車庫の壁が剝がれてきているのが気になるルンバ。
そして気にしていないフリを続ける私。
DIYなんて全く自信が無い。
過去に作ったモノと云えば、電子レンジとオーブントースターがスポッと納まる棚。
それでさえ家内や娘に馬鹿にされ、蹴り壊してしまおうかと思ったのだけれど半世紀近く過ぎても未だに現役で、電子レンジとオーブントースターは壊れて入れ替えたけれど、私が作った棚は今でも見事に役立っている。
その時は調子に乗って色々作ろうと思い、鋸やらトンカチに長梯子まで買ったのだが、一切使われることなく鎮座し、蜘蛛の巣の一部になっている。
何かあった時用にと買っておいた充填シーリング材は密封されたままだったのに半世紀の長さに耐えきれず、充填用器具にセットし力いっぱい押しても一滴たりとも出てくることはなく沈黙したまま。どうやら既に固まっていたようだ。
ルンバの攻撃に耐えかねて車庫の壁を見に行ったが、傾斜の緩い屋根の雪が少しずつ溶けて雨水のように流れ落ちているのでベチャベチャ。とてもDIY出来る状態ではない。
それでマイフレさんに指導されたのを思い出し、撥水剤をスプレーして春を待つことにした。
せっかく外へ出たので、数ヶ月前に紹介した滑らない靴を履いてウォーク。
滑らないがスニーカーのような弾力が無いので歩きにくい。
阿寒川は凍結していた。
ポツポツと付いているのは、多分キタキツネの足跡だ。
川の向こうに見えるのは王子マテリアの煙突。
あそこまで歩こうかと思いながら数分後に挫折。
やっぱり雪道は歩きにくいと云う立派な理由が見つかったから。