「鐘のなるまち」とロゴが入った大きなアーチが出迎えてくれた秩父別。
昔は道の駅なんてなかったが、住宅街の中に広いキャンプ場があって子連れで一度泊まったことがある。
キャンプ場は縮小されたものの今でもあるようだ。
問題は、この鐘だ。
鐘の鳴る街と銘打ってあるので鳴らさないわけにはいかないのだろうが、朝6時に鳴り響く。
それもカランカランとかカンカンとか優しい響きではなく、グワングワンと脳味噌を揺らすように頭の中を掻き乱す。
キャンプの時は早朝からの騒音にテントの中で耳穴を塞いだのだが、6時の時報なら6回ガマンすれば鳴り止むだろうと思っていたのに、
記憶に間違えがなければ10回は鳴っていたように思う。
その鐘が まだ立派に健在のようだ。
「鐘の鳴る街」が自慢のようだが、住民からは もう「鐘の鳴らない町」にして欲しいと要望が出ないのだろうか。
一年中 休日も「グワングワン」を聞いていると、慣れてしまって何とも思わなくなるのだろうか。
余計なお世話と云われるかもしれないが、100円ショップでも目覚まし時計は売っているし携帯にもアラーム機能はあるのに
「鐘の鳴らない静かな町 秩父別」にはならないのだろうなぁ・・・・
午後6時にも鐘が鳴ると聞いて ここでの車中泊を敬遠し北竜町へ向かった。