自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

見城徹『編集者という病』

2007-06-16 01:34:10 | 小説以外 

幻冬舎の設立者。人生は、人とのかかわり方で決まる。そんな風に思えるようになる。「顰蹙(ひんしゅく)は金を出してでも買え」・・・・すげ~と思う。中身を読めばまっすぐに、自分に他人に正直(本気で)に生きてきたことが分かる。しかもそれが当たり前だろう!!というように。

例えば、トイレで掃除のおばちゃんとすれ違うときに若者が「早く終わらせてよ」というのを

聞いたとする。自分は、そのまま見過ごせない、と。「今のセリフは無いんじゃないか」といって一時間ぐらい話し合うことになる。

大人のイメージってこういうもので、自分はそうなりたい。きっと多くの人もこういう人間になりたいと思っているのではないか。ただその後、言葉では理解していても、行動に移せるかどうか。そして人生においては自分の満足できる結果が出せるかどうか。

当然だが、意志を持つ・理解・行動・そして自身の望む結果、これらの・の壁は非常に高い。けれどもこれが決定的な差を生むことになる、、、ように思う。