだったか不明ですが)
それをしなかったから、今回の領海侵犯につながったとも考えられます。
もう抗議だけでは限界があります。
勿論、対話など論外です。
中国は尖閣を自国領だと主張しているのですから後には引かないでしょう。
こんな時どうしたらよいのか・・・・。
こうなる前に自衛隊など常駐させるべきだった、と言っても後の祭りです。
上陸奪還作戦を日米合同でしましたが、抑止力にもならないし
上陸されてからでは遅い、そう思います。
奪還作戦では武力を伴います。
あまりにもリスクが大き過ぎます。
とはいうものの、私は一般人で軍事の事など全くの素人、
今後、穏便に解決できる方法があれば知りたいものです。
いま政治は舛添問題で引っ掻き回されていますが、
あれも外交問題も絡んでいると思われます。
経済も大事ですが、外交、特に防衛についてもっと考えるべきではないでしょうか。
安全保障関連法を廃案にすべきだと野党連合は主張していますが
この中国の動きも見てもそう言い張るのでしょうか。
「安倍暴動を止めよう」等と野党連合は言っているようですが
民進党主導どころか、共産主義主導の主張は危険です。
中国の暴挙を見ても、このような平和ボケを言っている議員達。
こんな政党に我が物顔をさせては堪りません。
中国の姿勢を見ても、まだ安保関連法廃案と言うなら、
もう野党4党を壊滅状態にしないと、この国は滅亡へまっしぐら。
煽るわけではありませんが、中国自治区になってもいいのでしょうか。
(翁長知事の姿勢を見るとまずは沖縄が自治区になる可能性も考えられます)
これでも安保関連法を廃案にすべきなのか、
そして共産党と手を組んで参院選に臨むのか民進党に問いたいです。
そう、代表の岡田克也氏に問いたいですね。(もう後には引けない状態みたいですが)
※追記 産経新聞によると今回海上警備行動を発令しなかったとのことです。
ご訪問ありがとうございます。クリックして応援お願いします。
にほんブログ村