叔父様から電話連絡を受けてから2ヵ月後、ようやく次男シンラと二人で「男の旅」を決行した。まだあどけなさが残る5年生。
2月だというのに沖縄に着いたら半袖でも良い位暖かかった。空港についてレンタカーを借り、那覇市内へ。沖縄には鉄道が無いため移動はもっぱら車になる。ホテルに荷物を置いて早速、市内を散策。色鮮やかな看板が同じ日本とは思えない雰囲気だ。夕方になってホテルに来て下さったのは康政叔父さんの息子、私からみると従兄弟になる「高江洲康彰」さん。ついに辿りついた私の肉親だ。
病気で入院されている叔父さんの所に案内された。年はもう90歳だが全然ボケたところも無く父親の若かった頃の話や私のお爺さんの事など、どんな所で育って、子供の頃の親父はどんなだったのか?他の親戚の方の事、などなど話は尽きない。ありがたいことだ。今まで空白であった自分の片方のルーツが繋がった。
あまり、長時間の面会も出来ないので病院を出た後、叔 母様に御挨拶するため家に向かった。今回、休みを取って沖縄を案内してくれた従兄弟の康彰さんと叔母様。
翌日、もう一度病院の叔父様にお話を聞かせてもらい、那覇市内の観光をした。その時、康彰さんが「結華ちゃんに連絡取った?」と言う。「エッ、誰ですか?」「妹の結華ちゃんだよ」「???」 実はこの時判ったのだが、私に腹違いの兄弟がいることが判った。
つづく
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