7月6日(土)真の躰道を求めフィンランドから来日した、エーロ タルヴィティエ君とカッリ フリンクマン君の二人、日本武道の何かを掴むことができると信じています。
9時30分、実技指導の前に宗家の墓参り、墓の拭き掃除から始め、花を供え合掌。躰道の実践と礼で始まり礼で終わる、玄制流の理念から指導に入る。
稽古は岳雲荘道場、何時ものことだが身が引き締まる。ストレッチ体操後、これから多くの方が真技を伝えるだろう、ホアイトボードがエーロ君とカッリ君によって組立てられた。
実技は 18年前 1995年 人事院国家公務員行政研修、3時間の講演の中で行った、躰道呼吸法の講義と実技を 2人が組立てたボードを使い、簡単な人体の構造と機能について説明し、呼吸法(体気下丹)の重要性を理解して頂く。
この一つの呼吸法が理解できれば、体気九法を理解できる一歩になることを話し、勢命の法形を一つ一つ分解し実技に繋げる。既にフィンランド躰協では、有志によって行われている様です。
しかし、呼吸法は日々の積み重ねることが必要で、日常の生活の中で実践する事により、生活環境が変化し、より良い人生が送れるものと信じてやまない。
帰宅は夜中の 12時 老体には少々堪える。