毎日(忘れなければだけれど)、コーヒーを一杯ドリップして飲む。
ブルマンなんて高級品を見ないように自分を戒めて廉価品の中から豆を選ぶ。
昔、豆を粉にする電動ミルや生豆を焙煎する陶器の用具まで揃えたことがあったが、意外に面倒臭くて全く使わなくなった。
よく考えてみたら、道具を揃えたのはコーヒー通を気取りたかっただけかも知れない。
スーパーへ行ってドリップ用の粉を探す。
チョットお高級そうな包装の袋に入った品を手に取り会計。
自宅でドリップ用の道具を並べ、紙フィルターに買ったばかりの粉が入った包装をカットし規定量を入れたのだが、少し粉のサイズが荒くて変な感じだが、初めて買ったお高級な粉だから、こんなものなのかも知れないと思いながら、いつものように円を描くようにお湯を入れた。
そして一分程過ぎ、滴が落ちなくなったのを確認してペーパーフィルターを捨てようとお思ったら、なんとお高級なはずの粉がペーパーの中から全部消えていた。
何事が起きたのかとしばし呆然。
そして気が付いた。
お高級な粉はドリップ用のコーヒー粉ではなく、インスタントコーヒーだったのではないかと。
けっこうな量があるからなぁ・・・・・
捨てるのも勿体ないし、しばらくはインスタントでガマンすることになると云う事だ。