今日は桂浜園地での彼岸花の撮影中に出会ったアサギマダラの紹介です。
アサギマダラに出会ったのは久しぶりで、園地に咲く野紺菊の花で吸蜜してました。
アサギマダラは日本と沖縄、南西諸島、台湾などを行き来し、渡りをする蝶として知られています。
羽にマーキングを施し渡りの調査も行われていて、1日に100〜200kmも移動することもあるようです。
和歌山県でマーキングされた個体が、2500Kmも離れた香港で捕獲されたこともあるそうです。
フジバカマやヨツバヒヨドリなどに来ることが多く、よく行く草津市のみずの森でも数年前に撮影しています。
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アサギマダラに初めて出会ったのは随分前の伊吹山でした。
最近は伊吹山では出会えていませんが、案外身近な所でも出会うことも多いです。
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こんなシチュエーションではどうしても花が白飛びしてしまいますね。
9番のショットは案外うまく撮れましたが、こんな曲面では思い切ってアンダーで撮り、現像時に暗部を調整するのが良いですね。
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紫の野紺菊の花が真っ白に飛んでいます。
この場面では花を白トビさせてもアサギマダラの色を残すことにしましたが、ピン甘ですね。
撮影は全てD4SとAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRでした。
やはり高速連写の効くD4Sと単焦点の望遠レンズが使いやすいですね。
今から思えばD810と AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDで近距離でも撮ってみれば良かったですね。
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何枚撮ってもよく似た写真ばかりですが・・・・アサギマダラだけで160枚ほど撮影しました。
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そばでNikonの一眼レフで撮影されていた方から「気持ちの良いシャッター音ですね」と言われて少し嬉しくなりました。
D6が発売されてD4Sも2世代前の機種となりましたが、やはりフラグシップ機の連写力はすばらしいです。
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160枚ほども撮ったのに・・・飛翔する姿をまともに捉えたのはこのショットだけ。
やはり飛んでいるシーンを捉えるには、MFで置きピンの方が確率が高いでしょうね。
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近くに止まったシジミチョウ
これはベニシジミかな?
次回は箱館山の麓の蕎麦畑の風景です。
撮影日 2020年9月28日
撮影地 琵琶湖畔・桂浜園地(滋賀県高島市今津町桂)
機 材 Nikon D4S
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR