北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

くしろリ川バーサイドフェスタ2013

2013-09-16 14:19:34 | 日記
の定期点検をするとカードにポイントが入る。
そのポイントを入れてもらって、帰ろうとしたら、そこの所長が券をくれた

「くしろ川リバーサイドフェスタ2013」のセット券だ。
どうやら、自分では行っているヒマがなくてプレゼントしてくれたようだ。
「行きますか?」と聞かれたが、タダなら何処へでも(笑)
会場近くの駐車場に車を入れ、河畔を歩き始めると、かなりの人がカメラを構えているので、何じゃろか と思ったら、夕日の撮影だ。

釧路は、霧だけではなく 夕日が美しい町としても有名なのだ。
車へ一眼レフを取りに戻り、歩きながら撮影を繰り返す。



幣舞橋の上には、沢山の人。
美しい落日の瞬間を見ようと目を輝かせている。


さて、リバーサイドフェスタ。
見たことのあるバンドの演奏が始まった。


新ターミナルに豪華客船が接舷した時に、歓迎の演奏をしていた「おやじバンド」だ。

かなり場数を踏んでいるようで、人前でアガルとか テンポが暴走するとかが無いので、安心して楽しめる。
ついに、ステージの前で踊りだす おっちゃんもいる。

足の骨折が完治していないので、2曲位聴いたら帰ろうかと思っていたが、魅せられてしまって、横の家内に「もう少し……」とダダをこねる。

高中正義は良かった。
ドライビングギターは、ちょっとテクに走りすぎて躓いた?
良い所で響く紅一点のキーボードは完璧だ。
ただ、おやじに囲まれているからか表情は暗い(笑)


ライブは、大ウーハーによる低音の魅力でもあると思っているので、今回の演奏で、ギターやスネアは響くのだが、バスドラムの音が聴こえないのは、マイクの位置なのか?
これだけが、惜しい。もったいない。素晴らしい演奏なのに悔しい。

足の疲れに耐えかねて、「真っ赤な太陽」を聴きながら、後ろ髪を引かれる思いで 太陽が沈んだばかりの会場を後にした。

中途半端な掃除

2013-09-10 20:26:11 | 日記
珍しく、重い腰を上げて部屋の掃除。

全部を頑張ろうとすると最初から挫折しそうなので、1/4だけを予定。
まだ、完全に治癒していない骨折した足が、こう云う時の言い訳には威力を発揮する。

とりあえず、車の任意保険の更新で送られてきた書類の山を整理。
書類からホチキスの針を抜いて、針は燃えないゴミ、書類は資源ゴミへと区分。
そうそう、複写紙は、燃えるゴミ。
住所や名前の書いてある部分は、切り取ってシュレッダーへ。
あ~、何と面倒くさい作業であることか。

そんな中、昔購入したPCのソフトを沢山発見。
Windows XP時代のものだ。

画面を熱帯魚が泳ぎまわるスクリーンセーバーもある。
今使用しているPCはWindows 7だが、試しにインストールしてみた。

色々設定を変えて……成功。動きました。


これが、私のお気に入りのスクリーンセーバー。


価格は、当時の値段で1980円。
画面を水槽にみたてて、15種類の淡水魚から選んだ10種ほどを泳がすことができる。


魚の動きに合わせて、水槽が左右にスライドし水の色も変化する。
泡がブクブク出たり、餌を投入することもできる。
マウスを動かすと、水槽は消えて元の画面に戻るので、ホントに見ていて楽しい。
水を変えなくても良いのが魅力。
もちろん水槽を掃除する必要もない。
しばし、美しい画面を眺めてしまった。

掃除は、う~ん、また明日。

続、ラブホ

2013-09-02 20:51:50 | 日記
昨日、ラブホの本のことを書いていて、本当のラブホでのことを思い出した。

学生時代、大阪で ある国家試験を受ける際、当時住んでいた京都から、友人たちと電車を乗り継いで会場までの経路と所要時間を確認することになった。
阪急で梅田へ出て、あの巨大迷路のような地下空間を歩いて地下道や地上をクイズの謎解きのように歩き回り、何度も乗り換えて2時間。
やっと試験会場に到達した時には疲労困憊。

試験当日、万が一始発に乗り遅れ、途中の乗り換えでモタモタしたら遅刻する恐れがあることが判明。
前日から近くのホテルに宿泊し、余裕のある状態で試験を受けようと云うことになり、会場近くのホテルを探すことになったのだが……無い。
やっと探し当てたのが、和風のラブホ。

「もう疲れているし、ここに決めよう」と提案したのだが、尻込みする友人達。
そんな中、一番仲良しの Tクンだけは、OKのサイン。
ホテルの玄関へ恐る恐る入って行ったのだが、出てきた仲居さんは 男二人連れに (もしかしてホモ?) の不審顔?

「実は、試験がありまして遅刻すると……」と説明し、「予約できますか?」
と訊くと、笑いを噛み殺して了承してくれた。

さて、試験前夜、勉強道具を持って大阪へ。
夜の大阪はネオンが眩しい。
昼の世界とは大違い。そんな街中を、記憶を頼りにラブホへ。
様相は昼間とは異なり 一段と怪しげなムードが漂う。

玄関には、スリッパが二人分 寄り添うように並んでいる。
「予約していた●●ですが」と云うと「お待ちしていました」と案内された。

部屋は、広くないのだが、ベッドが一つ。何とガラスでスケスケの浴室付。
一応テーブルの上に道具を並べて試験勉強の準備。
しかし、何から何までが気になって落ち着かない。
隣室の物音にも耳をダンボにする二人。

とにかく、風呂に入ることにしたが、何しろスケスケのガラス。
「見ちゃイヤよ」と冗談を言いながら交代で入浴(笑)
ガラス越に見える友人の身体は、照明の効果なのか 抱きしめたくなるほどに 色っぽい(笑)
私だって 負けてはいない。
充分に友人の目を意識して 服を脱ぐ

風呂待ちの間にTVを見たのが間違い。HなVTRが流れると本もノートも忘れ去られた。
延々と続くVTRを飽くことなく見つめる二人。


翌朝の試験会場。
「あのホテルへ泊まったの」と尋ねる友人達に 「泊まったよ」と答える二人の目は、真っ赤

翌日の国家試験は物理が中心。難しさは半端ではない。
眠気も吹っ飛び、おっぱいも忘れて真剣に取り組む。

今でもTクンとは仲良し。
何しろ、奥様より先にベッドを共にした仲。
広島と北海道に遠く分かれたけれど、結婚式にも出席し、お互いに友人代表の挨拶もした。

当時の徹夜勉強が実り、少子化のこの時代に二人とも子沢山。

数年前には、旅行の最中に泊めて頂いたし、瀬戸内大橋を渡って桂浜まで連れて行ってもらった。
昨年は御夫妻の北海道旅行で摩周、釧路湿原を案内した。

久しぶりに会っても、奥様の目を盗み 隠れて手を握り合ったりは しない。

国家試験の結果? 二人が落ちるわけないじゃん。
徹夜で勉強したのだから。

ラブホ

2013-09-01 14:51:00 | 日記
直木賞の本を読んだ
そう、ラブホで話題になったアレ。

7つの短編がホテルに関連して展開する。

自分の故郷が舞台なので、臨場感があった。
本を読んでいて、土地勘があると云うのは嬉しいことだ。
二次元の本が、頭の中で容易に立体化するのだ。

最初の1編は……個人的には、あまり好かん。

しかし、2、3と読み進む内に、これはイケると夢中になっている自分に気が付いた。

「バブルバス」「せんせぇ」以降は、もう文章と一体化していた。
「せんせぇ」に登場した女子高生の靴の匂いまで感じて、思わず顔を背ける。

今度晴れた日があったら、ホテルのあった跡地を探して湿原の方を見下ろしてみよう。
ホテルへの坂道を歩いて上がることで、ミコの涙を感じられるかも知れない。