気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

斎藤氏の勝因は? 演説中のワードをデータ分析

2024-11-21 14:45:24 | つぶやき

兵庫県知事選ではマスコミの予想を裏切る結果でしたが、

演説会場に集まる熱気を見ればまさかの事が起こりそうだと思った筈です。

聴衆の多くは40代50代の女性だったとテレビは分析し、

斎藤氏本人は特に何もしていない、ような事を言っていました。

勝手連的な、草の根運動の様な。

SNS助太刀で広がった斎藤氏演説をデータ分析 語ったのは「改革」「若者」「学校」…

SNS助太刀で広がった斎藤氏演説をデータ分析 語ったのは「改革」「若者」「学校」…

17日投開票の兵庫県知事選で再選された斎藤元彦氏。投票率の大幅上昇にも助けられ、結果的には前回選挙を大きく上回る票数を得た。選挙期間中の斎藤氏の発言を言葉の出現頻...

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記事のバック画像は選挙期間中の斎藤元彦知事の演説を元にしたワードクラウド※名詞を抽出、上位40語

記事の最後に、次のように締めくくっています。

斎藤氏本人だけでなく、政治団体「NHKから国民を守る党」党首、立花孝志氏やボランティアが、写真や演説動画、「#さいとう元知事がんばれ」といったハッシュタグの拡散に貢献した。

斎藤氏も当選翌日の会見で「草の根的にSNSでいろんな人が私の政策を整理して、動画発信したり拡散したりしてくれたことは斎藤県政を理解してもらう中ですごく重要だった」と振り返っている。

SNSの正と負の側面を象徴するような今回の選挙戦。その負の側面は各方面への誹謗中傷としても表れた。18日には県議会調査特別委員会(百条委員会)の委員も務めた県議が「一身上の都合」を理由に辞職した。同日の百条委後の会見で出席した委員は「家族も追い込むほどのネットの暴力があった」と指摘している。

 

街頭演説に集まった聴衆がそれぞれスマホで演説を写していた場面で

石丸伸二さんが演説で「どんどん映してください、そしてドンドン拡散してください」と言っていたのを思い出します。

 

悪い面も良い面もあの都知事選や都議補選での選挙活動が時代の変化なのでしょう。

とはいえ、石丸氏には選挙仕掛人がいましたし、今回の斎藤さんにもそれらしき人物が活躍したようです。

折田楓さん。

斎藤氏を当選させる為に、戦略的に事細かに計画を立てていた事がわかります。

Xで度々見かけた#斎藤さんがんばれの応援投稿。

これを仕掛けたのも折田楓さんだったようです。

他にも様々な戦略を考え、それが功を成し、斎藤氏の勝利に導いたのです。

兵庫県知事選挙における戦略的広報:「#さいとう元知事がんばれ」を「#さいとう元彦知事がんばれ」に|折田 楓

兵庫県知事選挙における戦略的広報:「#さいとう元知事がんばれ」を「#さいとう元彦知事がんばれ」に|折田 楓

はじめに 2024年11月17日、兵庫県知事選挙にて、斎藤元彦さんの当選が決まりました。心よりお祝い申し上げます。前代未聞の歴史的な選挙が無事に終わった今、「SNS」という...

note(ノート)

 

さて、斎藤さんが見事再選を果たして、これで終わりではありません。

一部では「斎藤さんが勝った、民意が示された、だから百条委員会は不要だ」

そんな声も聞きますが、真相解明の為にも百条委員会、第三者委員会や内部告発部は検証を続け、

そして結果を出してもらいたいです。

 

「斎藤さんは悪くない、悪いのは怪文書をばらまいた元県民局長だ」との声や、

「怪文書に不倫や不同意性交の事を書いていたから、百条委員会で暴露される事を嫌がり自死した」

「悪いのは元局長だ」と。

 

しかし真相は不明です。

告発文はただの噂話かもわかりません。捏造かもわかりません。

そして公用パソコンに不倫話など不適切な情報を保存していたのかもわかりません。

いいえ、その可能性が高いです。何しろ百条委員会でパソコン内を全て公表すると言われ、

それを苦にして自死したと思うのが普通でしょう。

「死をもって抗議する」と自死したのですから。

 

とは言え、百条委員会で厳しく追及していた議長や議員を批判する投稿が沸き上がっています。

それは再選後も続いています。

 

しかし百条委員会での追及と、Xでの書き込みの批判は違います。 

偽証罪が適用される百条委員会と、ほぼ自由な事を書いても許されるSNSです。

真実を知る為に厳しく追及する事は余程の事がない限り許されると思います。

 

怪文書だったのか告発文だったのかは調べてからです。

その前に、感情的になり副知事に犯人捜しを命じたのは誤りです。

告発された本人以外の人、それも本人から距離を置いている部署が調べ、

その結果元局長が悪いと分かれば、その時点で罰したらいいのです。

元局長が発信源だと分かっても懲戒処分にするのも慎重にするべきでした。

この事について片山元鳥取知事がテレビ番組で指摘しています。

 

また橋下氏も同様の事を発言しています。

 

この2人の意見に賛同しますが、案の定斎藤支持派の多くの人が批判のポストを書き込んでいます。

悪と善。

ゼロと100。

極端すぎです。

 

真実は何かを知りたい。

斎藤さんの最初の対応は良かったのか今でも疑問ですし、

最初から第三者に調べされていればそれで済みますし、

変に記者会見で元局長をこき下ろす事もないし、正当な理由で処分する必要があればそれでいいのです。

ただ当事者である元県民局長の証言が永遠に得られない事が非常に残念です。

 

就職したての頃、先輩から言われた言葉を今でも覚えています。

ひとりで決めるな。

迷ったら誰かに相談しろ。

問題を一人で抱え込むな。

とにかく誰かと共有すれば自分一人の責任を回避できる、と。

 

ただ斎藤さんの相談相手は牛タンクラブと揶揄されるイエスマンだったのでしょう。

斎藤氏の周りは副知事を含め、知事を持ち上げ、その恩恵に与る県職員たち。

01記者発表050322(HP用)

これでは正常の判断は出来なかったのではと思います。

 

選挙で再選された斎藤さん。

今回の経験を糧に、そして謙虚になり県政を進めてもらいたいです。

 

 


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