自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
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出世願望

2007-04-15 10:09:11 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

出世願望なんて、全然ありません。

それでも、人に「出世願望強いでしょう」なんて言われると、

否定しますが、半ば「何が悪い!!」と心の中で思います。

出世願望ではなく、私の心の中にあるのは「成長願望」です。

一社員であるならば、やりたいことはあるけれども、限りがあるのは

ものの道理でしょう。

最近では、会社組織は、意思決定のスピードをあげる、

また、重要な情報がTOPまでたどりつかないこともあってか、

フラット構造を志向しているところが、

多いですが、完全なる水平化は不可能です。

組織は必ず(ヒエラルキー)階層をなす。組織たるゆえんだと思います。

その事をマックスウェーバーが解き明かしたのも、もう何年も前のこと。

階層が存在すると、トップダウンのほうが、効率が良いために、

出世すれば(階層の上にアップすれば)、権限を与えられれば、やりたいこと

の幅や深さに広がりができると思います。

でも、成長したからといって、出世できるとは限りません。

でも、成長していれば、誰も逃れることができない、

「人まで取引される(労働)市場原理」が働く中で、

自分の主張を通しやすくすると思います。

だから「成長願望」はむちゃくちゃあります。

これは胸を張っていえることです。

いまは、人をリード(管理ではない)することなんて

能力上全く無理です。早く、成長を分かち合える

人間になりたい。これが正直なところです。