昨日より一枚多く重ね着したので上半身は5枚。下半身は3枚。
それにネックウォーマーで口元まで覆い、目には正面から夕陽を浴びる事を考えてサングラス。
誰? と云われるほどの重装備だが、昨日耳が冷たかったのを思い出してタンスの奥から探し出した耳カバーを装着。
これで大丈夫なはずだったのだが、玄関を出て最初のコーナーを曲がった途端凄く冷たい風に煽られ、ウォークを中止しようかと気弱になった。
「凄く寒いし風も強そうだから今日はやめたら?」と云われたのを押し切って家を出た手前、数分で戻るのは恥ずかし過ぎる。
歩道の水溜まりは凍っていて、気温がマイナスであることを私に教えた。
前から来た私と同じような強盗風アイテムに包まれた顔の分からない多分女性
と挨拶し、いつもの「よつ葉ルート」を気持ちに負けないようにとグイグイ歩いた。
今日は3キロ地点まで歩き、同じルートをジョギングで戻るつもりだ。
一時停止の標識がある先でパトカーが潜んでいるのが見えた。
横を通るときパトカーの中から私を見つめる二人の目。
(嫌だなぁ~)と思ったのだが職質受けたらネタになると考えを変えた途端、私の事を職質してはイケナイ人と悟ったのか二人の目が逸れた。