3日連続で1日の最高気温が僅かではあるがプラスになった。
いつものようにルンバの点検を受けてウォーキングの準備。
スマホ・・・・・ハイ
鍵・・・・・持った
んこ・・・・・・出た
チャック・・・・・ハイと云って服の前を上げ、閉めてあるか確認のために腰を突き出す。
一昨日フルオープンで外出し大サービスをしてしまったので、いつもより入念に素直に検査を受けた。
雪の上に刻んである深い溝は除雪車のタイヤ跡だ。
ブラスの気温は、靴がその跡を簡単に踏みつぶしサクッサクッと美味しそうな音を響かせる。
1.6キロを歩き、1.6キロを走って家へ戻ると洗濯物を片付けているルンバが真剣な顔で何かを探している。
「どうしたの?」と訊くとパッドが一つ無いと云う。
パッドって・・・・・何? と思ったが、彼女が手にしているブラを見て
あぁ、底上げに使うスポンジみたいな丸いヤツだと理解すると共に一瞬で興味が失せた。
しばらく探していて、ブラの片方に2枚重ねて入っているのを見つけ
「あったぁ・・・・・・」と云う喜びの声が聞こえ、「お父さん、見つけたからね」と云うのだけれど、私の声は「あっそう」と冷ややかだった。