気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

セリバオウレン(瀬田公園)

2025年02月18日 | 山野草

(Nikon Z6Ⅲ  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)

 

数年前から通い始めた瀬田公園のセリバオウレンの撮影。

昨年は2月13日に行ってちょうど見頃だったので、そろそろかな?と思い17日の午後から出かけてみました。

数年前に琵琶湖文化ゾーンで出会った方に、向かい側の瀬田公園の林の中にセリバオウレンが自生していると聞き、

そのすぐに行きましたが、広い園内でどこに咲いているのか分からずに相当探し回りました。

意外にも自生地は公園の入り口に近い所で、今では駐車場から10分も歩けば自生している場所に到着です(笑)

レンズはAF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED、AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sの

3本、ボディはNikon Z9とNikon Z6Ⅲの2台です。

昨年はまだNikon Z6ⅢがなかったのでD4Sを持って出かけました。

昨年の13日にはあちこちに多くの花が咲いてましたが、今年は4日後でしたがまだ咲き始めたばかりで、花も少ない状況でした。

花の背丈も低くて、見頃を迎えるまでにはもう少し先のように感じました。

もしかすると今年は生育の悪い年で、花の数も少ないのかも知れませんが、自宅からも近い所ですのでもう一度出かけてみようと思っています。

瀬田公園(大津市一里山)のセリバオウレンの2月17日の開花状況です。

 

機材ごとに紹介します。(機材を変えて同じ花を撮影していることも多かったです)

 

Nikon Z6Ⅲ AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

小さな花ならマクロレンズが常識ということで、NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR SをNikon Z6Ⅲで使いました。

FTZ II併用で何度か使ってますが、どうも相性が悪いようで、ピント面がシャキッとしないよう案気がしていました。

 

 

 

一脚を持っていたのですが使わずにどの機材でも手持ちでした。

一脚か三脚使用でマニアルフォーカスで絞り込んでの撮影が良かったのかも。

AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF EDは、D4Sや手放したD700などとも相性が良くてよく使ったましたが、

Nikon Z6Ⅲとはあまり良く無い気がしています。

 

 

そんなことでNIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sは諦めて、Nikon Z6ⅢにAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRをセットしました。

 

Nikon Z6Ⅲ  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

(105マクロと同じFマウントレンズですのでFTZ II(マウントアダプター)併用です。)

 

 

最短撮影距離が長くて寄れませんが、離れた所から撮影がやりやすくてこのレンズはお気に入りのレンズです。

最近はNIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR SよりもAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRの方が花の撮影によく使ったいます。

 

何よりもこのレンズは重さが755gで、本当に軽くて使い勝手がよく描写も素晴らしいです。

NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRを購入するまでは、1.7倍のテレコン併用で野鳥撮影に使ってました。

散歩がてらにバードウオッチングならNikon Z9とAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR+TC-17E2で手持ち撮影が一番です。

 

 

セリバオウレンの撮影はローアングルが多いのですが、動画を一切撮らないtakayanにNikon Z6Ⅲのバリアングル式のモニターは

使い勝手が悪いです。やはりNikon Z9の4軸チルトは写真撮影には使いやすいです。

まあ昔からの癖で、どんなシーンでもファインダーでの撮影が多いtakayanにはあまり関係ないのですが(笑)

Nikon Z6Ⅲの予約中にNikonZ 8のキャッシュバックセールがあり、その差10万円ほどでZ8を購入することができたのですが、

Nikon Z9と同じ性能のZ8ではなく新機種のNikon Z6Ⅲにしたのですが、今となってはZ8でも良かったのか?と思ったり・・・??

 

 

 

 

セリバオウレン(芹葉黄連)の葉っぱです。

 

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Nikon Z9 NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

この組み合わせが一番好きでよく使ってます

 

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もうしばらくすればNikon Z9Ⅱの発表もあるかも知れませんが、いったいどのくらいの価格になるのか?

おそらく80〜90万円くらいか、いやそれ以上にはなるのかも?到底年金生活者には手が届かないカメラになりますね。

しかし手元に残したNikon D4Sもそうですが、やはりフラグシップ機の所有感と重厚さは使ってみればその良さが分かります。

 

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おまけ

駐車場へ戻る途中に突然ドクターイエローが・・・近くにいたスマホを構えた二人の「キター」との声で気づきました。

咄嗟にカメラを構えて撮影するも、右手に持っていたのがNikon Z6Ⅲに300mmレンズ。

なんとかイエローがわかる程度には撮影できました。

通過を事前に知っていれば少し離れた池の辺りから全体を、Nikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sで連写できたのでしょうね。

 

撮影日 2025年2月17日

撮影地 瀬田公園(大津市一里山)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    Nikon Z6Ⅲ

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

    FTZ II


座禅草はほとんどが雪の下でした(2025年2月11日)高島市今津町弘川

2025年02月13日 | 山野草

 

大寒波の後の祝日(2月11日)に高島市今津町弘川の座禅草群生地の様子を見に行ってきました。

今シーズン4回目の訪問となる箱館蕎麦「鴫野」さんに11時半こ路に到着し、昼食を済ませて群生地へ。

週末の寒波により今津も積雪が多かったのは分かってましたが、想像していたよりも雪が多くて、群生地はほぼ雪に埋まってました。

駐車場のガードマンさんが「入口の階段あたりだけ雪がなくて、座禅草が見られるのはそのあたりだけです」との案内でしたが、

少しでも見られたらと良いと思って、Nikon Z6ⅢにNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S、Nikon Z9にNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRをセットし、

両方ともに外付けのストロボを装着して群生地の竹藪へ向かいました。(Nikon Z9とNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRは一脚を使いました)

群生地へ降りる階段は雪が多くて滑りやすく、危うく転倒しかけたりしましたが、なんとか群生地へ降りることができました。

あらかじめ長靴を用意して行ったので、駐車場で履き替えました。この日はトレキングシューズでは雪中に埋まったと思います。

ガードマンさんの案内の通り遊歩道の入口のあたりだけ雪が少なくて、いくつかの座禅草を撮影することができました。

数少ない座禅草でしたので、2台のカメラで同じ個体を何度も撮影していたので、アップしたものも同じ個体が多くあります。

できれば週明けのお天気の良い日に再度行ってみたいと思ってますが、今日は2月11日の群生地の状況を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

座禅草自身が熱を出して周囲の雪を解かし、匂いを出して受粉のために虫を呼び寄せるそうです。

 

 

 

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群生地はこんな状況でした。

この雪の下には多くの座禅草が埋もれているでしょう。

 

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もう少し雪が解けていれば・・・

 

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シロハラがいました。

 

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駐車場は除雪されていて、祝日でしたので警備の係員がおらレました。

 

この後に何時もの酒波寺へ立ち寄り雪景色を撮影し、それから湖北へ回り三島池から伊吹山の撮影に行きました。

 

撮影日 2025年2月11日

撮影地 高島市今津町弘川

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

    SB-910

    Nikon Z6Ⅲ

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    SB-600

 

 

 

 


古知谷阿弥陀寺の大文字草 3(Nikon D4S)

2024年11月25日 | 山野草

(Nikon D4S・NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S)

 

古知谷阿弥陀寺の大文字草の3回目は、久しぶりに持ち出したNikon D4Sでの撮影分です。

最初の何枚かは AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDで撮影しましたが、すぐにAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRに交換しました。

300mmの望遠レンズならマクロレンズのように動かなくても、縁側から撮影できるというなまくらスタイルでの撮影を思いついたからです。(汗)

この記事の最後に、家内がNikon Z6Ⅲで撮った写真も何枚か紹介します。

 

 

 

D4Sは2014年3月6日に発売されたカメラで、調べてみるとtakayanがNikonに製品登録したのは3月18日でした。

発売日直後にD4を下取りに出し、キタムラで購入しています。(Nikon Z9以前はF3の時代から全てキタムラでの購入でした)

もう10年を超えているのですが全く故障知らずで、今のメインカメラNikon Z9に比べても質感はD4Sの方が高いです。

ボディは重いですが頑丈で高感度耐性も良くて、今も大好きなカメラですが、フラグシップ機と呼ばれたD4Sでも画素数は1623万画素です。

また今回使った AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDは2012年、AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRは2017年の購入ですが、

これらのレンズも一度も修理に出したことも無く、D4Sとともに使い続けています。

Nikon Z9を購入した際にD200、D300、D700、D810を手放しましたが、錫杖さんのアドバイスもあり、

Fマウントのオールドレンズニッコールをアダプターなしで使うためにもD4Sを残すことにしました。

デジタル一眼として初めて購入したD70は今も保管庫に眠っています。ちなみにD70の画素数は610万画素です。

D4Sと残したFマウントレンズのAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED、 AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED、

AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRはこれからも大事にして使い続けようと思っています。

 

 

ここからはAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRで撮影。

本当に軽いレンズで、1.7倍のテレコンを併用して野鳥撮影で活躍してくれました。

今も手持ちで散歩がてらの野鳥狙いには、Nikon Z9やNikon Z6ⅢにFTZ II併用で使っています。

 

ピンもバッチリです。

 

 

 

何といってもD4Sのシャッター音はミラーレスでは味わえない感触で、F3やFM2当時からの心地よいメカニカルなサウンドです。

 

 

 

 

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下の赤い花は入れなかった方が良かったですね。

 

来年は10月中旬の見頃を見極めて撮影に来たいと思います。

 

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もう終わりかけの花にミツバチが来てました。

こんな時には、マクロレンズよりも望遠の方が狙いやすいように思います。

 

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前回のNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sでも撮影した、もう片方の中庭に咲く竜胆と石蕗です。

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アップ枚数が多くなりますが、ここからは家内の写真を紹介します。

最近はほとんどカメラを使いませんが、この日はNikon Z6ⅢとNIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S(息子のレンズ)、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sで何枚か撮影してました。

 

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古知谷阿弥陀寺の大文字草を終わります。また来年が楽しみです。

 

撮影日 11月10日

撮影地 古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)

機 材 Nikon D4S

    NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

   

    Nikon Z6Ⅲ

    NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S


古知谷阿弥陀寺の大文字草 2(Nikon Z9・NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S)

2024年11月24日 | 山野草

 

11月10日の古知谷阿弥陀寺Nikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sの続きです。

前回に続き今回もNikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sでの撮影です。

同じ大文字草を何度も撮ったりしてよく似た写真が多いです(笑)

人が少ない古知谷阿弥陀寺ですが、この季節には珍しく10人くらいの方が来られてました。

それでもここはいつ来てもゆっくりお花を楽しめるひっそりとした山里の古刹で、お気に入りのスポットです。

 

 

 

 

色も形も違った奥の種類の大文字草が咲いています。

 

 

 

大文字そうには見えないですね。

 

 

 

 

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大文字草らしい姿で、淡いピンクが可愛いです。

 

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これは本当に小さな花でした。

 

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残念ながら少し見頃を過ぎていますが、またこんな姿も良いですね。

 

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これは先ほども撮りましたね(笑)

 

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廊下を挟んで反対側の庭には石蕗や竜胆が咲いてました。

 

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入り口近くの紅紫檀です。

 

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鮮やかな赤です。

 

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本来は左側と同じピンク色だったのですね。

 

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モミジはまだこんな緑です。

 

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次回はD4Sでの撮影分を紹介します。

 

撮影日 11月10日

撮影地 古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

 


古知谷阿弥陀寺の大文字草 1(Nikon Z9・NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S)

2024年11月24日 | 山野草

 

錫杖さん夫婦との東北から信州の旅から戻り、その後自宅近くでカメラ散歩をしたり、カワセミを撮ったりしてましたが、

11月10日に昨年も撮影に出かけた洛北大原の古知谷阿弥陀寺へ大文字草を見に行きました。

昨年は10月17日で1番の見頃でしたが、やはり今年は見頃には少し遅かたようです。

それでも庭一面に咲く色とりどりの大文字草は本当に綺麗で、人も少なくてゆっくり楽しむことができました。

ブログ仲間のはりさんが2日後の12日に行かれて、11月18日の記事で紹介されてました。

この日はりさんは「おにゅう峠」に行かれて、その帰りに古知谷阿弥陀寺に立ち寄られたのですが、

私も14日におにゅう峠の紅葉を見に出かけました。

今年は紅葉の見頃も少し遅れているようですが、おにゅう峠に続き、岐阜県揖斐川町の徳山ダムや

湖南三山の長寿寺に出かけ、紅葉風景も撮りためています。

遅れ遅れになりますが、順次アップしていこうと思っています。

 

さて、古知谷阿弥陀寺は九輪草の時期と、9月の秋海棠の季節に続き今年3回目の訪問でした。

静かな佇まいの古刹に咲く山野草が大好きで、takayanのお気に入りのスポットになっています。

今回はNikon Z9、Nikon Z6Ⅲに加え、久しぶりにD4Sも持って出かけました。

機材ごとに分けて紹介していこうと思いますが、まず最初は一番使用頻度が高かった

Nikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sでの撮影分です。(2回に分けてアップします)

 

 

入り口付近の石垣の上に咲く大文字草です。後ろの花は少し見頃を過ぎています。

 

庭に咲いていたミセバヤです。

自宅でも長い間育てていたのですが、今年の猛暑で弱ってしまいました。

ミセバヤは日本古来より万葉の植物として親しまれてきた植物で、ベンケイソウの仲間です。

 

葉っぱも綺麗に紅葉しています。

 

5月には九輪草が咲いていた中庭にやってきました。

今年も一面に咲く色とりどりの大文字草が迎えてくれました。

 

白い色は大文字草らしい姿です。

 

 

流石に少し見頃を過ぎています。

 

淡いピンクは優しい色合いですね。

 

 

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レンズ1本で撮影ならNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sが使い勝手が良いです。

この日も一番使用頻度が高かったです。

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まさに大の文字です。

 

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蟻が上ってきてました。

 

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次回もNikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sの続きです。

 

撮影日 11月10日

撮影地 古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S


洛北大原・初秋の古知谷阿弥陀寺その3

2024年09月19日 | 山野草

(猛暑の中にも秋の気配)

 

洛北大原・古知谷阿弥陀寺の阿弥陀寺の続きです。

この日も9月中旬とは思えない猛暑日で、山の中にある阿弥陀寺でも汗が噴き出すほどの蒸し暑さでした。

今週はまだ暑さが続くようですが、来週から少し秋らしい気温になるとの予報です。

各地でゲリラ豪雨が多発してますが、自宅付近ではこの夏夕立らしい雨は一度も無くて本当に灼熱地獄というような夏でした。

もう日本列島は温帯気候ではなくて、亜熱帯気候に変わってきているのでは?と思えます。

明日は彼岸の入りですが、夜になっても虫の鳴き声が聞こえてきません。

終日エアコンを使用し、窓を開けることがないので気が付かないのかもしれませんが、まだまだ本格的な秋は先のようです。

でも今日はいつも通る道の欅並木が少し色づき初めていて、ちょっとだけ秋を感じさせてくれました。

古知谷阿弥陀寺でもトップの写真のように少し色づいたモミジも見られ、小さな秋を見付けることができました。

 

 

カリガネソウ

シソ科に分類される多年草の1種。ホカケソウとも呼ばれる。和名は花の形状が雁に似ている草であることに由来する。

 

山地や原野に生える多年草です。花の形が渡り鳥の雁(がん)の飛ぶ姿に似ている事から、雁の別名「カリガネ」の名がついたとされ、静岡県では、準絶滅危惧種に指定されている希少な植物です。

秋の山野草として知られ、NHKの連続テレビ小説「らんまん」のオープニングにも登場しました。

 

 

シラヒゲソウ

ウメバチソウ科ウメバチソウ属に分類される多年草の1種。

和名は、白色の花弁の縁が糸状に切れ込んでいる様子を髭に見立てたことに由来する

 

これはルリトラノオかな?

 

5月に九輪草が咲く中庭

黄緑の葉っぱは九輪草で、濃い緑は大文字草です。

もう1ヶ月もすれば色とりどりの大文字草が咲き乱れます。

 

庭の隅に白っぽい秋海棠が咲いてました。

 

色ついたモミジですが、夏の暑さで痛んでいます。

今年の紅葉はあまり綺麗ではないかもしれませんね。

 

ヒオウギはもう終わりです。

 

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キセワタ (シソ科の多年草)

絶滅危惧種のようです。

 

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大文字草

もう1ヶ月もすれば綺麗な花を咲かせます。

 

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境内に多くあるシャクナゲには沢山の花芽が付いていました。

今年は花が少ない裏番だったようで、来春は綺麗な石楠花が見られそうですので、石楠花の季節にもお越しくださいとのことでした。

 

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大文字草の咲く10月から紅葉本番の11月にも訪ねてみたいですね。

 

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暑い日でしたが、秋海棠の咲く古知谷阿弥陀寺の撮影は楽しかったです。

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阿弥陀寺での撮影後に朽木の蕎麦屋さん「永昌庵 」へ

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写真は撮り忘れましたが、この日は初めて「とちあげ」(栃餅を揚げたもの)もいただきました。

 

お店の外に野鳥のための餌台が設置されていて、ヤマガラが頻繁にやってきます。

車へカメラを撮りに戻り、お蕎麦が来るまで野鳥撮影(笑)

 

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座っている場所からは位置が悪く窓枠がかかりました。

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あ!落としてしまった。

 

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再び挑戦

 

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うまく取りました。ヒマワリの種かな?

 

撮影日 2024年9月12日

撮影地 古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)

機 材 Nikon Z9

    Nikon Z6Ⅲ

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

 


洛北大原・初秋の古知谷阿弥陀寺その2

2024年09月17日 | 山野草

(古知谷阿弥陀寺は綺麗な苔庭も見応えがあります)

 

洛北大原・古知谷阿弥陀寺の続きです。

前回は見ごろを迎えた秋海棠を紹介しましたが、今回からは境内に咲く山野草などの紹介です。

古知谷阿弥陀寺では四季を通じて多くの花が育てられていて、受付でいただいた花目録には100種を超える花の名前がありました。

お寺の奥様と色々とお話しさせてもらいましたが、毎朝参道の清掃と夕方の水やりは大変な作業だとおっしゃってました。

特にこの夏は猛暑続きで、夕方の水やりには3時間くらいの作業になるとのことでした。

花の数はそんなに多くはないですが、種類は本当に多くて、いつ訪ねても境内には何かの花が咲いています。

5月の九輪草と並んで有名なのは来月から咲き始めから咲き始める大文字草です。

人も少なくてゆっくり撮影を楽しめる古知谷阿弥陀寺はtakayanのお気に入りの古刹です。

 

マツムラソウ

イワタバコ科マツムラソウ属の常緑多年草。

 

イワタバコの仲間は日陰で育ち、葉挿しで簡単に増殖できるところから人気があります。

本種は中国、台湾、日本(石垣島、西表島)に分布しています。

黄色の筒状花が良く目立ち美しい物です。

植物学者で、東京大学小石川植物園の初代園長を務めた松村任三を記念してつけらました

 

 

 

 

 

 

 

フシグロセンノウ

ナデシコ科センノウ属の多年草

本州・四国・九州の山地の林下などに自生するが、絶滅が危惧されています。

 

キレンゲショウマ

 

キレンゲショウマはアジサイ科キレンゲショウマ属の多年生の植物。

レンゲショウマに似ていることからこの名があるが、レンゲショウマはキンポウゲ科である。 日本の紀伊半島、四国山地、九州山地にブナ林などに自生する。

 

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ノコギリソウ(セイヨウノコギリソウか?)

 

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鳥兜はまだ蕾でした。

 

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次回に続きます。

 

撮影日 2024年9月12日

撮影地 古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)

機 材 Nikon Z9

    Nikon Z6Ⅲ

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S


洛北大原・初秋の古知谷阿弥陀寺その1(秋海棠)

2024年09月15日 | 山野草

 

9月も中旬とは思えない程の猛暑が続いています。

そろそろ自宅の庭や近くの田んぼの畦の彼岸花が姿を見せてもいいころですが、もうすぐお彼岸というのにまだその姿が見えません。

暑さのせいなのか?今年の彼岸花の開花は少し遅れているように感じます。

この夏はあまりの暑さに外出を控えてい、て長い間撮影にも出かけられていませんでしたが、12日に洛北大原の古知谷阿弥陀寺へ出かけました。

5月の九輪草の撮影にはよく出かけてますが、この季節は初めてです。

どの季節に訪ねても色々花が見られる阿弥陀寺ですが、今は秋海棠が一番の見ごろを迎えていました。

 

 

いつものように上の駐車場まで車で上がりました。

下の駐車場から急坂の参道はしんどいでしょうね。今まで下から一度も歩いていません。

 

鬱蒼とした木立の中に佇む古知谷阿弥陀寺ですが、それでもこの日は本当に蒸し暑くて汗をかかないtakayanも久しぶりに汗だくでした。

 

 

参道横に小さな花が咲いてました。

 

ここは紅葉の名所でもありますが、今年は一度その季節にも来てみたいです。

まだまだ青モミジが鮮やかでした。

 

花の撮影は後にして、まず本堂へお参り。

 

 

受付の奥側に咲く秋海棠です。一番の見ごろを迎えています。

5月の九輪草を見に来た時に、エビネランがたくさん咲いていた場所です。

 

苔むした石段とピンクの秋海棠が良い感じでした。

 

 

 

 

 

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 AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDも持って来たのですが、使うことはなかったです。

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次回は境内に咲く山野草などを紹介します。

 

撮影日 2024年9月12日

撮影地 古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)

機 材 Nikon Z9

    Nikon Z6Ⅲ

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

 


洛北大原・新緑の古知谷阿弥陀寺 4 (山野草)

2024年05月18日 | 山野草

 

洛北大原・古知谷阿弥陀寺の最終回です。

この季節メインの九輪草の他にも境内には多くの山野草が育てられていて、春から秋にかけて色々な花が楽しめます。

1ヶ月早ければシラネアオイやクマガイソウが見られたようで、秋にはダイモンジソウが綺麗に咲きます。

今年も九輪草をはじめ色々な花と新緑を楽しめました。また季節を変えて訪ねてみたいと思います。

 

 

駒草

高山植物の女王をここで見られます。

数年前に錫杖さん夫婦と乗鞍畳平の白雲荘に宿泊し、初めて見た自生の駒草が素晴らしかったです。

あの時には白い駒草も見られました。

錫杖さん奥様、また良い旅をお願いしますね。10年前とは体力がだいぶ落ちてきましたが(笑)

 

イカリソウ

 

ケマンソウ(タイツリソウ)

 

キンラン

二輪だけ咲いてました。

 

本堂

 

 

青もみじとお地蔵様

 

シライトソウ

 

軒下の木陰で今年も綺麗に咲いてくれてました。

 

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ヒメケマンソウ

別名がアメリカコマクサと呼ばれているようで、に駒草にそっくりですね。

はりさんの記事を見るまで、以前から駒草だと思ってました。

 

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バイカカラマツソウ

名前がわからなかったのですが、翌日に行かれたブログ仲間のはりさんが御住職に聞かれたそうで、ブログにアップされてました。

 

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シラユキゲシ

エビネランの花壇のそばに咲いています。

 

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昨年は見頃で綺麗でしたが、今年はすでに見ごろを過ぎてました。

 

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立浪草

 

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これは?

シラネアオイの葉っぱのようです。4月初旬なら咲いていたのでしょうね。

 

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秋が楽しみなダイモンジソウです。

 

予告で1枚

昨日鯖街道のおにゅう峠へドライブに出かけました。

分水嶺のブナの新緑。(詳しくはまた後日に紹介します)

(Nikon D4S・AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED)

 

撮影日 2024年5月9日

撮影地 古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)

機 材 Nikon Z9   

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    Nikon D4S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


洛北大原・古知谷阿弥陀寺 3 山野草(エビネラン)

2024年05月16日 | 山野草

 

5月9日の古知谷阿弥陀寺の続きです。

この季節の阿弥陀寺では前回アップした書院の中庭に咲く九輪草がメインですが、境内にはその他にも多くの山野草が育てられています。

今回は受付の左手の山裾に咲いている色とりどりのエビネランをまとめて紹介します。

本当に多くの種類があり、九輪草と同じく一番見ごろを迎えていました。

昨年は1日遅い10日で、まだクマガイソウが咲いていたのですが、今年はもう花の姿はありませんでした。

もっと早い時期ならここでシラネアオイも見ることができるようです。

色とりどりのエビネランを撮影機材別に紹介します。

 

 

まず初めは Nikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sでの撮影です。

 

 

 

 

ここは少し日陰で、直射日光が差さないので撮りやすかったです。

 

優しい色合いですね。

 

 

本当に多くの種類があります。

葉もイキイキしていて、どれだけ手をかけて育てられているのかが分かります。

 

 

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山裾の石仏

 

 

ここからはNikon D4SとAF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF EDでの撮影です。

 

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意識していないのですが、なぜかマイクロレンズでの撮影は縦構図ばかりになり、横位置での撮影はこの1枚だけでした。

 

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この色も綺麗ですね。

 

次回はシライトソウなど、その他の山野草です。

 

撮影日 2024年5月9日

撮影地 古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)

機 材 Nikon Z9   

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    Nikon D4S

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED