北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

縮んだ

2020-05-08 21:12:22 | 日記
風呂にお湯を張るのは私の仕事だ。
ボイラーの温度を48度に設定し、45度程度のお湯を入れる。
入浴する時に少しだけ水を足すと丁度良い湯加減になる。

入浴順は、熱めの風呂が好きな私が一番で、次にスリスリが入り最後にルンバが入って湯を捨てながら毎日浴室内の壁や浴槽をシャワーで洗い流す。

だから浴室にはほとんどカビが無くピカピカだ。

今日も湯を入れ一番風呂に入ろうとスッポンポンになり、身体を洗うためにシャワーを浴びたら、恐ろしく冷たい。



念の他に湯船に入っているお湯に手を入れてみたら、これも冷水だ。

もしかしたら・・・・・と思い確認のためにスッポンポンで水を垂らしながらボイラーの設定温度を見たら、何と48度に上げるのを忘れてエコ設定の32度のままだったことが判明。

温度設定を上げて冷水の湯船にお湯を足しながら髪と身体を洗い、湯船に片足を入れてみたけれど、まだまだ冷たくて38度位だろうか。

それでも洗い場に居るよりは湯船の中の方が少しはマシなので熱湯を足しながらガマンの長風呂。

無精髭なんかマスクで隠れるのでヒゲを剃るのを止めていつもの適温よりは少しぬるい温度まで何とか上げて風呂を出た。

身体の何処が寒さで縮んだのかは、想像に任せます。

試してみたくて

2020-05-07 20:30:46 | 日記
新コロナで休館していた図書館が今日から開くはずなので、返却日を過ぎている本をバッグに詰め、図書館のホームページで再確認したら休館が15日まで延びていることが分かった。

既に外出する気満々なので、予定通り図書館へ行き「返却ボックス」なるものを見つけて投入。



ついでに春採湖へ足を延ばして一周ウォーク。
昨夏買ってあった新シューズを試したくてウズウズしていたのだ。



廃線によりレールが剥がされた石炭列車の線路跡が痛々しい。



蕗が競い合って首を延ばしている。



騒々しいのはカラスの鳴き声だ。
もしかしたら今がカラスの発情期なのだろうか。
思わせぶりなメスのウッフンに騙されて競い合う哀れなオス達。



お尻フリフリで飛び去るメスを追いかけて「クゥワァァ・・・・・」と声を枯らして飛びながら絶叫するカラスを見て笑ってしまった。

もう少しで湖を一周と云う所まで来て、前を歩く女性を発見。



試しに「クゥワァァ・・・・・」と鳴いてみた。

ドンドン

2020-05-05 23:44:53 | 日記
暇だと色々なことを考える。

近所のオヤジは珍しく草むしりをしていたと思ったら何を作ろうとしているのか板を出してきてドンドンと釘を打ち始めた。

私はテレビの画面に時々出る「インターネットに接続されていません」と云う文字が何故か気になってしまった。

テレビへは有線でしかネットに接続できないようなので、Win.7PCの横に置いてあるルーターと接続することにして大まかにテレビまでの距離を測り電気店で10mのLANケーブルを買ってきて接続を試みたら、何と3m程足りない。

苦労が水の泡となり、気落ちして横になっていたら思いついたのがルーターの方を3mテレビに寄せられないかと云うこと。

ガバッと起き上がってルーターの所へ行き裏側の配線を確認。

ルーターと電波を飛ばすwifi とを接続しているので電源コードも入れると10本程の線がグチャグチャに絡まって出ているのが見えた。

どうせヒマだからと線を一つずつ外す謎解きゲームが始まった。
全部を一度に抜くと元に戻す自信が無いからだ。

これは予想以上に辛い作業で一本ずつコードを抜いて迷路から脱出させ、元の場所に差し込んでは電源を入れて正常に動くかを確認する。



延々と続く作業を終えていよいよルーターを移動して新たにコードを固定するためにトンカチでドンドン。

途端に無関心を装っていたルンバから「やっぱりお爺ちゃんの子供だねぇ」と云う言葉が飛んだ。

そう言えば亡父は釘を打ち付けるのが好きで、新築直後の自分の家に釘を打ちまくっていた。だから部屋の壁は穴だらけ。
それを思い出して私へ「穴を開けるな」と云う強い叱責だ。

私は父の遺影を見、控えめに2本ビス留めの穴を開けただけでトンカチを工具箱へ戻した。

楽しんで使ってね。

2020-05-03 21:17:18 | 日記
近郊の中徹別では30.5℃まで気温が上がったらしいが私の街は16℃。
こんな気温でもこの辺りでは立派に暑い。

緊急事態宣言で時間を持て余した近所の親子が道路でバトミントンを始めた。

奇妙なことにラケットは普通サイズなのに頑丈そうで羽根が大人の顔ほどの大きさもあって初めて見るバトミントンの進化形に驚いた。
「あれなら誰でも当てられるね」とルンバは云うのだが、見ていると羽根が大きい分だけ重いのか力技(ちからわざ)の応酬で子供には無理みたい。



ジュニア宅でも暇を持て余しているのか「ギターを貸して」とLINEが入った。
どうやら高校生のA子ちゃんに頼まれたらしい。

それを納戸から探し出し、軽く拭いてピックを添えて渡した。


しばらくするとジュニアの嫁さんから孫のA子ちゃんが映っている動画のLINEが入った。
ギターを持って弦を弾いている・・・・・とは言いがたいが、その笑顔に癒やされた。
ワンコよりは、やっぱり人間の方が可愛い。

今はギターの練習もYouTubeを使うらしくて世の中は進んだモノだと実感。
しばらくしてキラキラ星らしい曲をたどたどしく弾く動画が送られてきた。

納戸でただ眠っていたギターが少しずつ生命を取り戻している気がして益々嬉しくなった。
 
ルンバと一緒に数秒の映像を何度も見ながら、中古で悪いけれどこれは、このままプレゼントしようと決めた。

話し相手

2020-05-02 21:03:23 | 日記
突然のめまい。
目の前が暗くなる(貧血)のではなく回転性(三半規管)でもない。
試してみたら左右に首を動かすと違和感が憎悪した。

「お母さん、めまいがする」と云い、とりあえず血圧を測ったら147/90。
少し高いが極端な数値ではない。
麻痺やしびれ、脱力などの症状は無いがTIA(一過性脳虚血発作)だろうかと自己診断。
「救急車を呼ぼうか?」と云う声を聞き流しソファーに横になって知らぬ間に3時間ほど爆睡したら回復した。

念のために今日は静かにしていようと思うのだが、私の異常のことなんか記憶に残っていないルンバは「ただ見ていただけなのに殺されるなんてねぇ・・・・・」と急に私に話し掛ける。

「今度は、この人が疑われるね」と大きな声で続けるので、「俺、テレビ観ていないから」と云ったら「独り言だから気にしないで」と云う。



「随分大きな独り言だなぁ・・・・・」と云ったら「ギャハハ・・・・・」と高笑い。

高校生の初々しかった少女は、いつの間にかテレビとハナシができる超能力者に変貌していた。



真剣な目で画面を見つめる視線の近くに座る私の姿は既に透け始めているようで、彼女には見えていないのかも知れない。