母の日とチチの日

今日は母の日｡

知ったのは2日程前｡

母の日に何をプレゼントして欲しいかと云うアンケートによると

遠くにいる息子や娘から｢元気にしているよ｣と電話で声を聞かせて欲しいと云うものや旅行がしたいと云うモノまで様々｡

でもダントツで一位だったのは｢特に何もしてもらわなくて良い｣だった｡

スリスリは､数軒のスーパーを周ってルンバが普段使っている化粧水などを贈った｡

私の母は既に亡いが､家内には生寿司とケンタッキーフライドチキンを用意した｡

夕食の支度をしなくても良いとルンバは､それだけでかなり喜んでいる｡

母の日は大部分の人が憶えているが､忘れ去られるのが父の日｡

そう云う私も父の日がいつなのかを知らない｡

調べたら今年は6月18日だそうで､早速カレンダーに太字で書いた｡

父の日には何が欲しいか･････考えなくてもわかるだろう｡

チチの日と書いても分からないかなぁ｡

｢父の日｣は｢乳の日｣とも書ける｡

数日前に､テレビで芸人が｢おっパブは絶対に一度は行った方が良い｣と力説していた｡

｢おっパブ｣と云う言葉は初めて聞いたが､語感だけでどんなものか何となく分かる｡

でも､もしチチの日に優待券を貰ったとしても

私の田舎町には｢おっパブ｣が無いだろうからなぁ･････

赤か黒か

日ハムのユニホーム･････見た？

随分､思い切ったデザインで､何と左右不対象｡

赤と黒は､昔乗っていたバイクが同じ配色で嫌いではない｡

憧れたバイクの車体が黒でシートが赤だった｡

そのバイクに乗りたくて免許を取った程好きな配色だ｡

その私でも､このユニホームには驚いて｢何じゃコレ｣

ルンバが襟付いていると云うまで配色の方が気になって気付かなかった｡

このビックリユニホームで勝てば良いのだけれどと思っていたら･････勝っちゃった(笑)

どうしても､ヘ-ン-シ-ンと云いたくなるけれど､その変身ポーズをしてから打席に立てば･････やっぱりアホって云われるかも｡

私がもう一つ気になるのは､お玉ちゃんの位置｡

赤にあるのか､それとも黒にあるのか･････気になりませんか？

良くお似合いですよ

本当に久しぶりにドンキへ行った｡

実はドンキが苦手だ｡

何処に何があるかサッパリわからん陳列方法｡

ルンバの目的は人気商品の椎茸が原料の品らしい｡

狭い店内のクネクネ通路を先導して歩いていたルンバが一寸目を離した途端消えた｡

何処へ行ったのかとS字カーブの続く通路を戻ったら､脇道のレギンスとか云う下着？を脚に当てて悩んでいる｡

どうも女性の下着はよくワカラン｡

知っているのはパンティーとブラジャーにシュミーズ程度｡

あぁ､それにTバックも｡

トップスと云うのは乳首を隠すものかと思っていたのだが､違うと知ったのは最近だ｡

興味の無いルンバの下着選びから離れて隣の脇道を覗いたらオネエサマがヒラヒラの付いたスケスケの何かを身体に当てて悩んでいる｡

私は近寄って｢どちらもお似合いですよ｣と声を掛けそうになったが､寸前で堪えた｡

オネエサマがスケスケを着ている姿がいつまでも脳裏から消えない｡

彼女の奥にはブラジャーが沢山陳列されていて妄想に拍車をかけた｡

私は思いっきり首をねじ曲げて興味が無いフリを装い､何を着ても興味を感じ無いルンバを探す為にクネクネ道を戻った｡

もう少しだけ頑張ろう

その気になったのでサッと腰を上げた｡

一番の理由は､出るものが出て安心したからだ｡

久しぶりに向かったのは市内にある春採湖(はるとりこ)

湖に沿って一周4.7キロの遊歩道がある｡

雨雲が通り過ぎたばかりで､空がまだ少し暗い｡

ヒンヤリする風が､ウインドブレーカーを着てこなかったことを一瞬で後悔させた｡

蕗が大きく茂っていた｡

少しだけ走ってみようと思ったのは､電信柱が並んでいる区域に来た時｡

10年程前､最初は電柱1本分だけ走ってみようと思った｡

次の日は2本分走ってみた｡

3本走った日には､もう無理だと思ったのに､さらに走る距離を延ばせたのはランニングではなくスロージョギングなら頑張れると､テレビ番組でコーチが指導しているのを見たからだ｡

日本一開花が遅い桜の花が､冷気の中頑張ってしがみついている｡

もうウォーキングに戻そうとした私の弱気な心を電柱1本分だけ押してくれた｡

攻防

今日がルンバの診察日だと知ったのは昨夜｡

私はアッシー君として使われる覚悟を決めた｡

出発時間を確認したら7時50分｡

久しぶりに目覚ましの音で目覚め､テキトーに洗顔し朝食をとった｡

デヤーッと着替えて運転席に座り､予定の1分遅れで出発。

ルンバを病院で降ろし迎えの連絡が入るまでが忙しい｡図書館へ行って借りていた本を返し､最近お気に入りの原田マハの本を3冊借りた｡

昨日｢点灯しない｣と云っていたルンバの寝室にある足下灯の電球を探してDAISOへ｡

DAISOには種類は少ないがLED電球だって売っている｡

100均なのに300円の表示が付いたLED球は電気店で買うと1000以上する｡

今度はホームセンターでトイレットペーパーを両手で抱えて会計｡

｢あの人はあんなに沢山ウ●コをするのだろうか｣と思われているかも知れないが､そんな嘲笑にも負けず車に積み込む｡

一応云っておくが､私がトイレットペーパーを使う量は数センチだ｡前にも書いたがチョンチョン程度｡

両手で遠慮無くクルクル回してゴッソリ使うのはルンバ｡それなのに､何故かトイレットペーパーの買出し係は私になっているのが面白くない｡

一度帰宅して購入したウ●コ紙を家へ運び､ルンバの寝室でLED電球に交換し点灯チェック｡

｢終わったよ｣の電話を受けて､また病院へ向かう｡アッシー君は大忙しだ｡

アノ御方は車に乗るとウッフンもせず｢COOPへ｣の指示｡

COOPへ着くとカートを私に任せ｢カードにチャージしてくる｣と消えた｡

私はそのスキを見逃さない｡

チョット高級なドリップ用コーヒーに冷凍ピザ､パンやヨーグルト､それから･･････何だったっけ｡

とにかく私が欲しいものを籠に放り込み､戻ってきた彼女にカートを渡した｡

僅か数分でカートの中に沢山入っているモノを見て何か言おうとした所で

｢あぁ､壊れていた寝室の電球をLEDに換えて点くようにしておいたから｣と云った｡

本当はDAISOの商品なのに｢いやぁ････高いねぇLED｣と小さな嘘をつく｡

｢トイレットペーパーも沢山補充しておいたから｣と云った所で彼女の何か云いたそうな口は閉じた｡

｢卵が無いね｣と彼女が横を向いたスキに､私は一番のオススメと書かれていた｢紅はるか｣の焼き芋をサッと載せた｡