
群 ようこさんの本

特に 猫好きな私には つい手に取ってしまうものが多いです。
この本は そんななかでちょうど同じ世代の3人の女性の話ということで
読んでみました
確かにその通り こんな感じです。
会えば あちこち体の調子の悪い話 年老いて来た両親のこれから・・・。
それよりも自分が老いを感じてしまうことなど
止め処もなく 話してしまい また盛り上がってしまいます。
この本の登場人物の3人は 実はどういうつながりの友人たちか
書かれていませんが 仕事を持ち、自立していて 独身という共通点があります。
そして同居したり 隣同士になっても つかず 離れず
いい関係だな~と思います。

女同士というと 必要以上にべったりと付き合っている人たちなど
私の周りにもいます。でもそういうお付き合いは長続きはしませんよね。
私には 夫も子供たちもいますが やはり最後の根っこのところは
一人だと思います。
この本は 事件が起こるわけでもなく、淡々と書かれていますが
それだからこそ すぐそこにある日常生活を感じることができます。
でも 一人になっても信頼できる友人が そばにいてくれたら
心強いですね。
また私も 誰かから そんなふうに頼られる存在であり
信頼される人間になりたいものです。
