下から見上げた時には伊吹山の頂上は雲の中でしたが、西遊歩道を歩いて頂上へ来た時には青空が広がる秋晴れの良い天気になりました。
少し肌寒いくらいの気温で、takayanはウインドブレーカーを羽織りますが、家内は涼しくて気持ちが良いと言ってました。
隣のベンチの若いカップルは夏の服装の薄着のままで、寒さに震えてました。
ほとんどの人は10分余りで降りられる中央の遊歩道から駐車場へ戻りますが、takayanは運動のために東遊歩道から下山します。
1
頂上の弥勒菩薩
2
コンビニおにぎりを食べながらしばらく休憩し、東遊歩道経由で駐車場へ戻ります。
以前はこの辺りもお花畑が広がってましたが、今は草原になっています。
鹿や猪の侵入防止のネットフェンスがどこまでも続きます。
3
4
頂上から少し歩くとサラシナショウマの大群落
5
この辺りには今は撮影する花も見当たりません。下にはドライブウエイが見えています。
6
東遊歩道から駐車場のルートは1時間くらいのコースですが、撮影しながらゆっくり歩いて2時間弱かかりました。
東遊歩道は一方通行で下山専用です。駐車場から登ってくることはできません。
7
8
あちこちに石灰岩が突き出ています。
9
10
西と中央の遊歩道は軽い服装で多くの観光客が歩いてますが、東遊歩道はしっかりしたトレッキングシューズが必要です。
この日は東遊歩道で誰にも出会うことがなかったです。
11
ここを下ると伊吹山では珍しい湿地がしばらく続きます。
12
苔が見られるのはこの辺りだけです。
13
14
15
16
マムシグサ
17
ヤマミゾソバ
平地で見るミゾソバと一緒ですね。(ピンボケです)
18
ミツバフウロが残ってました。
マクロレンズを出すのが面倒で24-70mmで撮影
19
サラシナショウマを接写
20
21
22
やっと出逢えたイブキトリカブト
この後に、東遊歩道の出口付近でイブキトリカブトの大群落に出会えました。
その風景は次回に紹介します。
撮影日 2021年9月6日
撮影地 伊吹山
機 材 Nikon D4S
Nikon D810
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
東遊歩道はまだ歩いたことがありませんが
静かな散策路のようですね。
苔が見られることも知りませんでした。
ネットフェンスがどこまでも続く遊歩道ですが
お花畑が広がっていた頃を想像してみました。
今はどこの高山植物も危機に瀕しているようですが
動物の害や地球温暖化など根本的な解決が難しく
ネットフェンスを張るのが精一杯なんでしょうね。
頂上から1時間(2時間)頑張って歩かれましたね。
東遊歩道を歩く人はあまり多くいません。
takayanは以前からここもよく歩いてますが、この日も誰一人会うことは無かったです。
コース案内には1時間とありますが、撮影しながらゆっくり歩いて2時間弱かかりました(笑)
ほぼ全山にネットフェンスが張られているのですが、
仕方のないことですね。
昨年は多くの鹿を見ましたが、今年は珍しく出会うことがなかったです。
季節や時間帯によるのでしょうかね?
以前は鹿の姿を見かけることが無かった自宅周辺でも近年は鹿が増えています。
動物の生態系も大きく変わってきているようです。
ネットフェンスが張られていても、あちこちで土を掘り返した跡が見受けられます。
今の状況では、昔のままの自然環境を守っていくことが
難しくなってきているのでしょうね。
伊吹山でもこれ以上荒れることが無く、少なくても現状の状態が残ることを願っています。
いつもありがとうございます。