久しぶりに「どっとこむおおいた」のセミナーに行ってきた。
毎月1回、第二土曜日に講師を呼んで、ネットショップのノウハウを学ぶ集まりである。どうしても、ネットショップ販売は、一人でパソコンに向かっている店主が多いので、孤独な作業になりがちである。
先輩経営者の、知識や成功例・失敗例などの中から、新しい意欲を見つけるのである。
県外の外部講師を呼ぶこともあるが、同じ、「どっとこむおおいた」の会員の中の実践例を聞くこともある。
今回は、宇佐市(私と同じ町)に住んで居る、「平成の武器商人」と呼ばれる、奥本さんの発表であった。
決っして、スタイルが良い訳でも無く、男前でも無い、どちらかと云えば、目も小さくて、不細工な部類に入る男だ。
しかし、強かな経営戦略を持った、男であった。
講義の内容は、
「独自ドメインに拘る訳」話の中身は、見た目とは違い、実に濃いものであった!
若いころは、そこらへんにゴロゴロしているヤンキー兄ちゃんである。これと云った取り柄も無く、ただ単に、空元気を出している兄ちゃんであった。
何とか高校を卒業して、地元の会社に就職した。この時も、特別な資質がある訳でもなく、リーダーシップがある訳でも無い、まぁ、しいて言えば、体が丈夫な事だけが唯一の取り柄であった。
そんな彼が、仕事のかたわらで、趣味で始めたネットショップである。
扱う商品は、防犯グッズである。スタンガンとか警棒とか?吹き矢とか?何か、変な物ばかりである。
ところが、「好きこそ物の上手なり!」と云うように、元々、ヤンキー兄ちゃんなので、こういった武器になるような品物が好きなのだ!
好きな事なら、どんどん身が入っていくので、昼間の仕事は適当に、この副業に力が入っていく。
そして、片手間でやっている副業で、年商1億を超えるほどの実績を上げてしまった。
セミナーの途中でも、こんな被り物を被って、話し出す特殊な感覚を持っているヤツだ。
丁度その頃、「秋葉原の殺傷事件」が起き、防犯グッズは、殆ど売り切れてしまうほどのブームが起きた。
陰では、「あの事件は奥本が仕込んだ事件では無いか?」と、噂されている。
この事件をきっかけに、サラリーマンから足を洗い、ネット販売専業の「ボディーガード」と云う会社を立ち上げたのだ。
経営内容を、聞いていると
「売りたい商品を売って、利益を出す。これに尽きる!」と云う。
まさに、武器商人が、あちらこちらで紛争を起こし、膨大な利益を生み出す武器を売り込んで儲けるのと同じ哲学だ。
宇佐市の柳ヶ浦駅のすぐ近くには、あっという間にこんなビルを建ててしまった。
まるで、パチンコ屋の様な派手な店舗であるが、一元客が入って来るのを拒むかのように、窓やドアは、固く閉められている。
地元では、「悪徳御殿」と呼ばれている・・・・
講義の内容は明日のブログに つづく
このブログの応援をこめて、下のバナーを ポチッと押して下さい!
ワンクリックありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます