20日から、新宿伊勢丹での「大九州展」が始まった。今回、私のブースの横に、昨年ミラノに一緒に行った「大橋」さんに出てもらい、「別府竹細工」として新しいブースを作っていただいた。彼も、こういった催事での展開は初めてで、戸惑っている。普段は自分の工房で製作をしていることがほとんどなので、今回の物産催事で経験することが、良い経験になるのでは?
実に真面目な好青年である。彼の場合はお客様受けも良く、営業も充分こなしていけるであろう。初日、二日目と戸惑いながら、実演販売と緊張してやっているのが伝わってくる。「爽やか!」彼を一言で表すとこの言葉がピッタリである。一生懸命、製作実演をしながら、ちょいと見た目は歌舞伎役者にしても良いような趣がある。この、ひたむきな真面目さを隣のブースの「福衛門窯」の福ちゃんと、鍋島絨毯の田中に「爪の垢」を煎じて飲ませてあげたい。
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