【ぼくらの国会・第545回】ニュースの尻尾「LGBT法 反日と直結」
「ニュースの尻尾」504回目は、令和5年6月16日に行われた参議院本会議「LGBT法案」採決での青山議員の退席の真意とそれに対する自由民主党の対処について、参議院本会議の様子と共にお話ししております。
出演:青山繁晴(参議院議員)
三浦麻未(青山繁晴事務所 公設第一秘書)
🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃🍃
LGBT法案成立について青山繁晴参議院議員の解説です。
まずは党議拘束について。
アメリカにはない。
ではイギリスは?
保守党では党議拘束はあるが労働党は。。。。
よく分からないが見た事がない。という事は今までなかったという事ですよね。
因みにwikiによると
イギリスの上院には党議拘束があるが、下院は党議拘束は少ないとあります。
しかし政党ごとに党議拘束の有無や軽重についての記載はありませんが、党議拘束は3段階あり、
結構厳しく対処している印象があります。
で、今回のLGBT法案の決議で露わになった党議拘束の是非。
政党に属している以上、必要なのはわかりますが、今回の様に拙速に決めたり、
ましてや反対の方が多いのに執行部一任となり結局は賛成の方針に決めた自民党。
こんな経緯があるのに党議拘束ですから、何らかの歯止めと言うか基準が必要だと思います。
そう言えば、決議の前に「今回は党議拘束をかけるかどうか」との報道もありましたが、
この発言からも分かる通り、全てに党議拘束をかける訳ではなさそうです。
しかしシェイシェイ茂木は党議拘束は当然だとの考えでしたね。
党として何が何でもこの法案を通したいとの強い意思がある場合は党議拘束をかけるのでしょう。
あの小泉政権での「郵政民営化」。
あの時の党議拘束は厳しく、あからさまでした。
党の指示に従わなかった全ての議員には選挙の時に刺客と呼ばれる落下傘候補が党から送り込まれ
何が何でも落選させるとの自民党本部の意思が示され、今から思えば露骨でした。
また動画でも述べておられる様にアイヌ新法制定の時に青山さんは賛成されました。
それまで反対していたのに賛成でネット上では青山さんを批判する人もいました。
あの時も党議拘束が掛けられていたのですね。
この事について当時、「虎ノ門ニュース」で説明されていました。
「アイヌ新法」について 2/2
— 閑道人 (@risingsinot) April 22, 2019
2019/4/22(月) #青山繁晴×居島一平
【DHC】【虎ノ門ニュース】 pic.twitter.com/bYIFIfZppt
LGBT法案は閣法ではなく、議員立法だった為に各議員に働きかけたが、やはり選挙が大事。
国民の利益、国益よりも議員個人の利益、つまり私益を優先させる議員が殆どだという事です。
綺麗ごとかもわかりませんが、国会議員なら落選の憂き目に遭い無職になろうがやはり国益を考えて行動してもらいたいです。
また党の推薦が無ければ当選が危うい人、
支持団体の支援が無ければ当選が危うい人、
公明党、すなわち創価学会の支援が無ければ当選が危うい人も。
そんな人は議員よりも別の仕事を探して欲しいです。
そうはいうものの、生活が懸かっているのは議員も一般人も同じですが・・・・。
話が代わりますが、最近理解不能な殺人事件や残虐な事件があったり、
殺人とまで行かなくても理不尽な事件も多いです。
やはり学校教育、家庭教育のどこかが間違っているのではと思うのです。
命の尊さ、道徳観に倫理観。
そして国を愛する気持ち、愛国心を育む教育が足らないのではと。
簡単に殺人を犯す人。
自衛官候補生による銃撃事件に長野県中野市の高齢女性刺殺と警察官銃殺事件。
更には安倍元首相殺人事件では被告を擁護したり、
殺人事件を「でかした」と喜ぶ漫画家もいました。
何か現実と虚構との区別がつかないいい歳の大人もいる事に驚きと遣る瀬無さも。
本当に命の軽さと、奪う事を躊躇わない感覚。
関係がないと思われがちですが、やはり「愛国心」が足らない事も問題なのではと。
それはウクライナ戦争にも通じる何かもあると思うのです。
そしてそれが社会的体力的にも弱い立場の女性や子供を社会全体で守る事にも通じるのです。
LGBTの人達が生き辛い世の中にならないようにするのは分かりますが、
それがひいては逆差別になる様では法律を作る意味がありません。
最後に世耕弘成参院幹事長からの厳重注意については立場上仕方がなかったとも思います。
やはり党としてけじめが必要でしょうし、処分を言い渡すのは参院幹事長になるでしょうから。
ただ党議拘束の話が出る前に何とかならなかったのかと残念な気持ちもあります。
特に議員には女性もいますし、子供さんがいる人、娘さんや奥さんがいる人も多数です。
そう考えると自分自身や家族が危険に曝されるような法律制定に手を貸す様な事があっていいのか、
それが許されるのかと思ってしまいます。
一連の自民党の行動が支持率に響き、更には選挙にも影響を及ぼすのは必須です。
だからこそ、岸田さんは解散総選挙を回避したのでしょう。
というか解散をチラつかせて反対させないように仕向けた岸田さんを汚い、というか腹黒いと思ってしまいます。
それにしても、『自由と民主主義』を掲げる党が、
『党議拘束』をするというのは、おかしいですね。
いったいいつから、そんなルールになったんでしょうか。
もともと自由民主党というのは、
本来は、もっとおおらかな、自由なクラブと言った団体だったはずなんですが???、、、、、
LGBT法というのは、本当に、おかしな法律を拙速に作ってしまったと、思いますよ。
でも、これは、ぼくの勝手な憶測ですが、、、、、
あの法律は、いづれは『空文化』すると思いますね。
党議拘束は十分議論した上なら党としての方針として有りかな、と思いますが今回の党内議論の時間は少なく、それも反対意見も多いのに党議拘束をかけたのが問題だと思います。
とはいえ青山さん曰く、世耕さんから厳重注意は形だけだったような言いぶりでした。
せめて欧米での反LGBT法の動きを参考にして欲しかったです。
近い将来、櫻井さんが仰るように空文化する事を期待したいです。