宗教象徴学の権威、ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)は、
秘密結社・イルミナティの復活を探るべくローマへ旅立つ。
17世紀、バチカンの科学者への弾圧の陰で結成されたイルミナティが、
今にも教皇候補の暗殺を計画しているという。
ラングドンと科学者ヴィットリア(アイェレット・ゾラー)は、
ガリレオの暗号コードの解明に乗り出すが……。(シネマトゥデイ)
前作「ダヴィンチコード」は原作を読んで とても面白かったので
期待して映画を観ました。わりと原作に忠実に描かれていたので
そのぶん分かりづらかったように思いました。
今回の「天使と悪魔」は原作を読んでいない私にも
分かりやすかったです。バチカンを中心にローマ市内で起こった話だし
行動範囲が狭いということは 内容もコンパクトにまとめた
ということでしょうか
ただ基本的に 日本人は宗教や秘密結社などとは無縁だし
「宗教と科学」の間にある溝の深さはというのも
理解しにくいところはありますね。
細かいところはあまり気にせずに ミステリとして楽しみ、
ローマ市内を巡り、知的好奇心を少しだけ満足させてくれる
エンタメ作品として2時間過ごせば それでいいと思います。
「イタリア」に行きたくなりました。