詩仙堂から白川通りへ出て2キロも下ると今出川通りとの交点、白川通今出川交差点に至る。
実はこの交差点を白川通今出川と呼ぶなんて知らなかった。多分誰もそんな呼び方はしていないと思う。
通称「銀閣寺道」。バス停だって銀閣寺道だ。
この少し北側に私が一年間暮らしていたアパートがあり、風呂屋も中華料理屋も喫茶店も白川通り沿いにあったハズなのだが全滅していた。
ショックを受けて、その銀閣寺道を左折し銀閣寺へ。
昔、銀閣寺へは一度だけ行ったことがある。
その時誰もが思ったことを私も感じた。
「銀色じゃない」(笑)
その慈照寺銀閣への道も軽い上り坂でかなり長い。こんなに遠かったかと思いながら参道を歩きやっと到着。
記憶通りに銀色ではない銀閣は、微かな記憶よりもなかなかに美しい。
金閣はただのキラキラだったが、銀閣には落ち着いた嫌味の無い趣がある。
そしてただ通り過ぎただけと云う印象しかない金閣の庭に対して、色々な角度から見せる工夫を凝らしていることに感服してしまった。
銀閣の次は哲学の道を歩いて永観堂へ。
日本の道100選にもなっているこの疎水沿いの道は、こんなに長かっただろうかと思うぐらいに辛かった。
考えてみたら詩仙堂から歩いているのだから無理もないか。
永観堂は紅葉の名所として有名だが今は季節が違う。でもまぁせっかくなので門を潜った。
御堂の中を阿弥陀如来に付いて周っていた永観に、阿弥陀如来が振り返り「永観遅し」と云った姿がそのまま本尊となった「見返り阿弥陀」は、薄暗い中に何とか確認できた。
実はこの交差点を白川通今出川と呼ぶなんて知らなかった。多分誰もそんな呼び方はしていないと思う。
通称「銀閣寺道」。バス停だって銀閣寺道だ。
この少し北側に私が一年間暮らしていたアパートがあり、風呂屋も中華料理屋も喫茶店も白川通り沿いにあったハズなのだが全滅していた。
ショックを受けて、その銀閣寺道を左折し銀閣寺へ。
昔、銀閣寺へは一度だけ行ったことがある。
その時誰もが思ったことを私も感じた。
「銀色じゃない」(笑)
その慈照寺銀閣への道も軽い上り坂でかなり長い。こんなに遠かったかと思いながら参道を歩きやっと到着。
記憶通りに銀色ではない銀閣は、微かな記憶よりもなかなかに美しい。
金閣はただのキラキラだったが、銀閣には落ち着いた嫌味の無い趣がある。
そしてただ通り過ぎただけと云う印象しかない金閣の庭に対して、色々な角度から見せる工夫を凝らしていることに感服してしまった。
銀閣の次は哲学の道を歩いて永観堂へ。
日本の道100選にもなっているこの疎水沿いの道は、こんなに長かっただろうかと思うぐらいに辛かった。
考えてみたら詩仙堂から歩いているのだから無理もないか。
永観堂は紅葉の名所として有名だが今は季節が違う。でもまぁせっかくなので門を潜った。
御堂の中を阿弥陀如来に付いて周っていた永観に、阿弥陀如来が振り返り「永観遅し」と云った姿がそのまま本尊となった「見返り阿弥陀」は、薄暗い中に何とか確認できた。