北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

援軍登場

2023-12-12 18:20:41 | 日記
朝、カーテンを開けたら下界はほぼ白い色で覆われていた。
昨日の予報で10センチの降雪と出ていたのを思い出した。

降らないことを祈りながらも昨日のうちに車を車庫に入れウィンドーウォッシャー液の濃度を上げて凍結に備えたのを思い出した。

昨夜、ルンバとスリスリは除雪用具を物置から運び出していた。

10センチ程度なら「溶ける派」の私としては放っておいても良いと思う。
20センチでも30センチでも3ケ月もすれば溶けるのだ。

酸ヶ湯温泉のようにメートル単位で降るのなら命に関わるけれど、「溶ける派」としては体力を消耗したくはない。

しかし我が家には、除雪の鬼がいる。

雪が降ると「お父さんはゆっくりテレビでも観ていなさい」と嫌味の言葉を残し、汗止めのタオルを頭に巻いて颯爽と出陣する鬼を見ながら「頑張れよ」なんて激励しノンビリとテレビを楽しむ勇気が私には無い。

その鬼がこの冬は腰を少し傷め、頑張れないと云う。
私は「溶ける派」へと誘ったが、その派閥には入らないと断固拒否。

「どうするの?」と訊いたら新しい会派を作るそうで、その名も「踏む派」だって(笑)
踏み固めるぐらいならスノーダンプで運んだ方が良いと思うのだけれど意地でも「溶ける派」には入りたく無いのだろう。

ストーブの前で昼寝を始めた「踏む派」党首を起こさないように着替え、
本来「溶ける派」党首である私はスノーダンプとスコップを手に玄関を出た。

近隣の家では誰も雪かきに出ていず、どうやら私が一番槍の様子。
同じ作業を何度も繰り返す恒例の行事が始まった。

時間と共に雪は重く固くなるので、ある意味時間との戦いでもある。
しばらくすると「踏む派」党首のルンバが現れた。

やっぱり鬼は凄い。
「踏む派」に入るのは気持ちが許さなかったようで、頼もしい援軍は気合いを入れ、次々と雪の山を築いた。