高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

山小屋ガウディ計画  子供部屋、改築工事 2

2015年12月06日 09時41分21秒 | ログハウス

子供部屋の改築で、一番気になって居たのが、床の高低差だ。

そもそも、30年ほど前に、家を建てるとき、素人ばかりの工事をしたので、もともと、高さの違いがあったのです、

その上に、丸太積みの場合は、丸太がよく沈む所と、沈まない所が出来、ますます、床の歪が出てしまったのです。

こんな歪んだ家で暮したのに、子供たちの性格は真っ直ぐな物になったのは、不思議な事です。

荷物を退けてみると、こんな広い部屋が出てきました。



まず、歪んだ床の高さを、ちゃんとした高さにするには、基準を出さなくては為りません。

昔は、バケツに水を居れ、その中に透明ホースを差し込み、水圧の高さで水平を出したものですが、(水盛り)という

30年経ってみると、現代は優れた装置が出来ています。

赤外線水平機です。5000円くらいで、こんな便利な機械が出来たのですな。



これをどうやって使うのか?というと、部屋の真ん中に、この機械を置き、スイッチを入れると、壁に、赤外線で水平線が映し出されるのです。



こんな感じです。

この高さを、壁に隅付けし、水平線の基準を付けるのです。

その高さに糸を張り、その高さに合わせて、垂木の高さを削って行きます。





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山小屋ガウディ計画  子供部屋、改築工事 1

2015年12月06日 09時24分03秒 | ログハウス

毎年、出張の無くなる秋から冬にかけては、我家や工房の手直しや改装工事をすることに為る。

今年は、30年間そのままだった、瓦の塗装のし直しが終わり、一息ついた所です。

屋根の塗装会社にお願いすれば、簡単に終わるかも知れませんが、100万近いお金が掛かってしまいます。

お金だけの問題ではなく、自分で建てた家なので、メンテナンスも自分の手で・・・・・


この終わりの無い、我家の改築工事を「山小屋ガウディ計画」と、名付ける事にした。


さてさて、屋根の後は、2階の子供たちの部屋の改築をすることにした。

約二十畳ほどのワンルームを、カーテンで間仕切りし、二部屋にしていた。

子供部屋も、長男坊は結婚し、大阪で所帯を持ちました。

次男坊は、現在カナダに留学中、帰国しても、まだしばらくは帰ってきません。

そんな状況なので、二人とも居ないうちに、以前から気に為っていた、床のゆがみを直し、ちゃんとした間仕切りをし、二部屋に分けることにした。

二人の荷物を運び出すと、ずいぶん広い部屋が出てきました。

隣の部屋は、二人のベッドや箪笥、机、荷物で大変な状況になっていますが・・・・・(^_^;)

壁際の板を動かしたら、こんな同居人も出てきました。



ヤモリです。

彼らが、いつも我家の害虫を取ってくれていたのですな。

こんな写真も出てきました。



20年前は、私もダイエットなど考えもしなくて済んだのに・・・・・





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