松坂屋での「大九州展」も三日目を迎えた。今日は79歳のおばあちゃんから元気を頂いた。名入れ箸1050円を注文してくれたおばあちゃん、ご自分の主催している敬老会の名前を彫って会員の人にプレゼントしたいということだった。50膳ほどの注文なのでありがたい。元気が良くてワッハッハ、ワッハッハと大きな声で笑われる。笑顔というよりは豪快な笑い顔というほうがピッタリだ、ついついこちらも楽しくなって、おばあちゃんの話を聞いていると、おばあちゃんには4人お子さんが居り、4番目のお子さんに障害があったそうだ。「私はその子から幸せを貰ったのよ」「その子のお陰で父ちゃんも一緒になって子育てをして、家庭が一つなの、そうでなかったら今頃、父ちゃんがこれ(小指を立てて)でも作って私は泣いていたかもしれない?」「私は幸せ者だよ。」笑い話でなく、ここまで来るのに沢山の困難があったと思うのだが、その子のためにしっかりと力強く生きてこられたと思われる。そんなことをおくびにも出さずに豪快に笑っている。
そのおばあちゃんが帰った後はこちらもサッパリと気持ちが良くなった。なんか、回りまで元気にしてくれるエネルギーを感じた。