気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

長尾護国寺の節分草 その3 (米原市大久保)

2025年03月09日 | 山野草

 

3月6日に訪ねた米原市大久保の節分草の続きです。

今年は例年に比べて花が少ないように感じました。

気象条件によって変わるのか、石楠花のように1年ごとに裏番があったりするのか?

詳しいことは分かりませんが、昨日に初めて出かけた東近江市甲津畑町でも毎年来られている方が「今年は本当に花が少ないです」と仰っていてました。

それでも今年は米原市大久保の長尾護国寺、そして甲津畑町で節分草を楽しむことができました。

(甲津畑町の節分草は後日に紹介します。)

長護国寺では何度も同じ所で撮影しているので、よく似た写真ばかりですが、今回はAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDや

AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDも使った写真もアップします。

 

 

まずZ6 とAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRでの撮影

 

 

 

 

 

 

マンサクが見頃です。

 

 

Nikon Z6ⅢでAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDも使ってみました。

 

前にもう少し節分草があれば良かったのですが・・・昨年はこの辺りにも沢山咲いてました。

 

昨年は手前の方にも多くありましたが今年は少なかったです。

 

 

 

 Nikon Z6ⅢでAF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDも使いました。

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目の前にある花にはやっぱりマクロレンズですね。

 

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Nikon Z9とNikon Z6Ⅲでレンズも色々使いましたが、この日一番使ったのはNikon Z6ⅢとAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRでした。

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少し距離がある時には300mmでマクロ代わりに使えます。

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ここからNikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

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蝋梅はの下には雪が残っています。

雪の影響で周囲には沢山の蕾が落ちてました。

 

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雪の上に落ちた蝋梅

 

大久保地区の後にアズマイチゲが自生する下板並地区へ立ち寄りましたが・・・

いつも撮影するポイントまで歩きましたが、アズマイチゲの姿は全くありませんでした。

地元の方とお話をしましましたが、今年は何もか遅れているのでこれからでしょうとのことでした。

 

下板並地区の風景です。雪も残っています。

 

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この日はいつもの「蕎麦の里 伊吹」が休みだったので、久しぶりに近くにある「そば処 伊吹野」で昼食。

そばを食べた後に、毎回立ち寄る小泉地区の林の中へ行ってみました。

大久保地区の隣でここの林の中にも節分草が自生し、以前はミスミソウ(雪割草)も撮影した所です。

林の入り口は除雪した雪が積まれていたので、長靴に履き替えて林の中へ。

林の中もなだ多くの雪が残っていて、雪解けしたところを探しましたが節分草の蕾を2個見つけただけでした。

 

二人とも「おろし蕎麦と天ぷらのセット」を注文。

食べ始めてから撮影しました(笑)iphoneで撮影

 

大久保の長尾護国寺の節分草シリーズを終わります。また来年が楽しみです。

 

撮影日 2025年3月6日

撮影地 長尾護国寺(長浜市大久保)

機 材 Nikon Z9

    Nikon Z6Ⅲ

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

    AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

    AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

    FTZ II(マウントアダプター)


長尾護国寺の節分草 その2(米原市大久保)

2025年03月08日 | 山野草

 

今日は朝になってから思いついて、東近江市の甲津畑の節分草を見に行ってきました。

以前から甲津畑のことを知っていたのですが、なかなか行くことができず、今回が初めてでした。

山裾の棚田の石垣や土手にまばらに咲く節分草が可憐でした。また後日に紹介します。

 

さて3月6日の米原市大久保地区の節分草の続きです。

昨年に比べて花の数がだいぶ少なかったように感じました。

(昨年は3月1日の訪問で、小雨の中での撮影でしたが節分草は今年よりも多かったです)

境内の奥に梅の木が何本か植えられていて、昨年はその周辺でも多くの節分草が咲いてましたが、

今年は梅はまだまだ蕾のままで、周辺には節分草がほとんど見当たりませんでした。

それでも手入れが行き届いている本堂裏側の高台の群生地は見応えがありました。

大久保地区の長尾護国寺の節分草の2回目です。

 

 

福寿草も咲いています。

 

 

花はみなお日様の方を向いています。

 

 

 

 

 

ミツバチさんが花から花へと忙しく飛び回ります。

 

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お寺の方が早くから除雪をして、日頃から手入れをされているおかげで今年も可憐な節分草に出会うことができました。

 

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白い花びらのように見えるのは顎で、黄色い部分が花、青紫の部分が蕊です。

今日行ってきた東近江市甲津畑で、青紫の蕊が淡いクリーム色の花を見つけました。アルビノによる変異種でしょうね。

 

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やはりこんな柔らかな描写がいいですね。

 

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写真では大きく見えてますが、実際は本当に小さくて可愛い花です。

 

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みんな同じ方向を向いていて、よそ見をしている子はいません。

 

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大久保地区はすぐ裏手が伊吹山で、その山裾に広がる集落です。

伊吹山の石灰質の土壌がこの節分草を育んでいるのですね。

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節分草は花が終って4月過ぎた頃から枯れはじめ、初夏5月も半ばを過ぎると茎も萎れ、地上部から姿がなくなります。

 

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次回に続きます。

 

撮影日 2025年3月6日

撮影地 長尾護国寺(長浜市大久保)

機 材 Nikon Z9

    Nikon Z6Ⅲ

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

    FTZ II(マウントアダプター)


長尾護国寺の節分草その1(米原市大久保)

2025年03月07日 | 山野草

 

昨日(3月6日)に毎年通っている米原市大久保地区の長尾護国寺の節分草の撮影に出かけました。

昨年は3月1日に行きましたが、今年は積雪が多いとのことで少し前からお寺さんのインスタの情報を見てました。

2月23日のインスタの写真ではすごい積雪の様子がアップされていて、これでは今年は少し遅めが良いと考えてました。

しかし1日に栗東自然観察の森で出会った大阪の方が、午前中に大久保に行ってきたが節分草の咲く所は除雪されていて

よく咲いてましたとのことでした。

すぐにでも行きたいと思いましたが、翌日からはお天気が悪い日が続いて6日にやっと出かけることができました。

しかしこの日も自宅付近から小雨が降っていて、高島市あたりでは本降りとなって、これでは撮影は無理かな〜思いながら

走っていたのですが、湖北の永原あたりまでくると雨も止み青空が見え始めました。

節分草は見頃が続いいましたが、例年にくらべて花の数は少ないように感じました。

今日から何回かに分けて米原市大久保地区の長尾護国寺の境内に咲く節分草を紹介します。

 

数年前に来た時にはこの石段が全く見えないほどの積雪がありました。

今年も2月23日のお寺さんの情報ではすごい積雪となってました。

 

 

屋根の雪が落ちて多くの雪が残ってました。

 

本堂から少し登った丘の上に節分草の群生地があります。

群生地は除雪されているので、雪は全くなかったです。

 

この周辺では通路の両脇にも節分草が多く咲いています。

 

節分草は本当にに小さくて可愛い花です。

ずいぶん前ですが、初めて大久保地区に来た頃は「節分草祭」が開催されていて、大久保地区一帯で多くの節分草が見られました。

しかし現在では保護されているのは長尾護国寺だけで、当時一番の群生地であった民有地の林は荒れてしまっています。

当時は節分草祭の幟も上がっていて開催中は多くの人で賑わってましたが、住民の方々の生活にも支障が出て地域で問題になったようです。

現在では一番多く節分草が見られるのは長尾護国寺の境内となっていて、今では貴重な群生地となりました。

 

 

ピン甘ですね。

左側にピントが合ってますね。

 

お天気が良くなって沢山のミツバチが来てました。

 

 

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ピンの位置を変えてますが、同じような写真を何枚も撮影してました。

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しばらくミツバチをターゲットにシャターを切り続けました。

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この日はNikon Z6ⅢとAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRの組み合わせを一番使いました。

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シャキッと撮れてますね。

ミツバチでもこんなに大きければ怖くなりますが、実物よりも大きく写っています。

 

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山門水源の森

先日の栗東自然観察の森で出会った方に、長浜市西浅井町の「山門水源の森」ではキタヤマオウレンというバイカオウレンに似た山野草が咲くと聞き、

米原の節分草の撮影に行く前に立ち寄ることにしました。

このために湖西周りで行くことにし、朝8時に出発したのですが、草津を抜けて湖周道路へ出るまでに1時間もかかってしまいました。

通勤ラッシュにまともにかかる時間帯でしたが、あれほど混み合うとは思いませんでした。

山門水源の森は初めての訪問でしたが、駐車場に着いた途端に積雪の多さにびっくり。これでは散策は無理だと感じました。

管理事務所までは除雪もされていたので、とりあえず行ってみました。

係員さんは「ご覧の通りの積雪で、何もかも雪の下ですので今は散策は無理ですね。ホームページにも雪の状況をアップしますので、

雪が少なくなってからお越しください」と言われて、またその頃に再度訪ねることにしました。

 

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駐車場付近はこの積雪です。駐車場内の除雪されていない所では40センチくらいの積雪でした。

(長靴を積んでいたので履き替えて歩いてみましたが、長靴がすっぽり雪に埋まってしまいました)

管理事務所への進入路はこの雪の向こう側で、そこまでの通路は除雪されています。

 

ここは湿原や山の自然環境の保護活動がされていて、多くの珍しい山野草が見られるようです。

またこれから1年に何度か訪ねてみたいと思います。

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こんな怖い看板も

 

次回に続きます。

 

撮影日 2025年3月6日

撮影地 長尾護国寺(長浜市大久保)

機 材 Nikon Z9

    Nikon Z6Ⅲ

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

    FTZ II(マウントアダプター)

 


栗東自然観察の森 その2 (節分草ほか)

2025年03月05日 | 山野草

 

3月1日の栗東自然観察の森の続きです。

小芹葉黄連のスポットで大阪と草津のカメラマンさんと話し込んでいる間に、家内が周辺を散策して戻ってきました。

もう少し奥の方に節分草が少し咲いているとのことでその場所に移動し、今年最初の節分草を撮影しました。

毎年通っている米原市大久保地区の節分草群生地も、この日午前中に行かれた大阪のカメラマンさんによればすでに見頃を迎えているようですが、

この日以来お天気が悪くて出かけられていません。

明日からは天気も回復するとの予報ですので、雨さえ降らなければ出かけてみようかと思っていますが、見頃が続いていて欲しいものです。

早目に出発して、初めての訪問になりますが長浜市西浅井町の「山門水源の森」にも寄ってみたいです。

しかし湖北では昨日はまた積雪があったかもしれませんね?

今日は栗東観察の森の節分草とそのほかに福寿草、万作を紹介します。

 

まずNikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sでの撮影分です。

 

 

節分の頃から咲き始めることから、春を告げる花として節分草と呼ばれています。

滋賀県では米原市の大久保地区、東近江市甲津畑町が群生地として有名です。

甲津畑町には一度行ってみたいと思っていますがいまだにも行けていません。

 

 

 

 

 

 

 

万作(マンサク)の花が見頃でした。

マンサクの名前の由来は、「冬を越してまず咲くからという説と、「黄金色の花が枝いっぱいに咲く様子が穀物の豊作満作に通ずるから」という説があるようです。

 

 

バックに玉ボケを入れてみました。

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福寿草も咲いてました。

福寿は幸福と長寿、おめでたい花としてお正月に人気の花ですね。

 

ここからはNikon Z6ⅢとAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR・TC-17EⅡで510mmでの撮影です。

 

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ここで育てられている節分草は数が少なくて、同じ花を何度も撮っています。

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Nikon Z6Ⅲでもマンサクを撮影。

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石蕗(ツワブキ)の綿毛

これはNikon Z6ⅢとNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sで撮影しています。

 

撮影日 2025年3月1日

撮影地 栗東自然観察の森(滋賀県栗東市)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    Nikon Z6Ⅲ

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

    TC-17EⅡ

    FTZ II(マウントアダプター)

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    GITZO  GT2542T(三脚)


栗東自然観察の森 その1 小芹葉黄連(コセリバオウレン) 

2025年03月05日 | 山野草

 

3月1日の午後からこの季節に小芹葉黄連(コセリバオウレン)の咲く栗東自然観察の森へ出かけました。

曇り空で観察の森内は日差しも無く薄暗い感じでした。

管理事務所で人数と市内か市外からの来場かの届出を記入し、コセリバオウレンの咲く場所へ。すでに少し遅いくらいでした。

ここでは撮影距離が少しあるので、マウロレンズよりも望遠レンズの方が使い勝手が良くて、昨年はNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRを使いましたが、

今年はNikon Z6ⅢにAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRと1.7倍のテレコンを使って、510mmでの撮影もしてみました。

Nikon Z9にはNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sを使用し、この組み合わせでは全て手持ち撮影です。

 

 

Nikon Z6Ⅲ AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR ・TC-17EⅡ 

1.7倍のテレコン(TC-17EⅡ)使用で510mmでの撮影です。薄暗い場所ですのでこの組み合わせでは三脚を使いました。

FTZ II (Fマウント→Zマウント用のマウントアダプター)を使用しています。

 

 

 

全体的に暗い印象ですね。もう少し明るく現像しても良かったかも。

 

 

撮影を始めてすぐに二人のカメラマンがやってきました。

お二人とも山野草が好きな方で、大阪からという人は午前に米原市大久保の長尾寺で節分草を撮影してきたとのことでした。

お寺の周囲は雪が多くあるが、一箇所の節分草が咲くところは除雪されていて、よく咲いていたとのことでした。

またもう一人の草津市の方は、長浜市西浅井町の「山門水源の森」によく通っているとのことで、今の季節にはバイカオウレンとよく似た

キタヤマオウレンが咲くという情報をいただきました。

山門水源の森のことは以前から知っていたのですが、一度も行っていませんでした。

保護活動が行き届いていて、希少種の山野草などがみられるそうで、ササユリやサギソウ、モウセンゴケなどもがみられるそうです。

キタヤマオウレンはバイカオウレンと同じものだと言われてきたのですが、2011年に新種であることが判明したそうです。

いつもビワイチドライで通る近くでもあり、一度出掛けてみようかと思います。

お二人に色々な山野草の写真を見せてもらったり、情報交換をしたりして撮影していた時間よりも話している方が長かったです(笑)

お二人ともに私よりも10歳くらいは若い方でした。

 

所々に梅花黄蓮(バイカオウレン)も咲いてました。

昨年(3月2日)はバイカオウレンがたくさん咲いてました。今年ははまだこれからなのか?

 

(参考)

昨年3月2日のバイカオウレンです。(Nikon Z9とNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR)

 

昨年3月2日のコセリバオウレン(Nikon Z9 NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR)

昨年のNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRの方がシャープな写りでした。

やはりテレコン併用では少し甘い気がします。

昨年はNikon Z9とNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRでしたので、ボディの違いもあるかもしれませんが・・・

テレコンを外してAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR単体の方が良かったかも。

(昨年はこの季節に方々へ撮影に出掛けて、3月2日の栗東観察の森はブログにアップしていなかったようです)

 

 

少し遠いところに咲くバイカオウレンです。

 

 

 

 

 

ここからNikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sです。(手持ちで撮影)

 

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Nikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sもそこそこ重いですが、流石に手持ちでの撮影はアングルも自由がきき使い勝手はいいです。

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やはり200mmでは少し遠いです。

カメラ内のクロップのDXモードを使って300mmでの相当で使っても良かったですね。

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やはりNikon Z6ⅢのAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRとテレコンよりもシャープな写りです。

 

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バイカオウレン

 

撮影日 2025年3月1日

撮影地 栗東自然観察の森(滋賀県栗東市)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    Nikon Z6Ⅲ

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

    TC-17EⅡ

    FTZ II(マウントアダプター)

    GITZO  GT2542T(三脚)


セリバオウレン(瀬田公園)

2025年02月18日 | 山野草

(Nikon Z6Ⅲ  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)

 

数年前から通い始めた瀬田公園のセリバオウレンの撮影。

昨年は2月13日に行ってちょうど見頃だったので、そろそろかな?と思い17日の午後から出かけてみました。

数年前に琵琶湖文化ゾーンで出会った方に、向かい側の瀬田公園の林の中にセリバオウレンが自生していると聞き、

そのすぐに行きましたが、広い園内でどこに咲いているのか分からずに相当探し回りました。

意外にも自生地は公園の入り口に近い所で、今では駐車場から10分も歩けば自生している場所に到着です(笑)

レンズはAF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED、AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sの

3本、ボディはNikon Z9とNikon Z6Ⅲの2台です。

昨年はまだNikon Z6ⅢがなかったのでD4Sを持って出かけました。

昨年の13日にはあちこちに多くの花が咲いてましたが、今年は4日後でしたがまだ咲き始めたばかりで、花も少ない状況でした。

花の背丈も低くて、見頃を迎えるまでにはもう少し先のように感じました。

もしかすると今年は生育の悪い年で、花の数も少ないのかも知れませんが、自宅からも近い所ですのでもう一度出かけてみようと思っています。

瀬田公園(大津市一里山)のセリバオウレンの2月17日の開花状況です。

 

機材ごとに紹介します。(機材を変えて同じ花を撮影していることも多かったです)

 

Nikon Z6Ⅲ AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

小さな花ならマクロレンズが常識ということで、NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR SをNikon Z6Ⅲで使いました。

FTZ II併用で何度か使ってますが、どうも相性が悪いようで、ピント面がシャキッとしないよう案気がしていました。

 

 

 

一脚を持っていたのですが使わずにどの機材でも手持ちでした。

一脚か三脚使用でマニアルフォーカスで絞り込んでの撮影が良かったのかも。

AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF EDは、D4Sや手放したD700などとも相性が良くてよく使ったましたが、

Nikon Z6Ⅲとはあまり良く無い気がしています。

 

 

そんなことでNIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sは諦めて、Nikon Z6ⅢにAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRをセットしました。

 

Nikon Z6Ⅲ  AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

(105マクロと同じFマウントレンズですのでFTZ II(マウントアダプター)併用です。)

 

 

最短撮影距離が長くて寄れませんが、離れた所から撮影がやりやすくてこのレンズはお気に入りのレンズです。

最近はNIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR SよりもAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRの方が花の撮影によく使ったいます。

 

何よりもこのレンズは重さが755gで、本当に軽くて使い勝手がよく描写も素晴らしいです。

NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRを購入するまでは、1.7倍のテレコン併用で野鳥撮影に使ってました。

散歩がてらにバードウオッチングならNikon Z9とAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR+TC-17E2で手持ち撮影が一番です。

 

 

セリバオウレンの撮影はローアングルが多いのですが、動画を一切撮らないtakayanにNikon Z6Ⅲのバリアングル式のモニターは

使い勝手が悪いです。やはりNikon Z9の4軸チルトは写真撮影には使いやすいです。

まあ昔からの癖で、どんなシーンでもファインダーでの撮影が多いtakayanにはあまり関係ないのですが(笑)

Nikon Z6Ⅲの予約中にNikonZ 8のキャッシュバックセールがあり、その差10万円ほどでZ8を購入することができたのですが、

Nikon Z9と同じ性能のZ8ではなく新機種のNikon Z6Ⅲにしたのですが、今となってはZ8でも良かったのか?と思ったり・・・??

 

 

 

 

セリバオウレン(芹葉黄連)の葉っぱです。

 

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Nikon Z9 NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

この組み合わせが一番好きでよく使ってます

 

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もうしばらくすればNikon Z9Ⅱの発表もあるかも知れませんが、いったいどのくらいの価格になるのか?

おそらく80〜90万円くらいか、いやそれ以上にはなるのかも?到底年金生活者には手が届かないカメラになりますね。

しかし手元に残したNikon D4Sもそうですが、やはりフラグシップ機の所有感と重厚さは使ってみればその良さが分かります。

 

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おまけ

駐車場へ戻る途中に突然ドクターイエローが・・・近くにいたスマホを構えた二人の「キター」との声で気づきました。

咄嗟にカメラを構えて撮影するも、右手に持っていたのがNikon Z6Ⅲに300mmレンズ。

なんとかイエローがわかる程度には撮影できました。

通過を事前に知っていれば少し離れた池の辺りから全体を、Nikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sで連写できたのでしょうね。

 

撮影日 2025年2月17日

撮影地 瀬田公園(大津市一里山)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    Nikon Z6Ⅲ

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

    FTZ II


座禅草はほとんどが雪の下でした(2025年2月11日)高島市今津町弘川

2025年02月13日 | 山野草

 

大寒波の後の祝日(2月11日)に高島市今津町弘川の座禅草群生地の様子を見に行ってきました。

今シーズン4回目の訪問となる箱館蕎麦「鴫野」さんに11時半こ路に到着し、昼食を済ませて群生地へ。

週末の寒波により今津も積雪が多かったのは分かってましたが、想像していたよりも雪が多くて、群生地はほぼ雪に埋まってました。

駐車場のガードマンさんが「入口の階段あたりだけ雪がなくて、座禅草が見られるのはそのあたりだけです」との案内でしたが、

少しでも見られたらと良いと思って、Nikon Z6ⅢにNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S、Nikon Z9にNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRをセットし、

両方ともに外付けのストロボを装着して群生地の竹藪へ向かいました。(Nikon Z9とNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRは一脚を使いました)

群生地へ降りる階段は雪が多くて滑りやすく、危うく転倒しかけたりしましたが、なんとか群生地へ降りることができました。

あらかじめ長靴を用意して行ったので、駐車場で履き替えました。この日はトレキングシューズでは雪中に埋まったと思います。

ガードマンさんの案内の通り遊歩道の入口のあたりだけ雪が少なくて、いくつかの座禅草を撮影することができました。

数少ない座禅草でしたので、2台のカメラで同じ個体を何度も撮影していたので、アップしたものも同じ個体が多くあります。

できれば週明けのお天気の良い日に再度行ってみたいと思ってますが、今日は2月11日の群生地の状況を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

座禅草自身が熱を出して周囲の雪を解かし、匂いを出して受粉のために虫を呼び寄せるそうです。

 

 

 

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群生地はこんな状況でした。

この雪の下には多くの座禅草が埋もれているでしょう。

 

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もう少し雪が解けていれば・・・

 

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シロハラがいました。

 

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駐車場は除雪されていて、祝日でしたので警備の係員がおらレました。

 

この後に何時もの酒波寺へ立ち寄り雪景色を撮影し、それから湖北へ回り三島池から伊吹山の撮影に行きました。

 

撮影日 2025年2月11日

撮影地 高島市今津町弘川

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

    SB-910

    Nikon Z6Ⅲ

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    SB-600

 

 

 

 


古知谷阿弥陀寺の大文字草 3(Nikon D4S)

2024年11月25日 | 山野草

(Nikon D4S・NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S)

 

古知谷阿弥陀寺の大文字草の3回目は、久しぶりに持ち出したNikon D4Sでの撮影分です。

最初の何枚かは AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDで撮影しましたが、すぐにAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRに交換しました。

300mmの望遠レンズならマクロレンズのように動かなくても、縁側から撮影できるというなまくらスタイルでの撮影を思いついたからです。(汗)

この記事の最後に、家内がNikon Z6Ⅲで撮った写真も何枚か紹介します。

 

 

 

D4Sは2014年3月6日に発売されたカメラで、調べてみるとtakayanがNikonに製品登録したのは3月18日でした。

発売日直後にD4を下取りに出し、キタムラで購入しています。(Nikon Z9以前はF3の時代から全てキタムラでの購入でした)

もう10年を超えているのですが全く故障知らずで、今のメインカメラNikon Z9に比べても質感はD4Sの方が高いです。

ボディは重いですが頑丈で高感度耐性も良くて、今も大好きなカメラですが、フラグシップ機と呼ばれたD4Sでも画素数は1623万画素です。

また今回使った AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDは2012年、AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRは2017年の購入ですが、

これらのレンズも一度も修理に出したことも無く、D4Sとともに使い続けています。

Nikon Z9を購入した際にD200、D300、D700、D810を手放しましたが、錫杖さんのアドバイスもあり、

Fマウントのオールドレンズニッコールをアダプターなしで使うためにもD4Sを残すことにしました。

デジタル一眼として初めて購入したD70は今も保管庫に眠っています。ちなみにD70の画素数は610万画素です。

D4Sと残したFマウントレンズのAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED、 AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED、

AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRはこれからも大事にして使い続けようと思っています。

 

 

ここからはAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRで撮影。

本当に軽いレンズで、1.7倍のテレコンを併用して野鳥撮影で活躍してくれました。

今も手持ちで散歩がてらの野鳥狙いには、Nikon Z9やNikon Z6ⅢにFTZ II併用で使っています。

 

ピンもバッチリです。

 

 

 

何といってもD4Sのシャッター音はミラーレスでは味わえない感触で、F3やFM2当時からの心地よいメカニカルなサウンドです。

 

 

 

 

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下の赤い花は入れなかった方が良かったですね。

 

来年は10月中旬の見頃を見極めて撮影に来たいと思います。

 

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もう終わりかけの花にミツバチが来てました。

こんな時には、マクロレンズよりも望遠の方が狙いやすいように思います。

 

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前回のNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sでも撮影した、もう片方の中庭に咲く竜胆と石蕗です。

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アップ枚数が多くなりますが、ここからは家内の写真を紹介します。

最近はほとんどカメラを使いませんが、この日はNikon Z6ⅢとNIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S(息子のレンズ)、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sで何枚か撮影してました。

 

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G

 

H

 

I

 

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古知谷阿弥陀寺の大文字草を終わります。また来年が楽しみです。

 

撮影日 11月10日

撮影地 古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)

機 材 Nikon D4S

    NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

   

    Nikon Z6Ⅲ

    NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S


古知谷阿弥陀寺の大文字草 2(Nikon Z9・NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S)

2024年11月24日 | 山野草

 

11月10日の古知谷阿弥陀寺Nikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sの続きです。

前回に続き今回もNikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sでの撮影です。

同じ大文字草を何度も撮ったりしてよく似た写真が多いです(笑)

人が少ない古知谷阿弥陀寺ですが、この季節には珍しく10人くらいの方が来られてました。

それでもここはいつ来てもゆっくりお花を楽しめるひっそりとした山里の古刹で、お気に入りのスポットです。

 

 

 

 

色も形も違った奥の種類の大文字草が咲いています。

 

 

 

大文字そうには見えないですね。

 

 

 

 

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大文字草らしい姿で、淡いピンクが可愛いです。

 

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これは本当に小さな花でした。

 

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残念ながら少し見頃を過ぎていますが、またこんな姿も良いですね。

 

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これは先ほども撮りましたね(笑)

 

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廊下を挟んで反対側の庭には石蕗や竜胆が咲いてました。

 

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入り口近くの紅紫檀です。

 

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鮮やかな赤です。

 

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本来は左側と同じピンク色だったのですね。

 

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モミジはまだこんな緑です。

 

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次回はD4Sでの撮影分を紹介します。

 

撮影日 11月10日

撮影地 古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

 


古知谷阿弥陀寺の大文字草 1(Nikon Z9・NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S)

2024年11月24日 | 山野草

 

錫杖さん夫婦との東北から信州の旅から戻り、その後自宅近くでカメラ散歩をしたり、カワセミを撮ったりしてましたが、

11月10日に昨年も撮影に出かけた洛北大原の古知谷阿弥陀寺へ大文字草を見に行きました。

昨年は10月17日で1番の見頃でしたが、やはり今年は見頃には少し遅かたようです。

それでも庭一面に咲く色とりどりの大文字草は本当に綺麗で、人も少なくてゆっくり楽しむことができました。

ブログ仲間のはりさんが2日後の12日に行かれて、11月18日の記事で紹介されてました。

この日はりさんは「おにゅう峠」に行かれて、その帰りに古知谷阿弥陀寺に立ち寄られたのですが、

私も14日におにゅう峠の紅葉を見に出かけました。

今年は紅葉の見頃も少し遅れているようですが、おにゅう峠に続き、岐阜県揖斐川町の徳山ダムや

湖南三山の長寿寺に出かけ、紅葉風景も撮りためています。

遅れ遅れになりますが、順次アップしていこうと思っています。

 

さて、古知谷阿弥陀寺は九輪草の時期と、9月の秋海棠の季節に続き今年3回目の訪問でした。

静かな佇まいの古刹に咲く山野草が大好きで、takayanのお気に入りのスポットになっています。

今回はNikon Z9、Nikon Z6Ⅲに加え、久しぶりにD4Sも持って出かけました。

機材ごとに分けて紹介していこうと思いますが、まず最初は一番使用頻度が高かった

Nikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sでの撮影分です。(2回に分けてアップします)

 

 

入り口付近の石垣の上に咲く大文字草です。後ろの花は少し見頃を過ぎています。

 

庭に咲いていたミセバヤです。

自宅でも長い間育てていたのですが、今年の猛暑で弱ってしまいました。

ミセバヤは日本古来より万葉の植物として親しまれてきた植物で、ベンケイソウの仲間です。

 

葉っぱも綺麗に紅葉しています。

 

5月には九輪草が咲いていた中庭にやってきました。

今年も一面に咲く色とりどりの大文字草が迎えてくれました。

 

白い色は大文字草らしい姿です。

 

 

流石に少し見頃を過ぎています。

 

淡いピンクは優しい色合いですね。

 

 

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レンズ1本で撮影ならNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sが使い勝手が良いです。

この日も一番使用頻度が高かったです。

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まさに大の文字です。

 

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蟻が上ってきてました。

 

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次回もNikon Z9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sの続きです。

 

撮影日 11月10日

撮影地 古知谷阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S