高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

いよいよ最終日

2006年02月13日 07時38分00秒 | 海外事業展開グループ

Photo_27 旅行もいよいよ最終日。前日ジェトロの人がメッセ会場で本日の人に合う約束を取ろうとしたので、さすがにお断りした。「知識や体験もあまり一度に詰め込み過ぎると消化不良を起こす。」今まで本当にびっちりのスケジュールで回ってきたので今日ぐらい少しゆっくりと市内見学をしようということになった。ライン川沿いをゆっくりと歩いた。その時油布さんが「戦前はライン川をバーナウ川と習ったがいつの間にかライン川に変わった」と言い出した。早速スザンナに聞いてみると、少し考えた後、「ドナウ川のことを言っているのではないか?」と。あー勘違い、ちゃん、ちゃん。今回の旅行で油布さんが全体のマスコット的な存在であった。

Photo_28 シャガールのデザインしたステンドグラスのある教会へゆっくりと静かな時間が流れる。このときだけ急にカトリックの信者になったような気がする。シャガールのなんともいえぬ青の色使いが私の心を捉えて離さない。

その後、1時にカテドラルの前の広場に集合と約束して市内のデパートでお土産を買ったり、各々が散策を楽しんだ。が、集合時間になって油布さんが迷子になって一人だけ戻ってこない、みんなで心配して探し回っていると30分ほどして緊張した顔の油布さんがやっと見つかった。「教会の前の広場で集合」だったが「教会がいっぱいあるのだ」と40分ほど言葉が通じない中であちらこちらへと歩き回り、本当に心細い思いをしていたようだ。でも、無事見つかって全員がほっとした。

Photo_29 昼食にソーセージを食べた後、マインツを出てフランクフルト空港に。まだ飛行機の時間まで4時間ほどあったので荷物だけチェックインしてフランクフルト市内へ買い物に出た。私は毎回ティディベアーを買って帰る、今回ので我が家には4体のティディベアーが並ぶことになる。

Photo_30 フランクフルト一のメイン通りを散策しながら最後の記念撮影。パチリ。電車で空港に戻り、ここでエミさん夫婦とお別れ、涙もろいエミさんはもうポロポロと涙をこぼしている。彼女は今年の9月に初めての出産予定。おめでとう。後ろ髪を引かれる思いでドイツを後にした。

竹工房オンセ

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