子供部屋の改築で、一番気になって居たのが、床の高低差だ。
そもそも、30年ほど前に、家を建てるとき、素人ばかりの工事をしたので、もともと、高さの違いがあったのです、
その上に、丸太積みの場合は、丸太がよく沈む所と、沈まない所が出来、ますます、床の歪が出てしまったのです。
こんな歪んだ家で暮したのに、子供たちの性格は真っ直ぐな物になったのは、不思議な事です。
荷物を退けてみると、こんな広い部屋が出てきました。
まず、歪んだ床の高さを、ちゃんとした高さにするには、基準を出さなくては為りません。
昔は、バケツに水を居れ、その中に透明ホースを差し込み、水圧の高さで水平を出したものですが、(水盛り)という
30年経ってみると、現代は優れた装置が出来ています。
赤外線水平機です。5000円くらいで、こんな便利な機械が出来たのですな。
これをどうやって使うのか?というと、部屋の真ん中に、この機械を置き、スイッチを入れると、壁に、赤外線で水平線が映し出されるのです。
こんな感じです。
この高さを、壁に隅付けし、水平線の基準を付けるのです。
その高さに糸を張り、その高さに合わせて、垂木の高さを削って行きます。