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崖っぷち人生を送るT-REXの釣りブログ

アルコナイトガイドって!?

2015年09月07日 02時46分08秒 | ロッド・リール
 以前記した『タトゥーラ711MHXB』のインプレで少し触れたが、こいつに採用されているガイドはFUJIのUS仕様のアルコナイトガイドってガイドなわけだが、今まで聞いたこともなく全く得体の知れないものであったがほんの少しだけどんなものか調べてみた。

 まぁ大雑把に言うとSicとハードロイの中間のガイドであり、アメリカでは高級機種にも使われている一番ポピュラーなガイドであるらしい。って、あまり意識していなかったからわからなかったけど以前使っていたセントクロイでも採用されているとのことで、実は使っていたりした(笑)

以前はガイドといえばSic以外は考えられなかったが、最近日本でも出回り始めたアルコナイトで十分なんじゃないかと思い始めた。

 Sicは『硬度』、『放熱性』、『比重』、『素材強度』共に一番優れた性能を持っていることは間違いない。ただしあくまで数値上比較した場合であって、実際の釣りにおいてその違いがわかる釣り人が果たしてどれだけいるのか?って話ですよ。釣り歴35年以上で釣具の販売もしてきた自分クラスにもなるとその違いなぞすぐにわか・・・・・りませんですた(^_^;)当然違いのわかる人ならわかるんでしょうが、自分のように釣行回数も少なく、それ程釣具にこだわりがない自分には全くその差がわかりませんですた!(笑)

 『硬度』がそれ程固くないって言ってもPEラインの使用でも全然問題ないらしいし、タフな使い方をされるアメリカで一番使われている位なんで普通に一般の釣り人が使うレベルじゃまず使い潰せない位だと思われる。(昔あったゴールドサーメットは削れると言われたけど、自分レベルの釣行回数じゃ全く問題なかったし)それよりか硬度が低い分割れや欠けも少なくていいんじゃないかと思うくらいだ。

 『放熱性』もたかがブラックバスを釣るのにそこまでシビアなものが必要か?と言われれば自分的にはまるで必要性を感じない。もちろん3lb以下のラインを多く使うような人はメリットが出てくるかもしれないけど。

 『比重』も確かに重さに関わってくる重要な事だとは思うが自分レベルでは多分その違いはわからないくらいの重さであろう。しかも実際の竿に付いているリングはSicよりも割れにくいせいか薄くできているのでほぼその差はないんじゃないだろうか?

 『素材強度』の数値もそれ程変わらないため、おそらくアルコナイトで壊れる位の衝撃を与えればSicでも壊れる可能性が高いし、フレーム自体が壊れる可能性だって高いと思われるからそんなにシビアに考えなくてもいいのかも。

 というわけで今まではSicより下のガイドというだけでなんとなく嫌な感じがしたが、調べてみると自分レベルの使用回数だったら全然アルコナイトで十分かなと。もちろん絶対的な性能はSicの方が優れているが価格の面ではデメリットがでてしまう。日本ではほぼ高価なSicと安価なハードロイの2択しかないが、その中間のアルコナイトがほとんどないのはFUJIの策略としか思えないのだが・・・。

 実際に使ってみても特別差がわかるわけでもなし、もし次に欲しい竿がアルコナイトガイドを採用していたとしても、ブランクが優れていれば迷わずそのモデルを買うだろう。ハードロイだったら買わないけどwwwもちろんよほどライトラインが多用される竿であればちょっとは悩むかもかもしれないが現状スピニングでも3lbよりも細い糸を使わなくなったのでまぁ全く問題なしでしょう!www

お気に入りの『タトゥーラ』や『ゾディアス』なんかでも採用されているようだ。アルコナイトガイドの採用で価格が抑えられるなら自分は大歓迎だ!

コメント
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