父の年齢

遠い親類がなくなったと聞いた。
あらためてうちとの関係を聞いてみたら、
父の従兄とのことだった。

「え？いとこ？」とぴんとこなかった。
なぜならなくなったおじいさんは94歳とのことだった。

ぴんとこなかった理由は、いとこは年齢が近いという思い込みと、
私の中の父は、なくなった時の年齢のままとまっているということだった。
父は若くしてなくなったので、当時の記憶のままだ。
考えてみたら、生きていたらもう80歳をこえているわけで、結構なおじいちゃんだ。
そうすると、94歳のおじいさんといとこと聞いてもなんとなくつながる。
不思議な感覚だった。

84歳の父、どんな感じなのだろう。

葬儀

近頃、家族葬が多くて、めったに参列することがない。
でも、ここのところ、葬儀が続いた。親族の葬儀だ。

親族席に座り、久しぶりの葬儀にいろいろと思うことがあった。
親族とはいえ、みんなの血がつながっているわけではない。
それぞれのつながりがあるというものの、お互いに知らない場合も多い。
「この人だれなんかなあ」と思いながら、こういうときでしか集まらないというのもあるので、改めて紹介してもらって、「ふーん」という感じだった。
火葬場までいった。棺をおいて、火葬するところの中に入って行ったあと、スイッチのようなものを入れ、リアルにも「ゴー」っていう音がなるので、
「これなあ・・・・皆の心情を考えると、スイッチポン「ゴー」はないよなあ。」と思ってしまいました。

なんとなく疲れてしまいました。