高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

不二家の偽装問題

2007年01月29日 22時18分06秒 | ブログ

不二家の賞味期限切れの問題から、次から次へと問題が出てくる。私が小さいときは不二家のハンバーグを食べに行くのが一年に一度の夢の時間であった。柔らかくてジューシーで本当に美味しかった思い出が一杯だ。ペコちゃんを見ると子供の頃を思い出す。

ここ、九州展でも偽装表示の問題が浮き上がった。東京の真珠屋が大分県産を偽って出店していた。お客様の電話でデパートが騒然となり、あたふたとしている。別に怪しいまがい物の真珠を売っているわけではないので、小細工をする必要は無く、正々堂々と所在を明かにした売り方をすれば良いのだ。それを、大分県産と偽って九州展に出店することがオカシイ。

いつも言っていることだが、竹ハンドバッグでも中国で作ったものを平気な顔をして国産と偽って販売している業者を見ると情けなくなる。中国製品が悪いわけではなく、正直に中国物は中国物として安く販売したら良いと思う。それを国産品として偽って、高い値段で売ろうとするからおかしくなる。人間性の問題なのだが、そんな業者を見ていると本当に情けなくなる。自分の作品を自信を持って適正価格で正々堂々と販売できるのが良いのだが、つい、ちょっと安く見えるまがい物に目先が言ってしまうお客にも問題がある。お客さんにも、本物を見る目を養ってもらえるように啓蒙するのも我々物作りをする職人の仕事なのだろう。

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名古屋松坂屋「大九州展」

2007年01月29日 09時25分56秒 | 出張

20070128165539 今年最初の催し物の名古屋松坂屋での「大九州展」も土、日の山場を過ぎてもう明日でおしまいである。土曜日には中学、高校の時の同級生が顔を出してくれたり、沢山の常連さんが来て下さった。お陰様で成績のほうも順調です。いつもこの松坂屋の催事が年の初めの催しなので、縁起を担ぐわけではないが、ここの良し悪しが一年を占うような気がして緊張する。

松坂屋でもリピーターのお客様に本当に助けていただいている。バッグを買おうか?どうしようか?と迷っているお客様の時に、以前買っていただいたバッグを提げて持ってこられる、そして、私のバッグの良さを説明してくれる、すると、迷っていたお客様も「じゃぁ、下さい」と。今回はまだ時期的に冬という事もあって、新規の人が今すぐ使いたいと買ってくださる訳ではないので、こういったお客様の声とか信頼感が一番大切なのである。

昨日バッグを買って頂いた品の良いご夫婦連れお客様から「今日も歩いてきました?」と聞かれた。「エッ」と思ったのだが「ハハーン、このブログを見ていてくれるのだ」なんかとても身近な感じを受けた、きっと、この記事も見て下さると思うので、改めてありがとうございました。

もう一つ、朝から縁起が良くて、インターネットで「名入れ箸」を見たお客様から、学校の卒業の記念品にと、生徒の名前を入れて作って欲しいと注文が入った。ありがたい事だ。名古屋の出張から帰ったら、ホームページを更新して新しい商品をアップさせなくてはならない。がんばろー。

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