さて、昨日初めて顔を合わせた3人がドライブに出た。
あまり運転に自信が無いと云うT子さんに代わって私がハンドルを握った。
車の中は大笑いの連続。初めて逢った3人とは思えない和やかさだ。
第一目標は釧路湿原一周なのだが、その前に生牡蠣を食べたいと云う主賓S子さんの希望に合わせて厚岸へ向かった。
厚岸町は一年中牡蠣が食べられる屈指の養殖地だ。
でも釧路からは1時間で着くので食事の前にウロウロすることにした。
「漁協の直売所へ寄ってみましょうか?」と云ったのが大間違い。
直売所では何かの祭りの真っ最中で会計は大行列。店内を歩くのも苦労する混みようだ。
子供は毛ガニを吊り上げて大喜びしていた。
チラッと店内を眺めるだけの予定が「わさび漬けさんま」を見つけたT子さん。「これが美味しいのよ」と云って鷲掴みで残り全部を爆買いし大行列の最後尾に並んだ。
女性をスーパーへ連れて行くと目の色が変わると云うことを知っておくべきだった。
さて、何とか無事に直売所を出て国泰寺へ到着。
ここは寺ではあるが江戸期にソ連の進入を監視し一帯を支配管理する目的で作られた官庁と云った方が良いのかも知れない。
だから門には あの黄門様で知られた徳川家の三つ葉葵が光っている。
これには私のK門様も恐れをなして気を漏らさぬように引き締めた。
苔むした庭を歩き横の神社の鳥居を眺めてS子さんが驚いていたのは鳥居が白いと云うことと そして柱が丸いと云うこと。
そうなの? 丸いと珍しいの? と驚く地元民の私達。
記憶を辿るが、本州の鳥居が角材だったかどうかが思い出せない。
北海道民と本州の人では驚くポイントが違うようだ。
朽ちているタウシュベツ橋梁にも是非行きたいと云う本州民族のS子さん。
それに対して わざわざ苦労してまで行って 見たくもないと意見が一致した北海道民の私達。
この先、S子さんの心に響く場所を巡ることが出来るのかと不安になった一瞬だった。(続く)
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★昨春の車中泊旅 (前回の続き) 瑠璃光寺、秋吉台 編
日本三名塔がある国宝瑠璃光寺へ行った。
ここは思っていた以上に素晴らしい庭園があり、それが何と入園無料。
駐車場も無料だ。
「国宝だぞ」と威張っている気配は全く無くて、「皆さん どうぞ自由に楽しんでね」と云うお釈迦様の声が聞こえてきそうな場所だ。
こう云う広い心を高い入場料を取り さらに撮影禁止を掲げる寺院は見習ってほしいものだ。
もし行ったことが無い方がいたら是非行ってみて欲しい。
そして賽銭を多めにね。
秋吉台も初めてだ。
以前、穴の方、秋芳洞へは入ったことはあるのだが外観を見たことは無いのでワクワク(笑)
カーブを曲がると急に目に飛び込んできた白い墓石群、それが秋吉台だった。
何とも奇妙な風景が広がっていた。
殺伐としすぎていて綺麗と云うのではなく 少し怖い。
昼食時間をかなり過ぎていたので土産物店の奥に逢った食堂でザル蕎麦を注文した。
それがなかなか出てこなくて、もしかしたら茹でるための湯を沸かしているところから始めているのかも知れないと疑い30分以上待たされて やっと登場した蕎麦。
時間が押してしまったので、とにかく腹に入れていて 途中で気付いた。
(むむむ・・・・・少し酸っぱくないか?)
大丈夫なのだろうかと不安に思いながらも完食し下関を目指したのだが、約30分後にやってきた軽い腹痛と下痢。
あの汁だ。あの汁が原因に違いない。少し酸っぱいと感じたあの味覚に間違いは無かったと云うことだ。
もしかしたら山口県のつけ汁は酸味があるのかも知れないと思ったのが間違いだ。
とにかくトイレ、トイレだ。
K門様、頑張れ 頑張れ 頑張ってくれよ。
コンビニ コンビニは何処? 何処なの?
あまり運転に自信が無いと云うT子さんに代わって私がハンドルを握った。
車の中は大笑いの連続。初めて逢った3人とは思えない和やかさだ。
第一目標は釧路湿原一周なのだが、その前に生牡蠣を食べたいと云う主賓S子さんの希望に合わせて厚岸へ向かった。
厚岸町は一年中牡蠣が食べられる屈指の養殖地だ。
でも釧路からは1時間で着くので食事の前にウロウロすることにした。
「漁協の直売所へ寄ってみましょうか?」と云ったのが大間違い。
直売所では何かの祭りの真っ最中で会計は大行列。店内を歩くのも苦労する混みようだ。
子供は毛ガニを吊り上げて大喜びしていた。
チラッと店内を眺めるだけの予定が「わさび漬けさんま」を見つけたT子さん。「これが美味しいのよ」と云って鷲掴みで残り全部を爆買いし大行列の最後尾に並んだ。
女性をスーパーへ連れて行くと目の色が変わると云うことを知っておくべきだった。
さて、何とか無事に直売所を出て国泰寺へ到着。
ここは寺ではあるが江戸期にソ連の進入を監視し一帯を支配管理する目的で作られた官庁と云った方が良いのかも知れない。
だから門には あの黄門様で知られた徳川家の三つ葉葵が光っている。
これには私のK門様も恐れをなして気を漏らさぬように引き締めた。
苔むした庭を歩き横の神社の鳥居を眺めてS子さんが驚いていたのは鳥居が白いと云うことと そして柱が丸いと云うこと。
そうなの? 丸いと珍しいの? と驚く地元民の私達。
記憶を辿るが、本州の鳥居が角材だったかどうかが思い出せない。
北海道民と本州の人では驚くポイントが違うようだ。
朽ちているタウシュベツ橋梁にも是非行きたいと云う本州民族のS子さん。
それに対して わざわざ苦労してまで行って 見たくもないと意見が一致した北海道民の私達。
この先、S子さんの心に響く場所を巡ることが出来るのかと不安になった一瞬だった。(続く)
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★昨春の車中泊旅 (前回の続き) 瑠璃光寺、秋吉台 編
日本三名塔がある国宝瑠璃光寺へ行った。
ここは思っていた以上に素晴らしい庭園があり、それが何と入園無料。
駐車場も無料だ。
「国宝だぞ」と威張っている気配は全く無くて、「皆さん どうぞ自由に楽しんでね」と云うお釈迦様の声が聞こえてきそうな場所だ。
こう云う広い心を高い入場料を取り さらに撮影禁止を掲げる寺院は見習ってほしいものだ。
もし行ったことが無い方がいたら是非行ってみて欲しい。
そして賽銭を多めにね。
秋吉台も初めてだ。
以前、穴の方、秋芳洞へは入ったことはあるのだが外観を見たことは無いのでワクワク(笑)
カーブを曲がると急に目に飛び込んできた白い墓石群、それが秋吉台だった。
何とも奇妙な風景が広がっていた。
殺伐としすぎていて綺麗と云うのではなく 少し怖い。
昼食時間をかなり過ぎていたので土産物店の奥に逢った食堂でザル蕎麦を注文した。
それがなかなか出てこなくて、もしかしたら茹でるための湯を沸かしているところから始めているのかも知れないと疑い30分以上待たされて やっと登場した蕎麦。
時間が押してしまったので、とにかく腹に入れていて 途中で気付いた。
(むむむ・・・・・少し酸っぱくないか?)
大丈夫なのだろうかと不安に思いながらも完食し下関を目指したのだが、約30分後にやってきた軽い腹痛と下痢。
あの汁だ。あの汁が原因に違いない。少し酸っぱいと感じたあの味覚に間違いは無かったと云うことだ。
もしかしたら山口県のつけ汁は酸味があるのかも知れないと思ったのが間違いだ。
とにかくトイレ、トイレだ。
K門様、頑張れ 頑張れ 頑張ってくれよ。
コンビニ コンビニは何処? 何処なの?