まなぼっと幣舞(ぬさまい)で北海道写真協会が主催する写真道展が開かれているのを思い出した。
最近カメラを持たなくなったが、無料と云うのも腰を軽くした理由だ。
腰を傷めているルンバも一緒に行くと云うのだが、多分スーパーへ寄りたいのだろう。
河口に近い岸壁に出店が沢山並んでいるのが見えた。霧の多い街を逆手にとって開かれるようになった霧フェスティバルが行われていることを思い出した。
霧をスクリーンに見立ててレーザー光線で様々な模様を描く祭だが、入場料500円と知ってスルー。
あくまでも私の目的は写真展だ。
展示されている作品は、どこからアイデアが浮かぶのかと思うものやため息の出る視点や瞬間を捉えた傑作ばかりだった。
写真の世界に魅せられ会場を出たのだが、実はもう一つ目的があった。
10階にある展望室までの階段上がりだ。
以前はよく来ていたのだが年齢と共に辛くなり遠ざかっていたので久しぶりの挑戦だ。
ルンバも付いてきたので「辛くなったら無理しないでエレベーターを使って」と言いながら私は一段ずつゆっくり上がる。
6階までは上がれる自信があるけれど、問題はその先だ。
毎日のようにウォーキングしてジョギングしているから大丈夫、上がれると自分を叱咤して喘ぎながら展望室のある10階のドアを開けたら、目の前にルンバがいてお出迎え。
3階でダウンしてエレベーターを使ったと云う。
そして私が開けたばかりのドアからルンバは階段を下りて行った。
ヒーヒー云っている私を置き去りにして・・・・・・