そろそろ紫陽花の頼りも届き始め、間もなく関西も梅雨入りを迎えますね。しばらく撮影を止めて休養してましたので、久しぶりの更新です。
ビラデスト今津のホーページの情報では、平池の杜若は3〜4分咲きとの事。やはり今年の開花は少し早いようです。
今日は大戸川発電所付近で見かけたキセキレイをアップします。撮影は5月20日で、この日は午後から破竹採りにでかけました。
その時、大戸川発電所付近の河原でキセキレイを見つけ、カメラを取りに自宅へ戻り、再度出かけました。
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大戸川発電所
大戸川は、滋賀県甲賀市信楽町から大津市南部を流下 し、琵琶湖の下流・瀬田川に注ぐ流域面積190k㎡、流路延長 38kmの一級河川、滋賀県で6番目に大きな川です。
明治40年(1907年)頃、当時の大津市長・田村善七は、豊 富な大戸川の水利に目をつけ、大戸川沿いの上 田 上 (かみたなかみ)村(現大 津市)で水力発電事業を始めたが、
資金難等により京都電燈 株式会社(社長・大沢善助)に権利を譲渡した。
京都電燈は 明治42年6月より牧発電所の建設に着手、明治44年1月、出 力1600kwで運転を開始した。
牧発電所は京都電燈の筆頭発電所として「京都電燈のドル 箱」的存在であった。
発電所が完成した後は、京都からの送 電を中止し、大津市をはじめ滋賀、栗太、野洲の各郡の市町 村に供給するようになった。
その後、幾多の変遷を経て、昭和26年(1951年)5月、関 西電力に引継がれ、大戸川発電所と改名された。
昭和50年2 月には無人化され、平成11年12月からは甲賀制御所の遠隔監 視制御となり、
平成19年11月に滋賀給電制御所に監視制御 を統合され、現在に至っている。
琵琶湖周辺には、21の水力発電所が建設され、13発電所 が現在も稼動中である。
大戸川発電所はその中で最も古く、 約100年以上ににわたり滋賀 県内に電力を供給している。
赤レンガ造りで、随所に装飾があり、温かみのある建物。
部分的に補修する程度で保 存され、100年近い歳月を感じさせないモダンな雰囲気を保っている。
土木学会選定 「現存する重要な土木遺産2800選」Aランクに選定されている。
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丸い窓は、当初に送電線を通していたそうです。
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地元では今でも牧の発電所と呼んでます。
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発電所横の川沿いはよく通る道路ですが、大戸川発電所がこんなに歴史があるとは思っていませんでした。
発電所の前は道路の付替え工事が行われていて工事中です。現在とは反対側に新しい道路が出来るようです。
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発電所の前ではあゆ・にじます・あまごが放流され釣り場となっています。
昨年の鮎の解禁日は7月1日だったようですが、釣りをしないtakayanは詳しくは知りません。
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しばらく川辺りで待っていると、キセキレイが現れました。
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この水の丸ボケは、AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRのフレネルレンズ特有のボケ具合でしょうか?
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キセキレイは、自宅付近であまり見かけない鳥です。
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向こう岸に行きました。大幅にトリミングしています。
フルサイズの500mmでは到底無理な距離ですね。
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小さな虫を捕まえました。
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撮影日 5月20日
撮影地 大戸川発電所付近(大津市牧)
機 材 Nikon D4S
Nikon D810
AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
TC-17E2