ちょっといいHanashi

Tea Cupブログからお引越ししました。日常の生活のちょっといいHanashiを書いています。

のぼりぼう

2006年06月11日 07時29分46秒 | ノンジャンル
低学年を持つとのぼりぼうの取り組みをする。これは、目標を手の届くところに小さく設定するということの一つの成功例となる。
マイのぼりぼうを決め、のぼれたところまでビニールテープをつける。次は、そのテープを少しでもいいから超すことを考える。ちょっとずつ、ちょっとずつ、そうしているうちにてっぺんまでたどり着くのである。
もちろん、やってるうちに手の使い方や足の使い方にこつがあることがわかる。そのために必要なのが応援団。するするとのぼれる子どもたちがこの役目を担う。こつをおしえてあげるのだ。そして、のぼれたところまでビニールテープをはってあげる役。
もうひとつは、みんなで応援する時間をとること。みんなの声援があると、自然と頑張れる。
一昨日もあらたに4人がてっぺんまでたどりついた。後もう少し。全員ができるようになるまでがんばろう。
まったくのぼれなかった子達が歯をくいしばって ふんばっている姿はなかなか感動的だ。
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アゲハ誕生

2006年06月11日 07時24分52秒 | ノンジャンル
学校で、アゲハ第一号、第二号があいついで羽化した。なかなかりっぱなアゲハだった。
卵 幼虫 さなぎ 成虫とその変化を追っていくとおもしろい。
あんな気持ち悪い幼虫から美しい羽をもったアゲハが誕生するのは、本当に不思議だ。寄生バチの話も子どもにしたので、みんな美しいアゲハが誕生してほっとしていた。
アゲハの成虫の雌は、羽化したとたんに、交尾するらしい。しかも一生のうちに一回しか交尾しないので、アゲハの雄は、羽化したばかりの雌をさそう。卵は、ひとつずつ、100個近く産むらしい。そのうちのかなりの高い率で、寄生バチや寄生バエにやられるらしいので、自然界の釣り合い的にうまくいっているらしい。すべてのアゲハの卵が幼虫になるとしたら、世の中から柑橘類の樹木の葉っぱがなくなるそうだ。

それにしても、毎日のように、ミカンの木の葉っぱをもっていかなければならず、アゲハの飼育も大変だ。葉っぱがなくなると栄養失調のままさなぎになる。

羽化したアゲハを大空にかえしてあげようと言って、飼育ケースのふたをあけると、クラスの女の子の胸にとまり、まるでブローチのようだった。お気に入りだったのか、しばらくそこにとまっていた。
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