「ありふれた生活6 役者気取り」 三谷幸喜著
「ありふれた生活」は全部読んでいます。
今回も「三谷ワールド」全開で楽しく読みました。
三谷氏の日常生活のエッセイ集ですが、
決して「ありふれた」ではありません。
職業柄 芸能人の友達が多いのはわかりますが、
ご本人は 人見知りで極端に友達が少ないと思っているらしい。
確かに 本の中では人見知りでシャイなところも垣間見えますが
それにしては 映画の宣伝のために一時テレビに出ずっぱりのときは
本当に「人見知りでシャイ」って思いました。
それでも お人柄がにじみ出ている感じで
イヤミではありませんでしたけど・・。
今回のこの本には 最後に4人の俳優さんたちの
インタビューが載っています。
全員に同じ質問をしているものですが、
それぞれの三谷氏との距離感が出ていて おもしろかったです。
三谷氏は 童顔なのでちょっと頼りない
自分の意見もはっきり言えないようなイメージが
私の中にありましたが、全く違う脚本家、
映画監督、舞台演出家、の顔がみえてきました。
今度は 絶対 舞台を見に行きたいです。