始まりは確か電子レンジだ。
急に無口になってストライキ。
仕方が無いので久しぶりに電気店へ買いに行った。
何と今はテーブルがクルクルしないのが主流。コンビニの冷凍食品なんかはパックに入ったまま立たせてチンしなければならないのがあるが、クルクルしている途中で倒れてしまうことが多い。
だから即決でクルクルしないタイプを選んだ。
そして次にストライキを起こしたのが電気ケトル。
これが無ければコーヒーをドリップする時に困るし、それにそんなに高いものでは無いので再び電気店へ行くことになった。
しかしその後大物が控えていた。
液晶テレビの音はするものの画像が映らなくなったのだ。
考えてみれば、毎日楽しませて貰っているのだから買え時なのかも知れない。
世は変わっていてプラズマテレビなんてのは売り場から消え去り、液晶テレビも片隅に1台だけ居心地悪そうに置かれていた。
今は4Kの有機ELテレビの時代だそうで、何が違うのかは知らないがバカでかい画面のテレビが並んでいて、その中から「お勧め」と書いてあるのを選んで決めた。
順番的に次にストライキを起こしそうなのは冷蔵庫だが、何とキッチンの蛇口から水が滲み出ているのをルンバが見つけた。
滲み出ている位なら我慢すれば良いのだが、水道代も高いし交換することにしたのだが、電話するとサッと来てくれて部品を注文し交換して13530円。
これでオワリかと思っていたのだが、灯油ボイラーを予約していたのを思い出した。戦争で部品が不足していて入荷待ちなのだそうで、これが交換を終えた時、多分私の心臓もショックで停まる。