一日中 どんよりとした曇空でした。
先日「チーム・バチスタの栄光」を観ました。
今年 3本目です。
去年 原作を読んでとても面白かったので
期待していました。が・・・
主人公の一人「ぐち外来」の田口医師が何故
女性になってしまうのでしょうか
主人公が 男性から女性に変更した時点で
原作とは違う映画になってしまうのは 仕方がないのですね。
それでも 田口医師が「出世欲はないが医師としての能力も高く
それなりに評価されてる人物」という設定で 描かれていれば
少しは違うように思いますが ただの普通の女医になって
しまっていたのが残念。
厚労省から派遣されてきた 白鳥(阿部 寛)も
もっと型破りで鼻持ちならない いやな男だったような・・。
原作が面白かったのは 登場人物が全員個性的に
丁寧に書かれていたからでした。
やっぱり 2時間ぐらいでは その雰囲気は
薄まってしまいますね。
でも 私の感想は原作を読んで 映画を観たからで
読んでなければ それなりに楽しめるかも知れません。
映画の中で 手術シーンは迫力がありました。
「再鼓動」という所では 私も息が止まるような
緊張感がありました。この緊迫感は映像ならではですね。