気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

「当初していたのは外部通報をした“犯人捜し”」兵庫県・斎藤知事“パワハラ疑惑”  元幹部職員の告発は本当に“公益通報”の対象外なのか?

2024-11-20 23:47:52 | つぶやき

斎藤元彦氏は多くの人の予想を裏切り、再選をしました。

この事について乱暴な言い方をすれば、保守層が喜び、左翼が批判していると感じます。

特に最後までトップ争いをした稲村前尼崎市長が極左翼とも言われているので余計です。

応援していた候補が落選すれば、そりゃあ悔しいですし、相手候補を罵りたくなるのも無理ないでしょう。

とはいえ、私は未だモヤモヤしています。

一応保守であり、左翼は嫌いな私ですから斎藤さん当選を諸手で喜ぶべきなのでしょうが、

ところがどっこい? 喜べないのです。

あの告発文書の扱いにどうも納得いかないのです。

そして斎藤派と反斎藤で真っ二つに兵庫県のみならず、全国的に? 二つに分かれています。

 

特におねだりやパワハラについて告発したあの文書です。

全てがデマであり、斎藤知事を引きずり落とす為の物だったとは思えないのです。

こんな事を言ったら、お前も往生際が悪い、と言われそうですが。

というか疑り深いというか天邪鬼というか。。。

 

wikiでも調べました。

やっぱり情報量が多過ぎて消化しきれません。

告発者も知事も大なり小なり保身の為に誤魔化したり、有耶無耶にしたり、嘘を付いたりはありませんか?

今現在はあの告発文書は嘘だった、デマでありただの噂を書き留めただけで、

居酒屋での話のようなものだった? そんな感じになっています。

 

wikiを辿ると、9月の「ミヤネ屋」で告発文書を副知事が調べ上げ、

その問題点を亀井弁護士が述べていたようです。

ミヤネ屋は例の旧統一教会問題で信用できないというか嫌いになったんですが、

それでも事実が知りたいと見てみました。

情報ライブ ミヤネ屋|記事|読売テレビ

情報ライブ ミヤネ屋|記事|読売テレビ

【独自解説】片山前副知事の元幹部職員への聞き取り調査はまるで“手慣れた捜査” 盗聴まがいの手法も、法律違反認識していなかったのか?疑惑を持たれた側が犯人捜しをする異...

情報ライブ ミヤネ屋|読売テレビ

 

斎藤知事から西播磨県民局長が報道機関等に送られた告発文書について調べろと指示された片山副知事。

それは刑事が犯罪者を突き止め容疑者に白状を迫る様なやり方だったようです。

聞き取り調査は3班体制

調査は2024年3月25日、元幹部職員というのは告発後に自死した西播磨県民局長です。

他にはAさん、Bさんの3人同時に事情聴取をするつもりが不在等で時間がズレたり実施できなかったり。

お互い連絡を取り合う事がないように同時進行で取り調べをしようと思ったようです。

片山副知事はまるで捜査2課の刑事の様です。

その時元県民局長に対して「60歳で退職届提出の受理保留」「3月31日付の退職金の支給なし」

「予定されていた人事異動は後日改めて内示」「当日の会議への欠席指示」と言い渡したのです。

 

またその時の副知事と県民局長のやり取りは・・

●片山前副知事
「1年間の全部の記録、今全部チェックさせとんねん。やり取りしとるの出とるやないか。どういうこっちゃ。文句あってやっとったんか。そやけど、こんな文書が存在するんやったら、作ってないって言うんか」

●元県民局長 「知りません」

●片山前副知事
「ないこと・あることな、まぁ、ないことのほうが多いけどな、推測的なこともあるかもしれへんけど、一切知らんて、最後まで言うんか?」

●元県民局長
「たしかに、これは情報をね、集めてというのはしましたけど、やるにしたって、そら辞めてからにしまっせ」

●片山前副知事
「明らかに、言うたら悪いけど、知られてないことも書いてあるしな、ウワサかどうか知らんけどな」

●元県民局長
「いや、結構あちこちウワサになってたけどなぁ」

 

告発文への関与を否定する元幹部職員に対し―。

●片山前副知事
「山ほど資料出てきたで、お前のとこから分厚いのがようけ。1年間のやつ。悪いけど、見させてもろたけど」

●元県民局長
「いや、僕は、そやから、それを何かして対外的に出すなんてことは、一切していませんから」

註:画像の「元幹部職員」は「元県民局長」の事

 

このやり取りをなぜ今書き出したかというと、

告発文書は「噂話だった」だから公益通報に当たらないとの大多数の意見です。

しかし元県民局長はこの時点では告発文書は自分が書いたのではないと否定しています。

否定したからには「いや、あっちこっちで噂になっていたけどなあ」としか言えなかったのではと。

他にも片山副知事のやり方のおかしなところが次々出ています。

そして亀井弁護士はこのやり方を非難しています。

私は亀井氏の意見に成程と納得します。でもそうでない人が大多数なんですよね。

 

斎藤さんが再選され、テレビは信用できない、やっぱりネットの方が正しいとの意見が増え、

デマを広めた代表番組がミヤネ屋であり、斎藤知事の犯人捜しを批判している亀井弁護士が批判されています。

同時に公益通報について斎藤知事を批判した弁護士たちも批判されています。

 

その一人の奥山俊宏さん。

かなり厳しい口調で斎藤知事を批判していましたが、告発者の妹がXをフォローしていたから知合いに違いない。

身内だから渡瀬県民局長を擁護するんだろう、とXを賑わしていましたが、これらについて奥山氏は否定しています。

 

とにかく斎藤知事を批判すれば斎藤知事擁護者たちは猛攻撃です。

もっと冷静になるべきです。

そして百条委員会、第三者委員会、そして内部通報窓口は公平な判断をしてもらいたいです。

斎藤さんが再選されましたが、まだまだ混乱が続きそうです。

 

ところで皆さんは牛タンクラブの事を覚えていますか。

斎藤元彦氏、片山安孝氏(前副知事)井ノ本知明氏、原田剛治氏、小橋浩一氏、

被災地支援で宮城に派遣された時に知り合った人たちですが、

県の昨年度の人事をみると、例の牛タンクラブの面々が重要ポストに就いています。

01記者発表050322(HP用)

 

県民局長を退職延期と3か月停職の懲戒処分にしたのは小橋総務部長の判断だったのでしょうか。

井ノ本氏は総務部次長だったようですし。

また、元県民局長と告発文書作成に関わったと噂されていた女性は産業労働部次長です。

噂では県民局長と不適切な関係だったとも言われていますが、実際のところ分かりません。

その方は懲戒処分されそうになっていましたが、自己都合で退職したようです。

兵庫県知事への批判文書、作成関与疑いの女性職員「懲戒に該当せず」 自己都合退職を認める|社会|神戸新聞NEXT

 

世間ではテレビを信じ、斎藤氏を非難する人を情弱と見下し、

ネット情報を知っている人は斎藤氏を応援し、有能だとの考えが広まっていますが、

これもおかしな事だと思います。

ではいわゆるネット民はこの問題の本質がわかっているのでしょうか。

告発文書について十分理解しているのでしょうか。

ただ何となく、自分たちは偉い、斎藤さんを応援しようと短絡的な考えではないのでしょうか。

 

なんか偏った情報で一斉にあっちへ行ったりこっちへ行ったり。

それこそ印象操作に右往左往している様に思ってしまうのです。

余りにも斎藤さん支持者が増えたのは真実が広まっただけではないと思います。

むしろ大衆心理で動いている人も多いのではと。

 

一連の問題を乗り越え、再出発の斉藤さん。

民意ですから今回の経験を糧により良い兵庫にしてもらいたいですが、

本当に手放しで斎藤さんを称えられるのか、そして今まで勘違いして悪かったと謝れるのか。

ひねくれ者の私は何か引っかかるものがあります。

なんか素直になれないのです。

これは時間が解決してくれるのでしょうか。

年末から来年3月までに百条委員会や第三者委員会が結論付けてくれると期待したいです。

そしてその時は素直に斎藤さんに託そうと思えるようになりたいです。

 

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