気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

明日香村から多武峰 その2(飛鳥寺)

2024年12月28日 | 神社仏閣

 

12月16日の明日香村から多武峰の散策の続きです。

高松塚古墳から飛鳥寺にやって来ました。

ここもブログ友のはりさんの写真でよく拝見している寺院ですが、takayanは今回が初めて訪れました。

はりさんによればこの季節は冬枯れの風景が広がっていますが、桜の頃、彼岸花の季節が良いとのことです。

来年はその頃にも明日香村から談山神社の撮影に来てみたいと思います。

 

門前に広い駐車場がありますが、季節の良い時期は駐車場も混雑するのでしょうね。

 

飛鳥寺

推古4年(596)、仏教を保護した蘇我馬子の発願により日本初の本格的寺院として完成した。三金堂が塔を囲む大寺で、法興寺 元興寺 とも呼ばれたが、平城遷都に伴い奈良の地に新たに元興寺が建立されて以後は、本元興寺と呼ばれた。鎌倉時代に伽藍の大半を焼失。現在の本堂は江戸時代に再建されたもの。本尊の銅造釈迦如来坐像(重要文化財)は創建時、飛鳥時代の作で日本最古の仏像。飛鳥大仏の名で親しまれる。寺の西側には蘇我入鹿の首塚と呼ばれる五輪塔が残っている。

 

飛鳥寺縁起

現在は真言宗豊山派と書かれています。真言宗豊山派の総本山は長谷寺ですね。

 

飛鳥大仏(銅造釈迦如来坐像、重要文化財)

当日は飛鳥大仏の前で飛鳥寺の歴史などの詳しい解説をお聞きし、本堂内も撮影は自由にとのことで、何枚か撮影させていただきました。

 

飛鳥大仏は609年には完成したとされ、鋳造年が絞れる仏像としては日本で最古級と言われてますが、

火災などにより修復された箇所が多いことで国宝には指定されていません。

 

お顔の部分などをよく見ると補修箇所がよく分かりますね。

 

 

 

本尊の左側には聖徳太子の幼い頃のお姿が安置されています。

 

右側には阿弥陀如来

 

鐘楼

 

思惟殿には、観世音菩薩が安置されています。

 

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蘇我入鹿の首塚への参道から飛鳥寺を振り返ります。

 

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蘇我入鹿の首塚

大化の改新のとき、飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや)で中大兄皇子らに暗殺された時の権力者・蘇我入鹿の首がここまで飛んできたとか、

襲ってきた首を供養するためにそこに埋めたともいわれるとの説明が本堂でお寺の方からありました。

 

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首塚の前から見る飛鳥寺全景

 

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もう一度本堂を撮影

次回は談山神社です。

 

撮影日 2024年12月16日

撮影地 飛鳥寺(奈良県高市郡明日香村)

機 材 Nikon Z9

    Nikon Z6Ⅲ

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S


夕刻の貴船神社 2

2023年09月16日 | 神社仏閣

 

2〜3日前からiMacの調子が悪く、動きが極端に遅くなったり一部のアプリがフリーズしたりするようになりました。

バックアップ用のTime MachineはiMacを使い始めてからずっと設定しているので万一の場合はデーターも安心ですが、

写真のデータは別の外付けのHDにもバックアップを取るようにしています。

それでも安心できずに、外付けのHDのバックアップのデータも別のHDにバックアップし、いつも2重のバックアップをしているのですが、

最近少しバックアップ作業を怠っていたので、マックの調子が悪いので今の内に完全にバックアップしておこうと昨夜から始めましたが、

コピーし始めると何回も途中で止まってファイルのコピーができない状況になりました。

iMacは普通に立ち上がり動いていてくれるのですが、やはりiMacのどこかに不具合が出ているのは確かです。

自分で色々とやってみてもどうにもならず、朝一番にAppleサポートに電話しました。

女性の方が対応してくれて、状況などを説明したところiMacのハード部分は大丈夫だろうとのことで、

Mac OSの再インストールをしてみて下さいとのこと。

手順を詳しく説明していただき、OSの再インストールが始まった時点で「再インストールには時間がかかりますので、

もしこの作業で復旧しなければまたサポートに連絡ください」とのことで、インストールが終わるまで待ちました。

OSの再インストールではマックの設定やデータはそのまま残りますので、これでうまく動けばと願うばかり・・・

だいぶ時間がかかりましたが、Mac OSの最新バージョンがインストールされていつもの画面が戻り一安心。

とりあえずは外付けHDへのバックアップ作業を最初に行うことにしました。

1台目の外付けHDにはうまくバックアプができて、今は2台目のHDの作業が進んでいます。

OSの再インストールで正常に戻ったようでほっと一安心。MacOSのファイルが一部壊れていたのかも知れませんね。

故障で買い替えにでもなればまた数十万円の出費になるところでした。

2019年モデルで4年を過ぎてますが、1年半くらいの時にフュージョンドライブの故障で修理しています。

あれから2年半くらいでしょうか?もう少し長持ちするPCでなければ安心できませんね。(この時の故障はApple Careで無料)

まあ何より今回はOSの再インストールで復帰したので良かったのですが、昨夜からは冷や汗もので、今日は睡眠不足です(笑)

2台目の外付けHDは安価な物で書き込み速度が遅く、1TBくらいの書き込みですが後数時間はかかりそうです。

外付けHDは両方とも6TBの容量ですが、空き容量が少なくなっているので、またバックアップ用のHDを購入することになりそうです。

 

昨夜からiMacの前で格闘してましたが、やっと通常に戻りブログの更新をしています。

前回に続いて「夕刻の貴船神社」の2回目です。

 

水に映った灯りが揺れて綺麗でした。

 

まるで線香花火のようですね。

 

 

 

11月頃には一面の紅葉でしょうね。

 

 

仄かな灯りが石段を照らします。

 

秋海棠

 

藪茗荷

 

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紫陽花の萼のピンク色がまだ残ってました。

 

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SS:1/10秒で撮影。

 

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最後にも一度定番の風景です。

 

撮影日 2023年9月10日

撮影地 貴船神社(京都市左京区鞍馬町貴船)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

 


夕刻の貴船神社 1

2023年09月15日 | 神社仏閣

 

9月10日(日)の午後に初めて貴船神社に行ってきました。

鞍馬寺には何度か行ってますが、その途中にある貴船神社には今回が初めてです。

到着したのは16時半頃で、山間の貴船はすでに薄暗い状況で手持ちでの撮影ではSS1/20秒やそれ以下になることもありました。

参道の灯籠には灯りがついて夕刻ならではの風景に出会えました。

 

貴船神社の定番風景です

 

貴船神社

水神を祀る貴船神社は、古くから雨乞いや雨止めの神事が行われた。

また、和泉式部が夫の愛を取り戻したなどの逸話が残る縁結びの神様でもある。
本宮の本殿前の石垣から御神水が湧き出しており、その山水は弱アルカリ性でミネラルやカルシウム分がたっぷり含まれているという。

貴船神社のおみくじは、この御神水にひたせば文字が浮かび上がる水占みくじとなっている。

 

 

ネットで貴船神社の風景を検索すればこの風景ばかりです(笑)

それでも初めての貴船神社、やはり自分で撮影することができて良かったです。

 

この時間でもお詣りする人も多かったのですが、人の流れが切れるのを待って撮影。

石段を仄かな灯りが照らして本当に綺麗でした。

 

 

70mmで寄って撮影。

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sも良かったかもしれませんが、車に置いてきました。

 

 

秋海棠の優しい色がバックの朱色によくマッチします。

暗くてISO:1600  f/2.8 58mmでの撮影です。

 

 

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このモミジが染まる頃にも来てみたいです。

 

この日は息子がNIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRのレンズフードの防護用に溝ゴムを取り付けたということで、

私のレンズにも溝ゴム加工をするとのことでお昼前に来てくれました。

高価な超望遠レンズには、初めから防護用のゴム加工が施されているのですが、NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VRはプラスチックそのままの仕様です。

防護用の溝ゴムをつけると、フードを下にしてカメラに装着したまま直置きができるので、大きなレンズの使い勝手が良くなります。

取り付け作業は簡単で(takayanは見ていただけですが)すぐに終わり、その後カメラ機材を見に京都のヨドバシへ・・・(冷やかしです)

その後に何処か撮影に行こうということで貴船神社へ行ってみることになりました。

貴船神社の風景は次回に続きます。

 

 

撮影日 2023年9月10日

撮影地 貴船神社(京都市左京区鞍馬町貴船)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S


湖東三山・百済寺 4(菩提樹の花と新緑)

2023年07月09日 | 神社仏閣

 

上高地から戻ってもう4日目、やっと初日の450枚ほどの現像作業が終わりました。

同じような写真も多いのですが、いつも撮影してきた写真は全て現像・編集しています。

2日目の写真は300枚程度で今日の午後から始めようと思っています。

 

湖東三山百済寺の最終回です。

本堂から再度本坊外苑付近へ戻ってきました。

表門から本坊の庭園で菩提樹の花や萩の撮影をし、しばらくベンチで休憩。

その後に駐車場へ戻り、百済寺では一番の撮影スポットの表題の風景を撮影。

紅葉の季節は順番待ちのこの風景も、今の季節は人影の無い静かな佇まいでした。

 

 

表門のそばから

トップの写真は下の竹垣の位置から撮影した風景で、百済寺では一番の撮影スポットです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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石垣を覆う藤

来年はこの藤が咲いている時に訪ねてみたいと思っています。

 

 

駐車場側から百済寺の定番風景

 

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同じような写真を何枚も撮ってしまいます(

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人の居ない風景を撮れるのもこの季節ならではです。

 

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駐車場付近から下の赤門へ続く参道。

ここを一度も歩いていませんが、秋には一度降ってみたいです。

 

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赤門

 

秋の紅葉風景(2021年11月25日撮影)

 

 

新緑の湖東三山百済寺を終わります。

 

撮影日 2023年6月20日

撮影地 湖東三山 百済寺(東近江市百済寺町)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    Nikon D4S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


湖東三山・百済寺 3(菩提樹の花と新緑)

2023年07月08日 | 神社仏閣

 

昨日は上高地の写真の整理を集中的にと思ってましたが、京都で下宿する孫娘から留守の間に、

ガス給湯器の取り替え工事があるので立ち会いに来て欲しいとの連絡がありました。

10時前からの工事で終わったのは14時前、帰りに遅い昼食を食べて、家に帰ったのは16時過ぎでした。

なかなか進まない上高地の写真の整理ですが、今日は腰を据えて現像作業をやろうと思っています(笑)

 

湖東三山百済寺の新緑と菩提樹の花の3回目です。

 

本堂と鐘楼

 

 

千年菩提樹

信長の焼き討ちの際に菩提樹の木も焼失しましたが、根の部分が生きていて、蘖として蘇った菩提樹です。

 

千年菩提樹と本堂

 

 

 

千年菩提樹は低いところに花は少なくて、高い枝に花がついてますが今年は花が少なかったです。

 

 

 

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三椏の実

春には三椏の花とショウジョウバカマも綺麗な百済寺です。

 

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本坊付近まで戻ってきました。

 

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表門の前から見上げるお気に入りの石段

 

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この日はほとんど貸切状態で、静かな境内には鳥の囀りが響きました。

もう一回百済寺を続けます。

 

撮影日 2023年6月20日

撮影地 湖東三山 百済寺(東近江市百済寺町)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    Nikon D4S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


湖東三山・百済寺 2

2023年07月06日 | 神社仏閣

 

4日〜5日に上高地へ一泊の旅に出かけ、昨日の夕方には帰宅しました。

梅雨時で雨が1番の心配でしたが、幸いにも素晴らしい天気に恵まれて、爽やかな上高地のウオーキングを満喫してきました。

河童橋のそばの白樺荘での宿泊で、夜や早朝の撮影も楽しんできました。

2日目は明神池までのウオーキングを計画してましたが、足と腰の痛みがひどくなり、周辺の散策のみとなり

少し残念でしたが、梅雨明け前の晴れ間に出かけられたので大満足の旅でした。

1日目の河童橋〜大正池と夜から早朝にかけて相当な枚数を撮影してきましたが、写真の整理にはしばらくかかりそうです。

整理が出来次第アップしようと思っていますが、この記事の最後に夜の河童橋付近の風景を何枚かを予告で貼っておきます。

 

さて6月20日の湖東三山百済寺の続きです。

今回は庭園から大好きな本堂への石段の風景です。

この季節は参拝者も殆ど無くてゆっくり散策できるのが良いです。

境内の半夏生が咲いているのか期待してましたが、この日ではま葉っぱが白くもなっていませんでした。

今頃は見頃を迎えているのでしょうね。

 

 

 

撮影に夢中になって、つまづいて池に落ちないように注意が必要です。

落ちる時にはカメラを持つ手を上に上げるつもり・・・年寄りがそんなに咄嗟には動けませんね(笑)

 

青紅葉が綺麗です。秋は真っ赤に染まります。

 

池から建物の隙間に見える本坊外苑を撮影。

 

よく慣れた鯉で、足音がすればすぐに集まってきます。

いつも家内が餌を買って鯉達にあげます。

 

ミズタビラコ

 

ドクダミ

 

庭園内の石段

 

青モミジが生き生きしています。

 

 

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はりさんも大好きだと言われる百済寺の石段です。

 

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石段の先には仁王門が見えます。

 

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半夏生はまだ葉っぱも白くなっていませんでした。

 

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大きな草鞋の仁王門をくぐります。

 

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本堂の入り口にはまだ綺麗にサツキが咲いてました。

 

撮影日 2023年6月20日

撮影地 湖東三山 百済寺(東近江市百済寺町)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    Nikon D4S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

 

 

上高地予告編

 

昨日上高地の1泊2日の旅から戻りました。

梅雨時で雨が心配でしたが、良い天気に恵まれて清々しい上高地を堪能してきました。

上高地には錫杖さん夫妻に何度も連れてもらっているので、上高地デビューの息子夫婦の案内をすることができました(笑)

今回の上高地でも多くの枚数を撮ってきましたが、現像編集には相当かかりそうです。

写真の整理が出来次第アップしようと思いますが、予告で河童橋付近の夜景をアップしておきます。

 

 

 

 

 

 


湖東三山・百済寺 1(菩提樹の花と新緑)

2023年07月02日 | 神社仏閣

 

3月のショウジョウバカマの撮影から約3ヶ月、6月20日に湖東三山の百済寺へ菩提樹の花の撮影に出かけました。

1昨年は29日で見頃を少し過ぎていたので、今年は10日ほど早く出かけたのですが、

やはり見頃には早過ぎたようで、受付の方は4〜5日後くらいが一番の見頃でしょうとおっしゃってました。

それでも花の下に入って撮影していると甘〜い香りが漂い、見頃を過ぎているよりも早いくらいが良いと感じました。

湖東三山といえば紅葉ですが、この季節は菩提樹の花と境内の緑がとても綺麗で、

参拝者も少なくて境内をゆっくり散策するには良い季節です。

 

本坊の前の菩提樹

この菩提樹の木は、上の本堂のそばにある千年菩提樹の子株です。

本堂脇の千年菩提樹は、信長の焼き討ちの際に菩提樹の木も燃えてしまったのですが、

残っていた根株から蘖(ひこばえ)で何本もの枝が伸びて、今も毎年花を咲かせています。

 

菩提樹の下には萩が咲き始めてました。

 

 

 

まだ蕾が多くて開いていません。

 

 

AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRはトンボの撮影に重宝します。

 

 

菩提樹

(アオイ科シナノキ属の落葉高木。別名はコバノシナノキ。 落葉広葉樹の高木。)

 

釈迦が悟りを開いたときに座っていたのは、インドボダイジュの下でした。

インドボダイジュは、日本で菩提樹と呼ばれているアオイ科シナノキ属の木ではなく、

クワ科イチジク属の熱帯植物です。

寒さに弱いなどの理由で当時の日本では育てられなかったため、

葉の形の似た中国原産のシナノキ属の木が代用として各地の寺に植えられ、

菩提樹と呼ばれるようになったという説が一般的です。

 

 

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萩も綺麗です。

 

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梅雨の中休みで、青空が広がる良い天気でした。

 

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週明けの7月4日(火)〜5日(水)に上高地へ行ってきます。

上高地ホテル白樺荘での一泊です。

梅雨時ですのでお天気はあまり良くないかもしれませんね。

雨さえ降らなければ良いのですが・・・??

 

百済寺の続きは上高地から帰ってからにします。

 

 

撮影日 2023年6月20日

撮影地 湖東三山 百済寺(東近江市百済寺町)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    Nikon D4S

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

 


京都の風鈴寺 (正寿院)3  客殿の猪目窓と天井画

2023年06月13日 | 神社仏閣

 

本堂の風鈴を撮影後にハート形の窓「猪目窓」と天井画が有名な「客殿・則天の間」に来ました。

初めての訪問で猪目窓はてっきり本堂にあるものと思ってましたが、それは道向かいの別棟にありました。

これから夏にかけての土・日などは若い人たちで賑わうのでしょうが、この日は雨の平日でもありほぼ貸切状態でした。

よく似た写真ばかり並べますが、正寿院の客殿の猪目窓と天井画を一気にアップします。

 

 

 

客殿則天の間には猪目窓(いのめまど)と160枚の天井画があります。

この客殿は、自然に身体を委ねて川や風、鳥のさえずりなどの音を聞いて、

私たち人間も我を忘れ、自然の一部であることに気づける場所であってほしいとの願いから、

則天去私の一言から則天の間と名付けられています。

 

 

客殿の入り口にも風鈴がたくさん飾られています。

 

ここへ来た頃には雨がだいぶ強くなりました。

 

 

紫陽花の花手水

 

 

雨に濡れても気持ちよさそうですね。

 

入山時にこのお煎餅がいただけます。

 

雨の青モミジも綺麗です。

 

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300年前描かれた本堂内陣天井画の復興として、多くの日本画家協力のもと、

花と日本の風景をテーマに描かれた160枚の画が客殿の天井をうめつくします。

 

ほぼ私たちだけの貸切状態でした。

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後で来た若い女性の二人連れは畳の上に寝転んで、スマホで天井画を撮影してました。

takayanも超広角で同じように撮影しようか?と思ったのですが・・・後で思えば寝転んで撮影すればよかったと後悔。

 

私たちがいる間に来られたのは二組4人だけでした。

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息子のNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sを借りて撮影してみた

 

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takayanのAFS NIKKOR 14-24mm F2.8G EDよりも軽くて写りも素晴らしいレンズです。

 

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これはなんという字なのか・・・「龍」でしょうかね

京都の風鈴寺を終わります。

また来年の夏や季節を変えても訪ねてみたいです。

 

撮影日 2023年6月6日

撮影地 京都の風鈴寺・正寿院(京都府綴喜郡宇治田原町奥山田)

機 材 Nikon Z9

    Nikon D4SNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

    AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF ED


京都の風鈴寺 (正寿院) 2

2023年06月12日 | 神社仏閣

 

6月6日の京都の風鈴寺・宇治田原町奥山田の正寿院の2回目です。

前回はNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sでの撮影でしたが、

今回は本堂前の風鈴をZ9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sでの撮影分です。

FマウントのAFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)も長い間使用し、一番使ったレンズでしたが、

ZマウントのNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sもお気に入りのレンズで、使う機会が多いです。

Z9を使い始めてからは花の撮影や、今回の風鈴もほぼ撮って出しで、色合いもコントラストも良い感じで気に入っています。

軽さを求めてミラーレスのZ9を購入しましたが、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sとのセットでは

D4SやD810とあまり重さは変わらず、相変わらず重いカメラを使っています(笑)

梅雨の雨の中での撮影ですが、傘をささずにカメラもレンズも相当濡れましたが、

少々の雨なら防塵・防滴仕様のボディとレンズですのであまり気にもせずに撮影しました。

もちろん帰宅後はメンテをし、防湿庫に入れての保管ですのでカビなどの心配もないと思います。

 

 

風鈴は厄除け

風鈴の原型は、お寺に吊るされている、「風鐸(ふうたく)」という青銅製の鈴で、カランカランとやや鈍い音がします。

これは厄除け・魔除けの意で付けられており、この音が聞こえる範囲は聖域であることを表し、災いが起こらないと考えられています。

この風鐸が風鈴となり、もともと備わっている厄除けの意と共に、

チリンチリンと涼しい音を奏で暑い夏を払う、日本人にはかかせない涼しの風情となりました。(正寿院HPより)

 

 

雨の雫と風鈴の絵も良い感じです。

スマホで撮影されていたお嬢さんは傘を差しながらの撮影でした。(f3.5での撮影)

 

 

 

少し雨も写っています。

 

 

 

 

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このレンズも柔らかなボケ味ですが、息子が使っているNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sには敵いません(笑)

先日長谷寺へお参りした際に、同じZ9を持っていたカメラマンに声をかけられました。

Z9にtakayanと同じスモールリグのL型ブラケットを装着されていて、全く同じですねと気軽に話しかけられました。

浴衣を着たモデルさんとご一緒で、レンズはNIKKOR Z 85mm f/1.2 Sでした。

ファインダーを覗かせてもらいましが、ポートレには最高のレンズですが高いレンズです(笑)

takayanは40年前のAi Nikkor 85mm F1.4Sを今も残していて、時々Z9でもオールドニッコールを使ったりしています。

 

 

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次回からは猪目窓(いのめまど)と160枚の天井画がのある客殿の風景です。

 

 

撮影日 2023年6月6日

撮影地 京都の風鈴寺・正寿院(京都府綴喜郡宇治田原町奥山田)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S


京都の風鈴寺 (正寿院) 1

2023年06月11日 | 神社仏閣

 

6月6日の雨の日、京都府綴喜郡宇治田原町にある、高野山真言宗の正寿院へ出かけました。

京都の風鈴寺として夏にかけて境内には二千個の風鈴が飾られて、風鈴まつりが行われます。

また道向かいにある別棟の客殿(則天の間)には猪目窓というハート形の窓があり、

インスタ映えするとの口コミで、若い女性に人気のお寺となっています。

自宅から30分余りで行ける近い所で、以前女優の黒木華さんがTV番組で訪れていた放送を見て

一度行ってみたいと思っていた寺院でした。

この日は生憎の雨模様でしたが、息子がNikon Z8を購入したので、テスト撮影を兼ねて

風鈴寺の正寿院へ行っってみようと言うことで、午後から4人で出掛けました。

昨年末からカメラを始めた息子夫婦は、Z9、Z6Ⅱ、Zfcを使っていたのですが、

先月26日にNikon Z8が発売され、Z6ⅡをZ8に買い換えました。

Z9に比べて本当に軽く、グリップの形状もよくできていて使いやすいカメラだと感じました。

 

 

慈眼山(じげんざん)正寿院

正寿院は、京都府綴喜郡宇治田原町にある高野山真言宗の寺院です。

創建は800年前、鎌倉時代に飯尾山医王教寺(養老元年717年創建、現在は廃寺)塔頭寺院として建立。

夏季に開催される風鈴まつりが有名で、京都の風鈴寺とも呼ばれています。

客殿(則天の間)にある猪目窓と言われるハート形の窓や天井画が知られていて、

インスタ映えすると言うことで、若い人たちにも人気があるようです。

 

 

本堂の前に飾られた色とりどりの風鈴

 

中にはこの季節らしい紫陽花

ネットの写真を見ているとヒマワリもあるので、夏には交換されるのでしょうね。

 

 

風鈴といえば夏の青空が一番似合うのでしょうが、この日は生憎の雨でした。

 

 

 

 

 

雨の日の風鈴も趣があり良い感じです。

 

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風鈴の中の紫陽花はもちろん造花ですが、雨の日によくマッチします。

 

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鉢植えの紫陽花です。

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地蔵堂の前に結ばれた叶紐(かのうひも)

結び目が口と十になっており、叶という字になることから縁起の良い結びと伝わっています。

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本堂にお参り

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本堂からの庭園の風景

 

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綺麗な襖絵でした。

 

次回はNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sで撮影した風鈴です。

 

 

撮影日 2023年6月6日

撮影地 京都の風鈴寺。正寿院(京都府綴喜郡宇治田原町奥山田)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S