東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出を早ければ24日に始めると政府が決めたことを受け、青森県漁業協同組合連合会の二木春美会長が22日、青森市内で会見した。二木会長は「今後数十年の長期にわたろうとも全責任をもって対応する」とした岸田文雄首相の約束について、「確実に履行していくことを強く求める」とする声明を出した。

 声明では放出について、国際原子力機関(IAEA)が「国際的な安全基準に合致」とする報告書を出したことを踏まえ、「科学的な安全性への理解は深まってきたことも事実」と指摘。一方で、「だからといって風評被害がなくなるわけではない」とした。

 会見で二木会長は「放出は今でも反対だが、政府が決めてしまえばいくら反対しても太刀打ちできない」と複雑な胸中を明らかにした。そのうえで「もし価格が下がったり、輸出が難しくなったりした場合は国に補償を求めていく」と述べた。(土肥修一)

明日から始まる福島原発処理水の海洋放出。

ALPSで処理され科学的にも安全だと証明されています。

それを未だに危険だと批判しているのは中国と香港、あとロシアぐらいです。

特に中国は処理水を汚染水と言って、如何にも汚い水だと印象付けています。

中国人は科学的思考が出来ないのかと思ってしまいます。

そんなに危険だと言うなら自国の原発から垂れ流しているトリチウムは安全だと言うつもりなのか。

福島の原発のトリチウムは危険で中国のトリチウムは安全とでも言いたいのか、そう言いたいです。

 

福島の復興の為、避けては通れない原発の廃炉作業。

そして増え続ける処理水。

もう保管場所は殆どないと言われています。

ですから何としても早急に処理水をどうにかしないといけないのです。

ALPSのお陰で放射性物質は安全なところまで処理されています。

海外の原発からも基準値以下にされた処理水が放出されています。

更にはトリチウムに限っては中国や韓国からは福島よりも多い量が海に流され、

欧州では桁違いのトリチウムが流されています。

にもかかわらず、日本を批判する中国。

その目的は何かをよく考えるべきでしょう。

何でも日本を批判したいのです。

日本を悪者にして中国を優位に保ちたいのです。

 

日本人なら福島の復興を望むべきです。

それを何だかんだと海洋放出を批判すると、それが風評になるのがわからないのでしょうか。

漁業関係者も風評被害を恐れると言いながら、自分たちで風評を作り出しているかもわかりません。

また与党を批判する左翼野党も、マスコミも自分たちの言動がそのまま風評になると考えて欲しいです。

 

中には今まで中国との取引で、かなりの高額で売買していた漁業者もいるでしょう。

その為に、中国への輸出が途切れると困ると嘆く漁業者もいます。

しかし今一度、その価格は妥当だったか振り返って欲しいです。

特に相手は中国です。

独裁国家です。

中国が台湾にパイナップルの禁輸をした事を思い出して欲しいです。

また最近マンゴーの取引を停止したとも聞きます。

中国とはそういう国なのです。

科学的、論理的な思考をしない国です。

ただ単に気に入らなければ平気で輸入停止や観光客停止をする国です。

そんな国と今まで取引をしてきて、膨大な儲けを得たかもわかりません。

しかしその価格は妥当だったのか、値段が吊り上げられた結果、日本人への供給が減り、

高額になりすぎて一般人の口に入らなくならなかったのか、

そしてそれでいいのか、と考えて欲しいです。

 

とにかく日本人自ら日本の産業を衰退するような事をしていないのか。

自分たちで風評被害を生み出していないのか。

そんな事を考えて欲しいです。

 

科学的に考えても処理水の海洋排出は妥当な選択です。

それでも漁業者が政府の説明に納得いかないと言うのは

もしかして補償金を吊り上げる為では?と疑いたくなります。

こんな事を言うと、当事者の方々がお怒りになるかもわかりせん。

しかし処理水海洋放出に反対する事は結果として、

自分たちから風評被害を招く事になり兼ねません。

その事をよく考えて建設的に考えてもらいたいです。

それは政治家も同じです。

そして影響力の大きいマスコミも同じです。

政府批判が風評被害を助長させる結果になる事を理解してもらいたいです。