自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
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開発経済学の流れ

2006-02-27 00:20:37 | 国際・政治・社会・経済

開発経済学とは、

第二次大戦後、先進国の植民地から各国が独立(もしく

強く希求)していく流れの中で、貧しい状態からどのよ

うにして工業化、産業革命を成し遂げ、経済成長してい

くかを研究する比較的新しい学問(※)である。

※故に検証作業が足りないといわれていたりする。

さらに新しい学問だけに時代状況とともにメインテーマ

変化している。

最初の主流が

①【構造主義】(40年代後半~60年)である。

「市場失敗論」を根拠とした

政府のプランニングと内向き工業化志向が理論の柱。

②そして次に①の批判から【新古典派主義】

(60年代後半~70-80年代は主流)

が台頭する。市場万能を根拠とした構造調整、

輸出志向工業化が理論柱。

③さらに二つの批判から【改良主義】(60年代後半~)

が出現し、格差拡大を根拠に構造主義、新古典派主義

の批判から誕生。

④新潮流、【開発の“政治”経済学】(80年代後半)が

生まれる。新成長理論、制度学派、

潜在能力アプローチなど。

以上が大まかな流れである。