「陰日向に咲く」を観ました。
今年 2本目です。
原作は 読んでいません。
最初は ばらばらな話が少しずつ繋がってきて
一つの話にまとまっていく展開に
違和感はありませんでした。
でも私には 観終わって消化不良な所が 何ヶ所か。
リュウタロウ(三浦友和)はどうしてホームレスの
真似事をしようとしていたのか
鳴子(宮崎あおい)は大人しくて真面目な地方に住んでいる
女の子だったのに 旅行先でちょっとかかわっただけの
お笑い芸人に惹かれ、突然に押しかけて漫才コンビを組んでしまう
のはなぜ
20年前に別れた父親を 探している野球選手が
全く別人のモーゼ(西田敏行)を あっさりと
父と認めてしまうのは
でも この話はこれでおしまいで次の展開も
他との繋がりもない
シンヤ(岡田准一)の借金まみれはどうしてか
(パチンコ依存症なのはわかったけれど)
これらのには 少しだけ理由付けや想像できることも
あったけれど「なるほど~」と思えるほどの説得力はなかったです。
そういうことが積み重なって
結果的に現実感が薄い映画になってしまったように
思います。
原作はどうなのかな~。
読んでみたくなりました。