2週間ほど前の暇な午後でした。長い間使うこともなかった宙玉レンズを出してみました。
数年前にネット通販で買ったプラスチック製の宙玉レンズ。レンズというよりもフィルターのようなものです。
鏡胴を自作し、ステップアップリングでタムロン SP AF90mm MACRO 1:1に取り付けて使用します。
魚眼レンズのような写りで、ゆる〜い描写がなかなか面白いです。
最近はヨドバシでも店頭に並んでいますね。
自分のカメラとレンズに合わせてチップスターの空箱の長さを調節して鏡胴を作ります。
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宙玉レンズの概要です。
D700とタムロン SP AF90mm MACRO 1:1に宙玉レンズ
D700を使うのは久しぶりです。
チップスターの空箱は67mm径、タムロン SP AF90mm MACRO 1:1のフィルター径は55mmです。
ケンコーの55mm→67mmのステップアップリングで簡単装着。
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こうして見るとD700も風格ががありますね。
何回か草津の水生植物公園みずの森などへ持って出かけましたが、見た目が面白くて注目の的でした。
Nikonのカメラを持った方にはタムロン SP AF90mm MACRO 1:1も一緒に貸して使ってもらったりしてました。
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プラスチックの玉が真ん中に着いた宙玉レンズ。これだけのものです。
宙玉レンズの通販先のHPにチップスターの空き箱での作り方のページがあり、それを参考にして作っています。
(D700と宙玉レンズの撮影はD810 AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED)
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逆さまに写りますから、現像時に180度回転させています。
もっとスッキリした円に撮れていたが、なんか歪ですね。
チップスターの蓋につけた宙玉レンズが傾いているか、筒の部分が歪んでいるのか?
一度新しい空箱で作り直してみてもいいですね。
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トリミングして見ると
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魚眼レンズのような写りで、電柱が湾曲して見えます
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隣の家をバックに入れて
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正方形にトリミング
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オートフォーカスで撮影ができ、通常の撮り方と全く同じです。
でもファインダーには天地が逆に見えるので、構図を決める時カメラを逆に動かさなければなりません。
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久しぶりに遊んでみました。こんな撮影もたまには面白いです。
撮影日 9月16日
宙玉レンズで撮影した機材
D700とタムロン SP AF90mm MACRO 1:1
D700は4月にD810を購入して以来あまり使う機会がないです。