高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

送別会

2008年02月29日 20時49分00秒 | 海外事業展開グループ

20080228183743 伊勢丹から帰った翌日、ジェトロ大分の奈須さんの送別会があった。彼女は大分に3年半在任し、丁度私たちが海外事業展開グループを発足した当初から、丸々関わってきた。まるで、私たちをイタリアに行かせる為に大分に居たみたいだ。今回のイタリア行きには、随分とジェトロのメニューを使って、金銭的にも情報、事前広報、市場調査など多方面に渡って助けていただいた。ジェトロとしてではなく、彼女の物怖じしない飄々とした性格のお陰で、テレビ局まで巻き込んだり、県知事の後押しが出来たり、ずいぶんと巾が広がったものだ。

20080228224318 送別会のメンバーはミラノにいった4人(油布さん、毛利さん、大橋君、私)と県職から浜名さん、K谷さん、それに毛利さんの奥さんのむっちゃんと私の妻の悦子の全員で9人。18時から始まった送別会も23時頃まで、5時間近く、この3年間の中身が濃かったのか?尽きる事無く、話に花が咲いた。繰り返すようだが、今回のミラノまでの道のりは決して簡単に楽に辿り着けるものではなかった。コツコツと小さな積み重ね、時間、労力、お金、多大なる回りのサポート、そして、4人で呼び込んだ運。みんなで積み上げたミラノ展示会であった。彼女を送り出す会で、自分たちも「本当にやって良かった!良く、此処まで来たよな!」と自分たちを励ます会でもあった。

達成感の後に、次への目標の気持ちも少し芽生えてきた。これまで、ミラノから帰った後に必ず「次は何時するんですか?」と聞かれるたびに、「そんなに簡単に出来るもんじゃ無いワイ。」と、心の中で反発していたが、やっと、新しい芽生えが出来るようになって来たのかな?ひょっとして、次回はアメリカで?また、少しずつ積み重ねていきますか?

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