隣町の白糠で厳島神社の例大祭が行なわれる。
何でも「2019日本の祭り」としてもテレビ放送されるらしくて、特に神輿ごと海に入る勇壮な海中みこしが有名らしく一度は見たいと思って出掛けた。
役場の人に訊くと駅前で昼頃から催し物があり、その後神輿が神社へ帰る前に海へ入るらしい。
この日は東海地方で梅雨明け宣言が出たとかで、その影響か気温も上がった。
駅前の交差点で待っていると「しぐれ白糠音頭」が始まり、続いて菅笠を被った方の踊りや法被を着た女性達の現代風なリズムに乗った踊りが続き、次に登場したのが釧路観光連盟観光大使でもあると云う色っぽい夏川あざみと云う歌手。
交差点の真ん中で唄う姿と時々透ける服に暑さを忘れ、鼻の下が伸びた。
聴き入っている私たちに近寄り握手をしてくれるのだが、手袋を脱いで用意していたのに私の所へは来てくれなかった(涙)
何と酒が入っているのか「不届き者」がいて彼女に抱きついた(怒)
この「不届き者」を役員の方が何度か遠くへ拉致して場の空気を戻すのだが、しばらくすると帰ってきてまた大騒ぎ。
今度は座って見物している女子高生の前に座ってネチネチ話しかけるのだが最近の女子高生は全く動じなくて適当に話し相手になり軽くあしらっている。
まるでスナックのチーママみたいだ。
交差点では元気な駒踊りが始まり暑い中、走りまわっているのだが、私が待っている神輿はまだ現れず、暑さと脚の疲れに負けて引き上げることにした。
つまり「海中みこし」は来年に持ち越しだ。
そうそう夏川あざみの「東京発釧路便」はなかなか良いから聴いてみてね。