一週間程前の台風で吹き寄せられた潮が、家の壁に張り付いた。
一階部分は、何とか洗い流したのだが二階部分は天候が良く無かったり、お彼岸になったりで手を付けられずにいた。
それが今日は全国的に晴天だと云う。
朝、曇りガラスのように潮が付いたままの窓から外を見ているうちに、「今日しかヤル時はない」と自分に言い聞かせた。
ジョギングに出る時、「帰ってきたら二階の窓と壁を洗う」と宣言した。
汗だくになって帰宅し、いっぱいに延ばしたホースを屋根の上まで引っ張り上げて、高所が苦手な私は片手でしっかりベランダの柵を握りしめて屋根の上に出た。
バランサーとしてのジェームスはキュッと縮んで職場放棄。顔を出そうとはしない。
私は周りの家からの目と云うものがあるので 余裕があるフリをして必死だ。
気が付くと、ルンバも窓から屋根の上に出てきた。
「危ないよ」と云うのに平気な顔で屋根の上を歩き周り、「遠くの方は私がやる」と言って ホースを受け取ると壁に水を吹き付けながらどんどん向こうへ行ってしまった。
(凄いなぁ) と思いながらも 柵から手を放せない私は、片手でホースを送る係。
ルンバにはジェームスは付いていないハズなのに・・・・・もしかしたら、私が知らない別の何かが付いているのだろうか・・・・・。
一見 か弱そうなのに、不思議な生き物だよねぇ・・・・・女性って。
あっ、か弱くは無かった。
そう見せているだけだった。
まだ騙され続けているんだよね。バカだよね、男って。
一階部分は、何とか洗い流したのだが二階部分は天候が良く無かったり、お彼岸になったりで手を付けられずにいた。
それが今日は全国的に晴天だと云う。
朝、曇りガラスのように潮が付いたままの窓から外を見ているうちに、「今日しかヤル時はない」と自分に言い聞かせた。
ジョギングに出る時、「帰ってきたら二階の窓と壁を洗う」と宣言した。
汗だくになって帰宅し、いっぱいに延ばしたホースを屋根の上まで引っ張り上げて、高所が苦手な私は片手でしっかりベランダの柵を握りしめて屋根の上に出た。
バランサーとしてのジェームスはキュッと縮んで職場放棄。顔を出そうとはしない。
私は周りの家からの目と云うものがあるので 余裕があるフリをして必死だ。
気が付くと、ルンバも窓から屋根の上に出てきた。
「危ないよ」と云うのに平気な顔で屋根の上を歩き周り、「遠くの方は私がやる」と言って ホースを受け取ると壁に水を吹き付けながらどんどん向こうへ行ってしまった。
(凄いなぁ) と思いながらも 柵から手を放せない私は、片手でホースを送る係。
ルンバにはジェームスは付いていないハズなのに・・・・・もしかしたら、私が知らない別の何かが付いているのだろうか・・・・・。
一見 か弱そうなのに、不思議な生き物だよねぇ・・・・・女性って。
あっ、か弱くは無かった。
そう見せているだけだった。
まだ騙され続けているんだよね。バカだよね、男って。