青空、そして所々に白い雲。
気温は何とプラスだ。
プラス3.8℃の気温はどんどん雪を溶かす。
雪かきの時、必死に積み上げた雪山が潰れだした。
除雪車がスルーした家の前の道路は雪と溶けた水とのシャーベット。
その中を前輪駆動車はスリップすることもなく進む。
数日前から急に髪が気になりだした。
昨年末に行って以来、カラオケと同様に床屋を避けていた。
身だしなみに関心の薄い私が気になっているのだから、相当ヒドイのではないかと思うが家族は何も云わない。
と云うことは、最早私には関心が無いのだ。
もしかしたら亡霊のように体が透けているのかも知れない。
密を避ける為に1番を狙って早めにカット専門店へ行ったのだが既に先客がいて私の手にした番号は10。
待っている人はいないので、今カットしている人が9番なのだろう。
カットだけなので回転が早い。
数分後に「どうぞ」と呼ばれた。
「1.5㎝ほど切りますね」と云う事になりチャッチャッと作業が進む。
合わせ鏡で確認するのだが、テッペンのドーナツ化が進んだようだ。
「仕方がないですよ」と理容師さんは慰めるが私だって無駄な抵抗をするつもりは無い。
(ハゲたって良いじゃないか) と自分の心に小さな嘘をついた。
昔いた軍事評論家の人とか 髪型が気になって言葉が入ってこないとか テレビにむかって文句を言っていました が 自分が年齢とともにボリューム不足になるにつれ気持ちがわかるようになりました。年をとると寛容になってきますね ちょっとだけ(笑)
既に自白している感じ(笑)
強引な分け目・・・・アハハハ
いましたね、名前は知らないけれど。
亡父は、かなり薄く残り少ない毛を大切にしていました。
洗面所で丁寧に櫛で分け仕上げのスプレーを噴霧したらしいのですが、悲鳴が上がったので皆が駆け付けたらヘアスプレーではなくて塗料のスプレーだったと聞きました。
何故洗面所に塗料が置いてあったのか知りませんが、今でも笑えます(笑)