taimuのひとり言

毎日の生活の中で感じた事を 徒然なるままに・・・。

「陰日向に咲く」

2008-02-14 22:08:55 | 映画

 「陰日向に咲く」を観ました。
 今年 2本目です。

 原作は 読んでいません。

 最初は ばらばらな話が少しずつ繋がってきて
 一つの話にまとまっていく展開に
 違和感はありませんでした。

 でも私には 観終わって消化不良な所が 何ヶ所か。

 リュウタロウ(三浦友和)はどうしてホームレスの
 真似事をしようとしていたのか

 鳴子(宮崎あおい)は大人しくて真面目な地方に住んでいる
 女の子だったのに 旅行先でちょっとかかわっただけの
 お笑い芸人に惹かれ、突然に押しかけて漫才コンビを組んでしまう
 のはなぜ

 20年前に別れた父親を 探している野球選手が
 全く別人のモーゼ(西田敏行)を あっさりと
 父と認めてしまうのは
 でも この話はこれでおしまいで次の展開も
 他との繋がりもない

 シンヤ(岡田准一)の借金まみれはどうしてか 
 (パチンコ依存症なのはわかったけれど)
 
 これらのには 少しだけ理由付けや想像できることも
 あったけれど「なるほど~」と思えるほどの説得力はなかったです。
 
 そういうことが積み重なって
 結果的に現実感が薄い映画になってしまったように
 思います。
 
 原作はどうなのかな~。
 読んでみたくなりました。