負けたくなかった

私が春採湖を一周4.7kmのウォーキングをしている間、ルンバは近くのユニクロや100均を覗いていると云うので、首にタオルを巻き駐車場から歩き始めた。



久しぶりの春採湖には、また鳥たちが戻ってきていた。



一生懸命歩いているとゴンゴンゴンと騒がしい音がしてきた。



国内唯一残っている石炭列車が走ってくるようだ。
歩くのを一旦中止してカメラを構えて待っていると石炭満載の列車が通過。



なかなか見ることができないので運が良かったと思っていたら、今度はバタバタと違う音。対岸を見ると病院の屋上からドクターヘリが飛び立った。



何か色々なものが見られて良い日だと思って車へ戻ると、ルンバは駐車場の中をウロウロ。
多分、私を待っている間 近くをウォーキングしていたようだ。

私の万歩計が湖を一周して6800歩余なのに 何とルンバは駐車場と店内をウロウロしただけで5900歩越え。「どうだぁ」と鼻高々。

だから帰宅してから私は いつも歩いている高専裏コース3.6kmを追加して合計8.3km。足全体がポッポと燃えているのが感じる程頑張った。

でもね、ルンバが駐車場ウロウロでそんなに歩いたのか不思議に思って万歩計を再確認したら、何とデジタル数値を逆さまに見ていた事が判明。
6を逆さまに見ると9に見えるアレだ。
●●59歩を65●●歩と読み間違えたらしい。

ギャハハ・・・・と笑うルンバを見て、疲れが倍になった。

プロとアマの違い

風呂の混合栓が変だ。
ボタボタと垂れることがあって完全に止めるのに苦労する。

ホームセンターへ行って合いそうなのを探したが見つからず、プロの業者にお願いすることにした。

来宅したプロの方 カタログと首っ引きでサイズを測りしばらく悩んで やっと探し当てた機種が決まった。
そこにルンバが口を挟み、キッチンの水栓も漏れると云う。
(あららら) と思ったが、漏れるのなら 腐食する前に修理するしかない。



水周りは10年も使うと錆び付いて一度に色々な場所がおかしくなるらしい。
そう云えば、灯油ボイラーが故障し、保証期間ギリギリセーフで修理したばかりだ。

ボイラーも今回のサーモ付混合栓も内部に細い管が走っているので錆に弱いらしい。
それで多分、元栓自体が錆びて その腐食したものが流れてきてボイラーや混合栓の調子が悪くなったとのこと。

人間でいえばコレステロールが血管に溜まり脳梗塞や心筋梗塞を起こすのと同じだ。

それで、結局元凶の元栓も交換することになりどんどん予算が膨らむ。
まあ、風呂の水栓とキッチンの混合栓も新しくなり嬉しいのだが、ルンバが「それからね・・・・・」と云い出しそうになったので口を抑えた。



でも、この前 私が交換したトイレのドアノブがギシギシと回転不良を起こしているのをサッサッと調整し、
シャワートイレの水の出が悪いのもチョンチョンとサービスで直してくれた。



さすがにプロの仕事は違う。
プロの手際よさと正確さに尊敬の眼差しを送るルンバ。

逆に作業結果がイマイチで、ほとんど役に立たない私を見る目が 常になく冷たく感じるのは気のせいだろうか。

清廉潔白な ご主人様

また選挙だ。

あの城崎温泉へ何度も出張したと言い張って涙を流した県議や 衆議院本会議を病欠しながら「私的な旅行」に出かけたという疑惑がある色気代議士。
それに結婚している男性代議士に寄り添って手を繋ぎイチャイチャしている未亡人代議士などを見る度に 有権者の選挙熱は冷める一方だ。

一生懸命走り回る選挙カーを見ても 全く注目しなくなった。

今日もウォーキングしていると横の道を選挙カーが近づいてきた。

堂々と交通違反の箱乗りをして窓枠に美味しそうなお尻を載せてお姉さまが声を張り上げている。

私の前をウォーキングしていた年齢が私より かなり上の奥様。
「そこを頑張って歩いていらっしゃる奥様、今度の選挙では・・・・」と名指しで声を掛けられて、仕方なく苦笑いを浮かべながら手を振った。

続けて「ご主人様、ご主人様、どうかよろしく。●●をよろしく」

「ご主人様」って誰だろうと周りを見たが私以外に歩行者はいない。
もしかして「ご主人様」って私？
鞭とかローソクとか持っていないけれど・・・・私が「ご主人様？」

お父さん とか オトンとか呼ばれたことはあるけれど、パパと呼ばれたこともない清廉潔白な私に パパを飛び越して「ご主人様」

SMじゃあるまいし、「ご主人様」は無いだろうと思ったが、ローソクが仏壇にあったことをチラリと思い浮かべながら、
まだまだ色気に弱い私は笑顔で手を振ってしまった。

私には見えない

テレビを見ていたルンバが急に叫ぶ。
「ルスツって 何処だったっけ・・・・」？？？

そして自分では北海道地図が空中に浮かんで見えているようで、その地図が当然私にも見えていると思っているらしく、
「ここだよね」と指で丸く囲む。

私は面倒臭いので、適当に「ああ その辺りだ」と返事。

「あそこに公園あったよね」と云われたが、公園なんて全国どこにでもあるので、また適当に
「公園あるよ」と返し ついでに何処にでもある「セブンイレブンもあったよ」と付け加えたら
「セブンイレブン？ そんなの無いでしょ」と怒られた。

本当に無いのであれば、セブンイレブンさん、ルスツに是非開店して下さい。

プラス思考

今日は天気が良い。

(さて、頑張るか) と自分を鼓舞してウォーキングへ出発。
気温も上昇し、花が咲いて アリが地面をチョロチョロし始めた。



何故か阿寒の山が いつもより近くに見える。



よつ葉裏の交差点から左折して高専裏を1.6kmジョギングし汗だらけになってウォーキングを続け、自宅近くのコンビニへ寄り道。

昼食を買ってレジへ行くと、私のお気に入りのB子さんが担当。
いや今では色々あってT子さんだ。
このT子さんは私のブログに過去3回は登場している。

T子さん、私がカードではなく現金で支払いする時はウォーキングの途中だと知っているので
「今日も歩いてきたんですかぁ」と気軽に声をかけてくれる。
だから「ウォーキングの途中で高専裏を1.6kmジョギングした」と云ったら
目を丸くして「えっ、走ったのですか？」と驚きと尊敬の笑顔 (多分)

もしかしたら、「今度一緒に歩きたい」と云うかも知れない。
ジョギングの時には 「手をつないで」なんて ことになるかも知れない。
そうなったら・・・・・どうしよう。