高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

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新潟 総踊り 1

2008年09月14日 09時20分00秒 | 家族

週末に長男クルムが住んでいる新潟に行ってきた。「よさこい部」に入っているクルムに取って、高校生活最後の大きな催し「新潟 総踊り」が行われたのだ。それを見に行くために、次男坊シンラも学校を休ませ、飛行機で新潟へ!しかし、全国規模のこの「総踊り」の為、福岡→新潟便が満席で取れず、やむなく、福岡から名古屋へ、名古屋で乗り継ぎ新潟へ、と。金曜日は、ただ、移動に一日が潰れてしまった。

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この「新潟 総踊り」は、江戸時代から明治にかけて、新潟市で四日四晩、小足駄を履いて踊りあかしたお祭りだったそうだ。一旦、途切れていたお祭りを現代に当時と同じような形で再現させたのが、新潟総踊りだそうだ。祭りを見ていると、中学時代に日本史の授業で習った「ええじゃないか踊り」を思い出した。当時の苦しい圧制の中で、農民たちが「ええじゃないか?」「ええじゃないか!」と、無心に踊り、取り付かれたように踊っている様を想像した。夜の部はこの下駄総踊りが市内のアーケード街を練り歩く。

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昼の部は全国から「よさこい踊り」のグループ(連)が市内の6会場で踊りを披露するのだ。

高校1年生の時に「よさこい部」に入ったと聞いた時は、「えーっ!」と思ったが、一つの事に集中して楽しんでいる姿は、他の分野にも通じる事になる。妻の悦子は毎年、この「総踊り」を見に来ていたのだが、高校生活最後の今年は「お父さんも見に来てよ!」と言われ、家族で行くことにしたのだ。

1061 汗びっしょりになって、一生懸命踊っている姿は見ていて、「良かったなー!ずっと続けてきた良かったなー!」と思わず涙ぐんでしまった。毎日、毎日の練習で無駄な肉などはほとんど無い!メタボリックな私としては申し訳ないくらいである。

13日の夜は、クルムが踊り終わった後、私たちが宿泊している「ホテル新潟」に来させ、お鮨を一緒に食べ、ちょっとインチキして、3人部屋であったが、4人で泊まった。成長する子供達を見るのがとても幸せである。今の所、息子二人は、素直に成長しているように思える。

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