出世願望なんて、全然ありません。
それでも、人に「出世願望強いでしょう」なんて言われると、
否定しますが、半ば「何が悪い!!」と心の中で思います。
出世願望ではなく、私の心の中にあるのは「成長願望」です。
一社員であるならば、やりたいことはあるけれども、限りがあるのは
ものの道理でしょう。
最近では、会社組織は、意思決定のスピードをあげる、
また、重要な情報がTOPまでたどりつかないこともあってか、
フラット構造を志向しているところが、
多いですが、完全なる水平化は不可能です。
組織は必ず(ヒエラルキー)階層をなす。組織たるゆえんだと思います。
その事をマックスウェーバーが解き明かしたのも、もう何年も前のこと。
階層が存在すると、トップダウンのほうが、効率が良いために、
出世すれば(階層の上にアップすれば)、権限を与えられれば、やりたいこと
の幅や深さに広がりができると思います。
でも、成長したからといって、出世できるとは限りません。
でも、成長していれば、誰も逃れることができない、
「人まで取引される(労働)市場原理」が働く中で、
自分の主張を通しやすくすると思います。
だから「成長願望」はむちゃくちゃあります。
これは胸を張っていえることです。
いまは、人をリード(管理ではない)することなんて
能力上全く無理です。早く、成長を分かち合える
人間になりたい。これが正直なところです。